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ホームセンターへちょっとした遠出

 久々にちょっと遠くのホームセンターまで買い物に行った。独り自転車を漕いで。目的は堆肥を作るための大きな容器を買うため。この前インターネットで購入した物は満足のゆく物ではなかったので、自分のこの目で見て、触って確かめてから買いたかった。ベランダでの園芸は縮小傾向なのだが、こういうところに行くと、せっかくの機会なので何か買いたくなる。化成肥料を1 kg、それからパセリの苗を買った。パセリの苗なんて安い物でたったの73円である。
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親子で珠算

 息子とともにほぼ毎日、珠算の練習を積んできた。10級の問題集から始め、9級、そして今は8級の問題集の半分を超えたくらい。しつこく同じような訓練を繰り返す。慣れてきたので、2日に1回くらいのペースに落としている。息子はどれも9割程度の正答率だろうか。同じような手続きの繰り返しなのになぜ間違えるのだろう。息子よりやや成績はいいと思っているが、もちろん僕も間違える。確かに人間は時々間違えるのだ。その一方で、9割という正答率もなかなかである。特に息子の割り算の正答率は高いような印象を持っている。奴が昼、独りで取り組み、僕が夜に自分で弾いて答え合わせ。正解を見ず、親子で出した答えが合っていれば良しとし、合っていなければどっちが間違えたかを再計算によって確認。息子も同じ動作によって珠を弾いてこの答えを出しているのかと思いながら。

レナードの朝

 映画『レナードの朝』の朝を見た。オリジナル作品のタイトルはAwakenings、アカデミー賞にノミネートされたものの、受賞には至らなかったようだ。研究という側面からぜひ見たいと思っていた映画だが、その辺りに関しては特に感銘を受けるようなことはなかった。しかしながら、この映画の主張はそんなところにはなかった。Dr. Sayerは最後に言っている。human spirit、つまりwork、play、friendship、そしてfamilyがpowerfulで重要、こんな簡単なことが忘れられていると。human spiritと言われても難しいが、僕にとってのwork、play、friendship、familyとはと考えると具体的である。

男の子の絵

 性差に関する講演を聴いたのだが、その中で絵について興味深いことを言っていた。女の子の描く絵と男の子の描く絵の違いである。女の子は人を取り上げることが多く、色を使って華やかに仕上げる一方、男の子は車などの乗り物を色を使わずに描く傾向があると。絵心などない日々を送っているが、これにはなんか納得してしまった。僕自身が、色を付ける手を抜いているだけかと思っていたが、けっこう白黒の絵が好きなのである。子供の頃、テレビ朝日がやっていた何かに、葉書の裏に絵を描いて送ったことがある。入選作品を見て驚いてしまったが、どれも色鮮やかな作品であった。僕が送ったのは普通の鉛筆一本で描いた絵だった。息子もそんな感じのようで、教室の後ろに飾られている絵日記で、色鮮やかでないのは息子を含め数人だけだった。

甲子園につれていってね

 息子が担任の先生に何を言ったのか、野球の強い都立高校の名前が書かれたメモをもらったらしい。そこには「甲子園につれていってね」などとメッセージが、それにイラストまで添えられている。そこそこ野球好きでなければこんなことはしてくれないだろう。僕が子供の頃は毎日のように友達と野球をして遊んでいたような気がする。当時、特に危険だとは思わなかった。息子も学校の休み時間にやっているらしいが、まさか軟球ではできまい。今や野球チームに入りでもしない限り、友達と野球をやって遊ぶなどという光景は存在しえない。
b20170523

エリック・カールの絵

 通勤途上、近くの美術館で開催されているエリック・カール展なるものの看板があちこちに出ている。エリック・カール、どこかで聞いたことがあるような名前だが、はて誰だったか。それにその特徴的な絵も、どこかで見たことがある。そんなに悪い印象の絵ではない。後日、新聞を眺めていて「そうか」と思い出した。『はらぺこあおむし』だ。特別な感銘を受けるような絵本ではないように思われるが、あれほど国内で広く知られている絵本はないだろう。世界的にも有名なのか。ドイツ系の米国人らしい。
b20170522

