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国語の授業

 土曜日、息子の授業を見に行った。国語で、参観している親はほんの数名だった。自分が小学校低学年だった頃、国語の授業とはどんなものだったか。思い出すのは容易ではないが、この場にいると確かこんなようなものだったなと懐かしさを覚える。この年頃に最も大切な教科と言ったら国語だろう。先生にはしっかりとやってもらいたいし、息子にもしっかり授業を受けてもらいたい。一人の女の子が「やかましい」なんて言葉を使った発言をし、「うるさい」との違いは何だとみんなで意見を出し合っていた。授業が終わると、先生が僕のところに来て声をかけてくれた。クラスの中でやるべきことに気づき、自ら行動してくれると褒めてくれた。家ではそんなことを感じたことがなかったので、ちょっと驚いた。親は我が子の全部を見ているわけではないのだ。ついでに、国語の授業を楽しませてもらったので「授業、面白かったです」と伝えると妙に喜んでいた。一年目、大学出たての先生、親はみんな年上だし、プレッシャーは小さくないのだろう。
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研究のデータとノート

 別な研究室で何年も前に取得された大量のデータをあさる必要があり、古いハードディスクにアクセスさせてもらった。あるにはあって安心はしたものの、個々のデータがいったい何なのかを知らなければどうにもならない。それらはしっかり記録されているはずとのことで、今度は10冊近くある黄ばみかけた研究ノートも見せてもらった。いつ見に来てもらっても、持って行ってもらっても構わないとのことなのだが、とにかくそのノートには驚かされた。日本人ならば誰が見ても即座に判読できるようなきれいな字で、表のような形式で簡潔にまとめられている。日付だけでなく、統一された番号もついていて、ハードディスク内のデータとの対応も、ものの数分で付きそうだ。丁寧に実験がなされているだけでなく、データ整理にもそうとうな時間を割き、労力を惜しんでいないことが一目瞭然である。久々にいい物を見せてもらった。

ロシア産の赤魚

 焼き魚定食で食べたアコウダイの塩焼きの味が忘れられず、訪れたスーパーマーケット毎にアコウダイを探しているのだが、売られているのを見たことがない。アコウダイはカサゴ目フサカサゴ科メバル属に分類される魚で、棘状の突起が特徴の笠子の一種だと思っている。タイという名が付けられているが、マダイなんかはスズキ目タイ科なので進化系統的にはとてもタイと呼べるような魚ではない。とは言え、カサゴ目はスズキ目に移されるとかそんな話もあるらしい。ともかく最近では漁獲量が減って高級魚とされているとのこと。スーパーには赤魚という魚の粕漬けがけっこうたくさん売られている。ロシア産赤魚粕漬というのを買ってきて、焼いて食べてみたのだが、確かにアコウダイの代替魚になりうる味だ。だいたい、あのアコウダイの塩焼きも、本当にアコウダイだったのか。調べてみるとロシア産の赤魚は、メバル属のアラスカメヌケという魚らしい。アイスランド産はメバル属のタイセイヨウアカウオという魚とのことだ。今度はタイセイヨウアカウオを探して買ってみよう。

運動会のビデオ撮影

 今年も娘の運動会を見に行った。自宅からそのグラウンドまで2時間近くかかるのでちょっとした家族旅行である。息子にここは埼玉県だと伝えると驚いていた。父親としての任務は、高校生となった娘が望んでいるか否かにかかわらず、成長記録を残すこと。つまりビデオ撮影である。撮る必要など無いという意見もあるが、僕としてはやはり撮っておくべきだと信じている。一日中いるのはたいへんなので学年全体のダンスを狙って行った。だいたいの位置を聞いていたが、今年は一瞬たりとも我が子がどこにいるのか確認できなかった。悔しいがとにかく撮影を続けるよりしかたない。そしてダンスは終わってしまった。息子が少しでもいいからサッカーの練習に出たいということで、現地滞在時間は短かった。家に帰って動画を確認すると、娘はなんとか写っていたようでほっとした。毎年、毎年、反省を重ねるが、一向に事態は改善していない。僕自身の動体視力の衰えもあるのかもしれないが、運動会の前には子供達と話して確実な情報を持って撮影に臨まねばならない。