オイオトシを見逃す

 囲碁のオンライン対局は週末に1回と決めているのだが、きのうは圧倒的に優勢だったが相手に逃げられた。フランス語使いだから、フランス人か、ベルギー、スイス、ケベック、あるいはアフリカか。それはともかく、今日ももう1局やることに。格下相手だったので、いい感じで進み、左下隅の星に左辺からかかって三々に入り、活きることができた。その後、相手が1の一に打ってきたのでつられて2の一を抑えてしまったが、その直後に思った。もっといい手があったのではないかと。対局後に検討してみると、オイオトシができたではないか。時間があるなら、落ちつて考えてから打たないと。
b20170521

息子の担任の先生

 いい感じの若い男の先生だったが、息子の担任は転出してしまった。この4月から、クラス替えもあり、新しい担任は若い女性とのこと。土曜日の今日、学校公開だったので様子を見に行ってみた。予想以上に若い。後で聞いて知ったが、1年目とのこと。確かに大学出たてと思われる若さだ。算数の授業で 38 - 15 をどのように解くか、いろいろと方法を編み出してノートに書けというようなことをやっていた。後ろの壁には足し算で息子が取った方法が貼られていた。今日もあれこれ考え、楽しく授業を受けているようで安心した。先生は忙しそうに教室の中をあちこち歩き回っている。2時間目は生活科でミニトマトの苗の移植。土の中に虫を見つけ、息子に知らせたら、先生に「パパが見つけた」とか言ってしまい、ちゃんと挨拶する前に父親であることがばれてしまった。3時間目は国語。迷子のアナウンス文を作ってみんなの前で発表するというもの。運良く、息子も当たり、発表していた。もっとうまくできるだろうと思いつつも、自分が子供だった頃よりはましかもしれないなどとも思った。どれもなかなかいい授業だった。若い女性と聞いていた担任の先生を実際に見て、不安は和らいだ。ぜひ子供たちとの関わりを楽しんでやってもらいたい。

マカロニのアラビアータ

 マカロニのアラビアータを作ってみた。ケチャップを使えば簡単にできそうだ。200 gのマカロニがあったのでこれで4人分。自分としては予想以上のでき。スパゲティなら100 gぐらい余裕で食べられるので、やや少なめかと思ったが、子供達は多いと言い、残した。中空のマカロニで嵩が大きいように見えるだけで、決して多いわけではないのだが。まあ、超偏食な子供達はともかく、また作ってみよう。今度はスパゲティで。

娘のバジル

 娘が種を蒔いたバジルはたくさん芽を出した。次々と発芽するので、あちこちで育てようと、職場にも持って行ったりしたのだが、移植はことごとく失敗。けっきょく残ったのは一株だけ。時々、料理に使ったが、豊作というような感じではなかった。花は咲いたが、弱々しい株なので種が採れるのか疑問である。日本では一年草扱いであるが、実は多年草とのこと。この春、息を吹き返してくれるだろうか。

光ファイバでネットワークに接続できない

 Dell PowerEdge T630にopenSUSE Leap 42.2をインストールしたのだが、困ったことに10GBASE-SRのインターフェース設定ファイルができないので、光ファイバでネットワークに接続できない。p3p2等のインターフェース名とそれに相当する物理アドレスは多数見えるのだが、何が悪いのか。そのどれが10GBASE-SRのアダプタに対応するのか。困ったことにアダプタの箱を捨ててしまった。そこにベンダ名や物理アドレスが書いてあったはずで、せめて確認したかった。強引に設定ファイルを作ってみてもつながらない。Red Hat系のLinuxならこんな問題は起こらなかったのだが。

大学生に学会発表のテーマを提案

 現在、月に何回かアルバイトで研究室に来てくれている大学生が二人いる。彼女たちだけが現在の僕の研究室のメンバーである。その二人は双子の姉妹、しかも一卵性双生児である。似ているんだろうが、個々に話す機会は多々あり、僕から見れば外見も性格も違いは明確に認識できる。それはさておき、年末に神戸で学会があるから二人それぞれ別なテーマで発表しないかと振ってみた。旅費は研究費から払うと。興味を持ってくれたので、それぞれに考えていたテーマを提案した。二人ともやる気を見せてくれたが、ちゃんと進むだろうか。演題登録は4ヵ月後である。