今年のマツタケ

 けっこう大きなマツタケが1,240円で売られていた。カナダ産である。今年はこれを食べてみようと買ってきた。日本産だろうが、韓国産だろうが、中国産だろうが、米国産だろうが僕はそれほど気にならない。マツタケはマツタケだ。やはり松茸ご飯だろう。細く切れば、こんなにも食べられるのかと言うほどの枚数になる。今夜の家族4人の夕食に松茸ご飯を炊いた。少しフライパンで焼いて、塩とスダチをかけて食べてみたが、いい加減に焼くのが難しいので、やはり美味しかったのは松茸ご飯である。カナダ産、全く問題ない。いったいカナダのどこで採れたのだろう。
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万年筆の欠点と利点

 万年筆を使い始めて4ヶ月ちょっとになる。万年筆と言っても150円程度の安い物なのだが、いやいや僕からしてみれば、けっこうしっかりした万年筆である。これまでボールペンに対して持っていた多くの不満を解消してくれる物なのだがいくつか欠点もある。列挙してみる。まず、キャップの開け閉めが面倒なこと。キャップを閉じていないと乾いて使えなくなってしまうので、この点は致し方ない。しばらくの時間使うならばいいのだが、ちょっとした、例えばチェックを入れるだけなどに万年筆を持ち出すのは億劫である。それから、書き始める時に向きを気にしなければならないこと。水性なので水がかかったりするとにじんだり消えてしまうことも重要な欠点か。一方で最大の利点は、硬い机の上などでも、間に何も挟むことなく、強い力を入れずに字を書くことができることだろう。そんなわけで、まだまだ使い続けると思う。職場と自宅に置いてある2本ともまだ壊れそうもないし。

愛用のフライパンを危うく空焚き

 フライパンを洗う時は、まず紙で油汚れなどをきれいに拭き取り、茹で汁や食洗機から排出される湯などを利用して、なるべく洗剤を使わずに洗い、最後にきれいな水道水をそのフライパンで沸騰させてすすぐ。これが僕の洗い方でいい感じで洗うことができるのだが、問題は、他のことに集中し、沸騰させているのを忘れてしまうことだ。昨日は久々に大失敗した。そうだ、沸騰させていたんだと思い出して慌てて台所に戻ると、水に溶けていた炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムなどのミネラルが析出して真っ白になっていた。かろうじてごく少量の水が残っており、空焚き状態にはなっていなかったようで、析出物は簡単に流し去ることができ、フライパンは今まで通り使用可能な状態だった。良かった。しかし危なかった。気をつけねば。いやいや何らかの対応策を取らねば、また同じ失敗を繰り返す。

日本円をビットコインに替えてみる

 仮想通貨ビットコインとは何か。前々から疑問に思い、最低限の情報は抑えてはいたが、やはり自分で手にして使ってみないと実感できない。そう思っていた矢先に消失事件が発生、マウントゴックスの経営破綻、カルプレスCEOは逮捕されるに至る。そんなわけで興味は薄れていたのだが、その間ビットコインは3年で5倍にも急騰し、債権者への満額返済が可能という驚きのニュースが入ってきた。調べてみると1ビットコインは、3年前も2年前も4万円程度、1年前は6万円程度なのだが、急騰はそれ以降のようだ。取引所に登録はしていたのだが、その後本人確認等の手続きをしなければいけなくなったらしい。面倒なので怠っていたが、先月になってようやく手続きをした。目的は投機ではなく、安く買えるうちに買って使って仮想通貨のなんたるかを知ること。とりあえずは10万円を銀行振込で取引所の当座預金の口座に入金し、レートを見ながらタイミングを見計らって自分のiPhoneを操作。こうして初めてビットコインを手にした、というか現金のような実体はないので手で触れられないのだが。0.21072ビットコインだったから、1ビットコインは現在474,563円ということになる。10万円もはたいたのに1ビットコインの5分の1に過ぎない。

囲碁クエストで19路盤

 息子はこれまでiPodのアプリ銀星将棋でよく遊んでいた。無料版だと日に一度しか対局ができず、そのくらいがちょうどいいと思っていたのだが、妻が有償版にして何度でも遊べるようになっている。楽しんでいたのかと思っていたが、実は囲碁の方がやりたいのだと。そこで囲碁クエストを入れて設定してやったのが9月12日だから、あれから3週間。こっちは完全に無料のアプリで、もともと9路盤の対局かと思ったが、今では13路盤だけでなく19路盤でも対局できるらしい。しかしレーティング1250以上が必要。いつになったら到達するかと思っていたが、今日、ついにこの壁を突破したようだ。