openSUSEをインストール

 これまでLinuxは、FedoraやCentOSなどRed Hat系のディストリビューションを使ってきた。Debian系も使ったことはあったが、ほとんど触れたことがなかったのがSlackware系。今回、研究所に新たなファイルサーバが導入されることになり、openSUSEを入れてみることにした。CentOSにしておけば無難なのだが、これで仕事をするにしては冒険的な選択である。SATAが18個でRAID 5を組んだ。カスタムでパーティションを作るのに時間がかかり厄介だったが、比較的スムーズに入れることができた。rootのパスワードを設定する機会がなく戸惑ったが、最初に作ったアカウントがrootに相当するのか。sshd起動、ファイアウォール使用、sshdのポートを解放。なぜかネットワーク設定ができておらず、インストールしたopenSUSEを起動させ、コンソールからいくつかの関連ファイルを編集して手動で設定した。GNOMEをインストールしたもののランレベルを3にしたらなぜかデスクトップ環境に移行できない等々、問題は多々ある。これから一つ一つ解決して行かなければならないが、この新鮮味はわくわくさせられる。
b20170303

速算術入門

 引越しで、日々目にしない物があれこれと出てくる。そんな中に波多朝という著者による『速算術入門』という本があった。1974年第1版発行、これは1990年第21版と書かれているので、確か大学生の時に買った本である。最初は補数を使って計算というものだが、読んだ記憶が全くない。大学生協で買い、本棚に並べておいた記憶はわずかにある。捨てるにしても、一読してから捨てようと少しずつ読み進め、ようやく読み終えた。最後の方では 897 × 992 = 889824 という計算が素早く、暗算でできるようになる。全ての計算に適用できるわけではないのだが、意外と多くが工夫して容易に計算できるというのがこの著者の主張である。まあ今は計算機が計算するのでありがたみはないかもしれない。でも、買った時に読んでいたら、人生は大きく変わっていたかもしれないなんて考えさせられる一冊だった。せっかくの機会なので、ここに計算法のいくつかを紹介しておく。第1章は補数を使って計算しよう。8や9など大きな数字が並んだ減法は補数を求めて加法に変えて計算。第2章はたし算と引き算の速算。300や400などに近い数の加減法も補数の考え方を利用して計算。第3章はかけ算の速算I。5をかける代わりに2で割って10倍、25をかける代わりに4で割って100倍、125をかけるかかわりに8で割って1000倍。言われれば当たり前なのだが、日々の生活で使いこなせていたかは疑問。100や1000などに近い数をかける場合は加減法に直すことが可能。300や400などに近い数をかける場合は簡単なかけ算と加減法に直すことが可能。第4章はわり算の速算。5でわる代わりに2倍して10でわる、25でわる代わりに4倍して100でわる、125でわる代わりに8倍して1000でわる。わり算の筆算の簡単な方法が紹介されていて、なるほどと楽しみながら問題を解いてみたものの、今になって思い返すとあまり頭に入っていないし、使う機会もないのでここでの紹介は省略。第5章は平均を求めよう。平均値に最も近いと思われる数を基準原点とするというやり方で、当たり前。第6章は九去法による験算。九去法、全く知らなかった。いや中学生の頃に習ったかもしれないが、使ったことがない。かなり便利なのだが、今や大人に至っては験算する機会がないから使い物にならない。今度、子供達に教えてやろう。紹介する価値があるのでここに記しておく。加法は、たされる数、たす数、和のそれぞれで1桁の数字のたし算を9を取り除きながら行って、0以上9未満の数字にしてさらにたし算をして一致を確認。減法も同様、必要に応じて9をたしてから減法、あるいはたし算に変えて確認。乗法も同様、かけられる数とかける数のたし算の結果をかけて比較し確認。除法、余りのある除法も同様にできるが、乗法に直して確認した方が分かり易いか。小数点に関係ないので、少数でも使える。第7章はかけ算の速算II、けっこう読み応えがある。10位が同じで、1位の和が10である2桁どうしの乗法の計算法は有名だが、10位だけでなく10位以上が同じでも、さらには1位の和が10に近い場合でも応用可能。それから1位が同じで10位の和が10である2数の乗法は、10位の2数をかけて1位の数値をたし1000位と100位とし、1位の2数をかけた値を10位と1位とする。11から19の平方はマル暗記すべき。100に近い数の平方を求めるのに便利なのは (a + x)(a - x) + x^2 = a^2, a + x = 100とおくと a^2 = (a - x) * 100 + x^2, a - x = 100 とおくと a^2 = (a + x) * 100 + x^2 というもので、例えば93^2は、93は100より7少ないから 93 - 7 = 86 とし、7^2 = 49 で8649。89^2は 89 - 11 = 78 で 11^2 = 121 だから7921。114^2は 114 + 14 = 128 で 14^2 = 196 だから12996。1027^2は 1027 + 27 = 1054 、27^2 = 729 で1054729。985^2は 985 - 15 = 970、15^2 = 225 で970225。平方が容易に求められるのは、1位が5である2けたの数、10位が5である2けたの数、11から19、100, 1000, 10000に近い数の平方。さらに冒頭に挙げたように100や1000に近い2数の積は (x - a)(x - b) = x(x - a - b) + ab を利用するとさっと解ける。