サッカークラブの手伝い

 土曜日、息子のサッカークラブの手伝いをした。午後8時前に迎えに行って息子達の練習を見て、一緒に帰るというのが一週間に一度。もちろん見ているよりも自分でやった方が楽しいし、コーチも、親が手伝ってくれると子供も喜ぶということで手伝ったのだが、日曜日、月曜日と軽い筋肉痛で体がだるい。そんなに激しい運動をしたわけではないのだが。最近、とにかく全く運動をしていない。毎朝の階段登りもいつの間にかやめてしまった。生活を改めないと。

本当は嘘つきな統計数字

 統計学に関する読み物を探していいたら、なんか変なタイトルだが『本当は嘘つきな統計数字』という本が目につき、図書館から借りてきて読んでみた。当初の目的からは大きく外れていたが、読む価値のある一冊である。僕自身の人生でこれまでに怪しいと思っていたデータを、みごとにそう説明してくれているから痛快でもあったし、そんなこと、当然で今さらそう強調されなくても分かっているよという軽い不快感もある。著者は有名私立大学の経済学部を出た、僕と同じような年齢の男である。経済学部卒とあって、僕があまり得意でない社会科学的なことに対する説明はありがたい。例えば、国の借金を国民一人当たりで計算した報道をよく耳にするが、この単純計算がいかにおかしいか。そんなことが説明されている。メディアの報道を鵜呑みにするものではない。利益相反のことはもちろん、自然科学の分野にも踏み込んで、提示されているデータがなぜ怪しいか、どうすればより正しい解釈ができるかまで著者なりの意見が示されている。僕の専門分野にも入り込んで解説しておりびっくりさせられたが、理解や主張に外れたところがあるようには感じられず、この点からも好印象だった。「人間は無意識のうちに、自分がそうあってほしいと願う情報、あるいは自分の信念に合致する情報を選び、自分が否定したい情報や自分にとって都合の悪い情報を排除する傾向がある」という。良い呼称とは思えないが、これを確証バイアスと呼ぶらしい。ともかく、他人の、そして自分自身の確証バイアスをよく認識してデータを眺め、自分の考えをまとめる必要がある。

幸せのメカニズム

 NHKのスーパープレゼンテーションを録画してTEDの"The happy secret to better work"というのを見た。演者はポジティブ心理学の第一人者と呼ばれる作家のShawn Achorで、笑いに溢れたプレゼンだった。要は、成功こそが幸せではなく、幸せがあって成功するという話である。ポジティブな状況にある脳は、ネガティブな状況にある脳よりも31%も効率的に働くのだからと。その数値はともかく、どうやってポジティブな状態へと持って行き、かつその状態を持続させることができるのか。一枚のスライドに5項目が挙げられていて、それらは3 gratitudes, jounaling, exercise, meditation, random acts of kindnessとあった。僕なりに日本語で書いてみると、他人に感謝する、楽しかったことなどを記す、運動する、瞑想する、親切なことをする。これら全てを毎日こなすのは難しいが、なんとか半分以上、日に3つはできないものか。このブログを書くこともそのうちの一つであることだし。

醜男

 山崎豊子の中・短編集の最後に収録されていた『醜男』を読んだ。人の外見を前面に出した、けっこう強烈な話だ。夫婦の関係を嫌でも考えさせられる小説である。話が終わりに近づき、いやいやははり人は外見よりもと思わせつつ、また最後がえげつない。そこがこの短編の魅力でもある。山崎豊子は晩婚だったような気がする。この作品は小説中央公論の昭和36年4月号に掲載されたらしいが、調べてみると彼女の結婚はその年の7月である。独身であんな作品が書けるのか。小説家、恐るべし。

開戦へ導いた論考

 13日の夕刊に「昭和陸軍 開戦へ導いた論考」と題し、永田鉄山という軍人に関する史料集の刊行が紹介されていた。一般に、陸軍は合理的な方針を持たずに米国との戦争に突入、そして敗戦に至ったと考えられているが、実はちゃんとした理論的支柱がいたと。それが永田鉄山で、彼の影響力はかなり大きかったらしい。欧州滞在中に第1次世界大戦を体験し、日本が生き残るためには今何をすべきかを考え、国家総動員体制の確立を目指した。欧米との冷静な比較から、高度な科学技術と工業生産力の底上げ、さらに資源の自給自足の必要性を訴えた。高島藩の藩医を務めた家の出身で、少将の時に陸軍内の抗争で殺害され、51歳で命を落とす。永田の後継者とも言うべき東條英機は、自給自足志向を受け継いで石油やゴムを求めて東南アジアへも進駐し、米国を刺激することとなった。永田が殺されていなければ陸軍は、そして日本はどうなっていたのか。同郷にこんな人物がいたとは全く知らなかった。