メモリとハードディスクの増設

 1年も前から計画されていたHA8000/RS210クラスタのメモリとハードディスクの増設作業が始まった。特にハードディスクの方は、これまで900 GBの2.5インチSASが4個だったのだが、2個増やし、さらにDVDドライブを取り外してもう2個、合計8個にしてRAID 5をRAID 0に組み直し、システムのリカバリをしてもらう。これを何ノードも。並行してできるかと思ったら、DVDドライブが外付けになってしまうため、1個しかなく、予想外に時間がかかるとのこと。そりゃそうだ。SASが8本のRAID 0、かなりの高速化が期待できる。その一方、ディスクが壊れないことをせつに祈るばかりである。

母方の祖父と久々の再会

 きのうの明け方、夢の中で母方の祖父に会った。父方の祖父母に比べ稀なことで、心温まる夢だった。母は登場しなかったが、存命している伯母、叔父とともに、けっこうよぼよぼではあったが、何だったか会話することができた。祖父が亡くなってから20年以上が経つが、墓参りに行ったことがない。おそらく、幼い頃に行ったことのある祖母と同じ墓だと思うのでが、どこにあるのか分からない。今度帰省したら、母から聞いておかねばならぬ。

父親として知っておきたい理科の常識

 図書館でふと『父親として知っておきたい理科の常識』なんていうタイトルを目にした。理科の常識ならたいていはカバーしているだろうが少しは漏れがあるかもしれないと、借りて来て、通勤電車の中で読んでみた。父親と子供の対話形式で、その専門書っぽくないの文体が、それから「父親として」という言葉にネガティブな印象を持ったが、内容はしっかりしており、大学は理学部を卒業し、博士号まで取った僕にとっても読み応えのある一冊だった。世の中の父親のいったいどれだけがこの本の価値を認識できるだろう。恥ずかしながら、僕が知らないこともけっこうたくさん書かれていて、予想以上に勉強になった。科学や技術の根本的なところに興味のある人には、父親に限らず、ぜひ読んでもらいたい本だと思う。著者は目時伸哉。数学が専門と思われるが、数学については書かれていない。天文・地学、電気通信、電気・磁気、食品化学、人体、天文、物理、化学、遺伝の9つに分かれており、それぞれ、春分の日の昼夜の長さ、テレビの仕組み、非接触型ICカードの仕組み、納豆のγ-ポリグルタミン酸とフルクタン、風邪の原因ウィルスの種類、閏月の決め方、食べ物のカロリー計算、補色による金色の説明などなど。最後の遺伝に関しては自分の専門分野だが、記憶の種類や分類について書かれており、興味深かった一つ一つもっと詳細に書き留めておきたいところだがまたの機会にする。

真珠湾攻撃から75年

 先月28日、安倍首相はオバマ大統領とともにオアフ島の真珠湾を訪れ、犠牲者を慰霊した。年末から年明けにかけ、真珠湾攻撃に関連する記事が目に留まる。1941年のことである。僕も両親も生まれてはいなかったが、両祖父母はすでに成人していた。僕の両祖父母も含めその世代の多くの人たちは既に他界しているが、首相の抱擁を受けたという米国の退役軍人は92歳とのこと。生まれる前の遥か昔のことのように思っていたが、ほんの75年前に起こったこと、その戦禍をくぐり抜けた人たちの一部はまだ生きているのである。

スキー場を下るゴンドラに2千円

 娘は4日前にも滑ったので2回目になるが、娘と息子を連れ、今シーズン初めてのスキー。蔵王温泉スキー場へ。義母の車を借り、市内から45分だったから道が空いていれば1時間かからないようだ。人生で4回目となる息子は、山形蔵王は初。4時間券を買い、蔵王スカイケーブルで上へ、そしてダイヤモンドバレーで滑った。雪が少ないらしいがこの辺りなら問題はなかった。しかし天気はいいとは言えず、息子はもう帰りたいなどと言う。お前のために来たようなものなのだから4時間たっぷり頑張ってもらわなければ困る。休憩無しのぶっ続け練習のつもりだったが、寒いので温かい物でも飲もうと一度だけ休んだ。娘と僕はココアを頼んだが、得体の知れない物を口にしない息子は冷たいオレンジジュース。それも、手がかじかんでいたのかコップを倒して半分くらいこぼしてしまった。さあ残り時間、目一杯滑ろう、あともう1本行けると多少無理して頑張った。息子も辛かっただろうが頑張り、けっこう上手になった。今回までストック無し、プルークボーゲンを徹底的に練習させたが、次回からストックも借りようと約束した。さあ、あとは高鳥コースを下るだけ。と思っていたら、なんと雪不足で閉鎖されていた。娘と僕だけなら迂回してなんとかなるかもしれなかったが、ボーゲンしかできず、スキーを履いて歩くのに慣れていない息子には無理。ゴンドラで降りるしか手はないらしい。が、4時間券は切れている。一か八かで頼んでみたが駄目だった。大人2人と子供1人で2千円。上るならまだしもスキー場を降るゴンドラ。下調べを怠り、欲張った結果がこれだ。スキーを返し、親子3人、反省しつつ、遅い昼食となる温かいラーメンを食べた。

伊達の黒船

 帰省の度に楽しみにしている『酔って候』、今回は3編目の『伊達の黒船』を読んだ。伊達とは仙台藩のではなく、四賢侯に数えられる宇和島藩主伊達宗城の方であろう。冒頭には宇和島城下で暮らす貧乏臭い、苗字を持たぬ嘉蔵という四十代の男が出てくる。この男、いかにも胡散臭い。全4編に渡って喜劇がテーマになっているらしいので、こいつが何かやらかすのか。それにしても町人以下である裏借家人、平人としては最下級の男を持ち出すとは。司馬の脚色もあろうが、最初はたいへんな笑い話になるのではないかと変な期待を持ってしまった。そして宗城が登場する。これまで最も馴染みの薄い四賢侯だったが、この短編を読むだけでも宗城の様子がよく分かる。ひどく親切で大名家の調停などをすることによりかなりの社交能力を持っていたらしい。黒船を作れないものかということで、例の嘉蔵に話が回ってくるわけだが、まさかまさか、蒸気機関を作り上げるに至るとは。手が器用なだけで、読み書きはできたのか。オランダ語など知る由もない。そんな中年男が多くの侍に見下されながらも、数人からの理解と期待を受け、どうれだけの勉強を積み重ねたのか。船が動いた時の感動と狂気は、不覚にも小便を漏らしてしまうほどだったなどと書かれている。前原と名乗り、九俵をもらうようになった。幕末にそんな中年男がいた。

セラミクス包丁の寿命

 リンゴを切っていたら、なんと長年愛用していたセラミクス製の包丁の刃が大きく破損してしまった。欠けた刃はリンゴの芯のところに挟まっていた。リンゴの芯、大して硬くはないのに、そんな物で欠けるのか。プラスチックとかなら劣化するだろうが、セラミクスも劣化するのか。そうは思っていなかったが、セラミクスには無数の微小な亀裂とかがあり、その蓄積で、長期間使っていると壊れやすくなることはあるようだ。なるほど。残念だが、リンゴの芯でやられてしまうとは寿命だったのだろう。これまでありがとう。またセラミクスの包丁を買おうと思っている。
b20161219

教育漢字の書き順

 風呂場に小学校一年生で勉強する漢字のポスターが貼ってある。息子と一緒に、背中に指で書いた漢字を当てるクイズをしたりして遊んでいる。その中でおやっと思ったことがある。「上」という漢字の書き順である。僕は横棒から書いていたのだが、そのポスターには縦棒に1が振られている。息子もそう習ったと言う。えっ、まさか、ずっと誤った書き順で書いていたのか。そんな超基本的な漢字を。しかしポスターに書かれていることや息子の言うことを鵜呑みにするような僕ではない。ネットであれこれ調べてみると、どうやら小学生に教える書き順は昔とは変わっているものがあるらしい。特に「上」に関してはいろいろ意見はあったようだが、縦棒から引いた方が左右のバランスが取りやすいと。なるほど、なるほど。別に僕がそれに従う必要はないと思うが、そんな見直しがなされていたとは驚いた。しかし似た「土」は横棒からのようである。