問い合わせメールはしばらく放置

 またしてもこんなことがあった。共同研究をしている大学院生から、数が合わない、何が原因かわからないとメールで問い合わせ。テキストファイルとなっているデータの行数を数えて、ちょっと複雑な処理をしているのだが、とにかく数が合わないらしい。メールを読んですぐに理解できればいいが、長いだらだらとした文面なので読むのが億劫である。返信は急がないことにした。すると1時間半後にまたメールが届いて、解決したとのこと。原因はExcelのファイルをテキストにした時に、最終行に改行が入っていなかったことらしい。よく突きとめてくれた。とにかく、こういった問い合わせは、しばらく放っておいた方がいい。真面目に取り組んでようやく解決し、丁寧に分かり易く返信メールを書いていると、次のメールが来ることがしばしば。人によっては、自己解決しているのにメールを送ってこないことさえあるくらいだから。

ムッシュ・クラタ

 山崎豊子と言えば精力的な取材で社会問題を扱った力作を次々と発表した作家という勝手なイメージを持っていたのだが、短編も読んでみようと、『ムッシュ・クラタ』という薄い文庫本を借りてきた。その冒頭に収められていたのが中編と呼ぶべきか『ムッシュ・クラタ』である。ムッシュ・クラタとは何者か。これまで読んできた長編に描かれていた山崎独特の男の美学を期待したのだが、なんか違う。読めば読むほど期待外れが明白になってくる。しかしそんなつまらぬ、腹の立つような男を山崎が扱うのか。小説は、生前の倉田氏と関わりのあった知人達から話を聞いたり、日記を借りたりして話が進む。学生時代からの親友、同時期にフランスに駐在していた他社の特派員、映画会社の社長、同じ新聞社の海外特派員、そして家族。期待外れは終盤まで続くのだが、実はその順番が重要であり、最後の最後でようやく山崎がこの男の人生を書き上げたいと思った、つまりこの小説を執筆する動機が明らかとなる。発表は終戦から20年の1965年。戦時中のフィリピンを描いた日記のところでは、硝煙の臭いが感じられないと指摘され、20年後に現地取材して書き直したというから驚きである。借りた文庫本に収録されていたのは、硝煙を感じ取ることができる修正された後の作品である。

梟の城

 司馬遼太郎が直木賞を取ったのは『梟の城』という京を舞台に動き回る忍者の話である。忍者物といえば『風神の門』は読んだことがある。かなり楽しかったが、直木賞を取ったんだから『梟の城』も読まないわけには行くまい。長年、そう思っていたが、テレビで映画を放映していたので先に見てしまった。調べてみると1963年と1999年の二度も映画化されているらしい。今回見たのは後者である。あまり教えられることのない忍者の世界の一端を知ることができたが、全体的になんか暗い雰囲気である。一度に時間が取れなかったので、録画して途切れ途切れに何日もかけて見たのが良くなかったのかもしれないが、一番の見せ場はどこだったのか良く分からない。原作はどんな感じなのか。いずれ読まなければ。

母校の野球部

 きのう新聞を見て知ったが母校の野球の試合があったようだ。先制点を取ったものの、次の回に同点、そしてまた次の回に逆転され、追加点を取ったものの9対2で初戦敗退。9回裏まで戦ったので、そこそこ頑張ったか。調べてみると、5回終了時に10点差以上ついた場合、または7回終了時に7点差以上ついた場合がコールドゲームとなるらしい。相変わらず公式戦は未だ勝利なしか。甲子園は無理にしても、3年に1度くらい勝てないものか。

みんな弱過ぎる

 珍しく息子が囲碁教室に行きたくないと言う。一ヶ月に一回だけなのだが、入学以来、学校の囲碁教室に通っている。これまで楽しそうにしていたのにどうしたのかと思えば、「みんな弱過ぎる」というのがその理由。14級でたいして強いわけではないのだが、息子より強い子は参加していないらしい。確かに2年前の27級に比べればだいぶ強くなった。この前の棋力認定大会では無傷の4連勝。以前は将棋の方が好きと言っていたが、今では囲碁の方が好きと言う。ならばもうちょっと、月に一度くらいは囲碁教室に行け。父親よりずっとまともな先生が教えてくれるんだから。