iPhoneのスピードガン

 C球で息子はけっこういい球(たま)を投げるようになり、何キロかとしきりに自分の球速を知りたがる。大谷が2ヶ月ほど前に日本最高速165 km/hを出し、影響を受けたのだろう。娘がiPhoneのアプリでスピードガンのようなものがあるような気がすると言うので探してインストールしてみた。使い方を理解するまでしばらく時間がかかったが、次のような仕組みである。まず、投げる距離をcmの解像度で入力。実は、この距離の入力方法が馴染めず、最初は何をすればいいのかまったく分からなかった。そして投げてから飛んでいる間だけiPhoneの画面にタッチし、指を離し、その短い時間から球速を測定するというわけである。なるほど。そしてそこそこの値が出るのだ。今日はメジャーを持ってグラウンドに行き、実際にC球を投げさせ、何度か測ってみた。最高は49 km/hであったが、信じていいのだろうか。

コンピュータ・リテラシー

 先日、父がGoogle Driveの使い方について何度も何度も電話をかけてきた。あれこれ自分で試せば何とかならないものではないと思うのだが。やっかいなのは、それが父が始めた自分の事業と直結していることである。これまでそんなにコンピュータを扱ったことがなく、つまりコンピュータ・リテラシーの低い父が、自分の仕事に使い始め、分からないと僕のところに問い合わせがくる。困ったことだ。とはいえ、パソコン無しでは契約書一通も作れず、仕事にならないようだ。

プログラミングの勉強会

 学会と年末の忙しさで中断していたPythonの勉強会を再開した。これまで2人でやっていたが、やる気のありそうなもう一人を加えて3人で。人数が増えると日程を合わせるのがたいへんではあるものの、より進みそうである。もう少し参加人数を募ってみたいと思う。それにしても最近のPython人気は本当に無視できなくなってきた。

満開のヒマラヤザクラ

 ちょうど1週間前は咲き始めたばかりだったが、今日行ってみると満開。戸越公園のヒマラヤザクラである。春どころか、これから冬というのに桜の花が咲く。みんなが花見だの何だの騒ぐずっと前にこそっと桜の花を楽しむ、ちょっとした幸せである。先週も今日も、サッカーの練習に自転車で連れて行ってやると息子を誘っての寄り道。のんびり写真を撮っていると息子から「練習に遅れる」と急かされる。花よりサッカー、健全な男の子だ。
b20161211

文章題を音読

 息子に算数の文章題を解かせる時には音読させる。本人に問題の意味を正確に理解してもらいたいだけでなく、わきにいる僕が理解するためにも。いつもそうなのだが、息子は書かれている通りに読まない。自分でてきとうに推測して読んでしまうのか。一字一句違わずに追って声に出せばいいだけのものなのに、それができない。そして自分勝手に解釈してしまうのだ。これは一般的なことなのか。何度言ってもそうだから腹が立ってきて怒鳴り、しまいには泣き出してしまう。しっかり考えてもらいたかったのにそんな状態ではなくなる。実は、かつての自分もそうだったのだろうか。小学校低学年の頃は文章題が苦手だったような記憶がある。母親からは「お前は文章題が苦手だから」とよく言われていた。

右巻きと左巻き

 AMED、日本医療研究開発機構から送られてきたメールに「2重らせんが逆巻きであったのでお詫びして訂正いたします」という文面があり目を引いた。残念ながら僕は修正前のそのポスターを見ることはできなかったが、依頼されたイラストレータが適当に二重螺旋を描いてしまったのか。それにしても、逆巻だと指摘した人がいたというのが楽しい。DNAの図を見る機会が多ければなんとなく向きは分かるだろうから、確かに不自然に感じたのかもしれないが、僕がそのポスターを見たとしてどう思ったことか。一般的な二本鎖DNAは右巻きか左巻きか、そんなことを調べてみたら、この表現がいかに曖昧かということを知った。手元の広辞苑を見ると右回り、左回り、時計回りという見出語があるが、これらを巻く方向に当てはめてしまうと巻いて行く向きに対してどう見るかによって逆になるので正確な状況を伝えることができない。英語ではright-handedやleft-handedが使われるらしい。なるほど、日本語で言えば右手あるいは左手でやや違和感があるもののこっちの方がいい。DNA、アサガオの蔓、右螺子はどれもright-handed、右手、つまり、親指が向く上に進んで巻いて行くとすると残り4本の指がそうであるように軸の向こう側から左側を通って手前にくる。覚えておこう。

新珠算検定試験練習問題集10級編

 息子に『新珠算検定試験練習問題集』という冊子を買ってやり、二人で一緒に取り組み始めた。10級は簡単過ぎるような気もしたが、急がば回れで基礎的なところからじっくり取り組んでおかないと後から苦労するかもしれないし、最初は気楽にやった方がいいとの判断で10級編からのスタートとした。やるごとに計算速度は上がっているので、やはり10級編で良かったと思われる。大きくても2桁までの簡単な加減算で、まだまだ圧倒的に僕の方が速く、かつ正確である。そこに、さらに簡単な暗算の問題も付いている。通常の暗算でやれば馬鹿みたいに単純な問題だが、これはそろばんの珠を頭の中に思い描いて動かして結果を出さなければならないはず。そうでもしないと、もっと難しい暗算になった場合の練習にならない。これがけっこう難しく、息子と競うと負けてしまう。こういうのは幼い子供の方が得意なのか、それとも息子はそろばんなど無関係に普通の暗算で答えを出しているのか。まあとにかく、少しずつでも進めて親子でこの一冊をやり遂げよう。

古代への情熱

 シュリーマンの日本訪問から150年とかで、新聞などで何度かその名を目にした。シュリーマンと言えば『古代への情熱』、中学生の頃、宿題で読まされた。トロイの遺跡を掘り当てたこと、そして彼の類稀な語学力については未だに記憶に残っている。しかしそれだけだったのか。30年前に読んで感銘を受けた本を大人になって読み返すとはどんなものか。そんなわけで図書館で借りて読んでみた。薄っぺらい本だが、ページごとにけっこう字が詰まっており、意外と時間がかかる。それに世界史の知識に乏しいと書かれていることを把握し楽しむのはなかなか困難だ。最低限抑えておきたいこととしては、シュリーマンはエーゲ海に面したトルコ北西部ヒサルリクの丘にてトロイアを見つけ出したこと、滅亡したのは紀元前1500年から紀元前1000年頃のことか、さらにトロイアを滅ぼしたミュケーナイをギリシャにて発見しアガメムノンのマスクなどが有名なこと、そのミューケーナイも紀元前1000年頃までに滅ぼされていること。この本を読むまで、ギリシアとトルコが向かい合っているという地理的な位置関係さえ曖昧だった。とは言えやはり、注目すべきは10を優に超える外国語を自由自在に操った彼の勉強法である。「私はどんな言語でもその習得を著しく容易にする方法を編み出したのである。その方法は簡単なもので、まず次のようなことをするのだ。」とある。大きな声でたくさん音読、ちょっとした翻訳、毎日一回は授業を受ける、興味のある対象について作文、それを先生の指導により訂正してもらう、直された文章を暗記し暗誦する、よい発音を身につけるために説教などを聞きながらその一語一語を小さな声で真似る、手に本を持って少しでも暗記する、どんなに短い時間でも活用、ついでに記憶力は夜の方が集中しやすいので寝る前に反復練習をする。このような猛烈な勉強を辛抱強く続けることで、ポルトガル語などを習得する頃には6週間もかからずに流暢に話したり書いたりできるようになったという。収入の半分を勉強に費やしたという事実も忘れてはならない。英語一つでさえここまでできるかどうか怪しいのだが。どれも印欧語族ばかりで、可能と言えば可能なのかもしれないが、清や日本にも来たのだから、ぜひ中国語や日本語も勉強してもらいたかった。シュリーマンなら、どれくらいの期間で習得できるのか。毎日午前3時45分に起床というのも興味深い。訳者のあとがきで初めて知ったが『古代への情熱』には何人もの日本人による翻訳本があるらしい。中学生の頃に読んだのは岩波文庫だったか、何だったか、記憶は曖昧である。それはいいとしてその頃に読んだ内容をすっかり忘れてしまっていたのか、それとも理解できていなかったのか。おそらく後者だと思われる。まだまだ未熟だった30年前の自分と再開できた、そんな再読だった。
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Author:Glires
生物学者の端くれ

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