世界は数学でできている

 また数学の本を読んでみた。著者は学習塾を経営しているらしい立田奨という僕よりも若い男で『世界は数学でできている』という軽い本。数学を「生活の中にあらわれる身近なもの」として指導しているとのことで、そんな雰囲気が感じられる一冊である。数学は、論理的な考え方を身につけるための教科だと信じていたが、確かに、僕も今頃になって仕事の中に、また身近に数学を感じるようになってきた。そんなわけで素数と暗号の話から始まる。原理はともかく実装方法が相変わらずよく分からないのだが、どうも 暗号文 = 平文^E mod N および 平文 = 暗号文^D mod N の2つが重要らしい。GPSは4つの連立方程式を解いているらしく、その簡単な例を見ると、なるほどと頷ける。概念を把握したら、やはり数式で理解することも重要だ。黄金比だけでなく、√2の白銀比というのもあるらしい。一次関数、中学生レベルと侮っていたが、その実用範囲を眺めると馬鹿にできない。最も興味深かったのは曽呂利新左衛門である。秀吉に「この広間にある端の畳から、1畳目は米を1粒、2畳目は米2粒を、3畳目はさらに倍の米4粒を、隣の畳は8粒、そして次は16粒。計算を続けて、この広間にある100畳分にあたる米粒を頂けますでしょうか」と言い、承諾されたという。計算してみてびっくりである。僕が生まれる10年以上前、池田勇人内閣が国民所得倍増計画を策定したらしい。年に7.2%の成長率で倍になるようだが、実際にはそれを7年で達成してしまったと。今頃になって、数学を介して僕が生まれる少し前の社会情勢を知ることとなった。ベイズの定理とスパムの話もあった。ちょっと驚いたのは対数の意義。高校生の頃は知っていたのかもしれないが、対数が天文学者の寿命を2倍にしたと言われるほど、計算を簡単にするための対数の意義は大きく、当時の商人や航海士にとってもなくてはならなかったものらしい。しかし今ではそのありがたみを感じることができない。変化を見極めるための微分、漫然と数学を勉強している高校生のどれだけが微分や積分の意義を知っているのか。ぜひこの本を読んでみるといい。

潮騒

 短めの面白い小説でもないかなと図書館の中をぶらついていたら、三島由紀夫の『潮騒』が目に留まった。この薄さならいいかもしれない。三島作品は未だ読んだことがなかったし、確か『潮騒』は代表作の一つである。文庫本200ページほどですぐに読み終わるかと思ったが、貸出し期間の延長をして4週間目いっぱいかけて読み終えた。1日に7ページか8ページの相変わらずのスローペース。内容を全く知らなかっのだが、とても素直な青春の恋物語である。この年になってこんな本を読むと、何とも言えない気分になるが、初めから終わりまで、全体を通してけっこう楽しめた。はらはらさせられたのは安夫が待ち伏せをした第九章ぐらいなもので、安心して読むことができる。文章もそして表現も、独特の美しさがある。発表されたのは三島が29歳の時。解説を読むと全作品の中でも特異で孤立している一冊らしいのだが、執筆に対する態度と方法は共通しているとのこと。発表された15年後、今の僕と同じような年で割腹自殺するわけだが、三島由紀夫と言えばこの印象があまりにも強烈である。そんなことを微塵も感じさせない心地よい小説だった。歌島のモデルとなったのは志摩半島と渥美半島に挟まれた神島という小さな島だという。機会があったらぜひ訪れてみたい。

ホームセンターへちょっとした遠出

 久々にちょっと遠くのホームセンターまで買い物に行った。独り自転車を漕いで。目的は堆肥を作るための大きな容器を買うため。この前インターネットで購入した物は満足のゆく物ではなかったので、自分のこの目で見て、触って確かめてから買いたかった。ベランダでの園芸は縮小傾向なのだが、こういうところに行くと、せっかくの機会なので何か買いたくなる。化成肥料を1 kg、それからパセリの苗を買った。パセリの苗なんて安い物でたったの73円である。

親子で珠算

 息子とともにほぼ毎日、珠算の練習を積んできた。10級の問題集から始め、9級、そして今は8級の問題集の半分を超えたくらい。しつこく同じような訓練を繰り返す。慣れてきたので、2日に1回くらいのペースに落としている。息子はどれも9割程度の正答率だろうか。同じような手続きの繰り返しなのになぜ間違えるのだろう。息子よりやや成績はいいと思っているが、もちろん僕も間違える。確かに人間は時々間違えるのだ。その一方で、9割という正答率もなかなかである。特に息子の割り算の正答率は高いような印象を持っている。奴が昼、独りで取り組み、僕が夜に自分で弾いて答え合わせ。正解を見ず、親子で出した答えが合っていれば良しとし、合っていなければどっちが間違えたかを再計算によって確認。息子も同じ動作によって珠を弾いてこの答えを出しているのかと思いながら。

レナードの朝

 映画『レナードの朝』の朝を見た。オリジナル作品のタイトルはAwakenings、アカデミー賞にノミネートされたものの、受賞には至らなかったようだ。研究という側面からぜひ見たいと思っていた映画だが、その辺りに関しては特に感銘を受けるようなことはなかった。しかしながら、この映画の主張はそんなところにはなかった。Dr. Sayerは最後に言っている。human spirit、つまりwork、play、friendship、そしてfamilyがpowerfulで重要、こんな簡単なことが忘れられていると。human spiritと言われても難しいが、僕にとってのwork、play、friendship、familyとはと考えると具体的である。

男の子の絵

 性差に関する講演を聴いたのだが、その中で絵について興味深いことを言っていた。女の子の描く絵と男の子の描く絵の違いである。女の子は人を取り上げることが多く、色を使って華やかに仕上げる一方、男の子は車などの乗り物を色を使わずに描く傾向があると。絵心などない日々を送っているが、これにはなんか納得してしまった。僕自身が、色を付ける手を抜いているだけかと思っていたが、けっこう白黒の絵が好きなのである。子供の頃、テレビ朝日がやっていた何かに、葉書の裏に絵を描いて送ったことがある。入選作品を見て驚いてしまったが、どれも色鮮やかな作品であった。僕が送ったのは普通の鉛筆一本で描いた絵だった。息子もそんな感じのようで、教室の後ろに飾られている絵日記で、色鮮やかでないのは息子を含め数人だけだった。

甲子園につれていってね

 息子が担任の先生に何を言ったのか、野球の強い都立高校の名前が書かれたメモをもらったらしい。そこには「甲子園につれていってね」などとメッセージが、それにイラストまで添えられている。そこそこ野球好きでなければこんなことはしてくれないだろう。僕が子供の頃は毎日のように友達と野球をして遊んでいたような気がする。当時、特に危険だとは思わなかった。息子も学校の休み時間にやっているらしいが、まさか軟球ではできまい。今や野球チームに入りでもしない限り、友達と野球をやって遊ぶなどという光景は存在しえない。
b20170523

エリック・カールの絵

 通勤途上、近くの美術館で開催されているエリック・カール展なるものの看板があちこちに出ている。エリック・カール、どこかで聞いたことがあるような名前だが、はて誰だったか。それにその特徴的な絵も、どこかで見たことがある。そんなに悪い印象の絵ではない。後日、新聞を眺めていて「そうか」と思い出した。『はらぺこあおむし』だ。特別な感銘を受けるような絵本ではないように思われるが、あれほど国内で広く知られている絵本はないだろう。世界的にも有名なのか。ドイツ系の米国人らしい。
b20170522

オイオトシを見逃す

 囲碁のオンライン対局は週末に1回と決めているのだが、きのうは圧倒的に優勢だったが相手に逃げられた。フランス語使いだから、フランス人か、ベルギー、スイス、ケベック、あるいはアフリカか。それはともかく、今日ももう1局やることに。格下相手だったので、いい感じで進み、左下隅の星に左辺からかかって三々に入り、活きることができた。その後、相手が1の一に打ってきたのでつられて2の一を抑えてしまったが、その直後に思った。もっといい手があったのではないかと。対局後に検討してみると、オイオトシができたではないか。時間があるなら、落ちつて考えてから打たないと。
b20170521

息子の担任の先生

 いい感じの若い男の先生だったが、息子の担任は転出してしまった。この4月から、クラス替えもあり、新しい担任は若い女性とのこと。土曜日の今日、学校公開だったので様子を見に行ってみた。予想以上に若い。後で聞いて知ったが、1年目とのこと。確かに大学出たてと思われる若さだ。算数の授業で 38 - 15 をどのように解くか、いろいろと方法を編み出してノートに書けというようなことをやっていた。後ろの壁には足し算で息子が取った方法が貼られていた。今日もあれこれ考え、楽しく授業を受けているようで安心した。先生は忙しそうに教室の中をあちこち歩き回っている。2時間目は生活科でミニトマトの苗の移植。土の中に虫を見つけ、息子に知らせたら、先生に「パパが見つけた」とか言ってしまい、ちゃんと挨拶する前に父親であることがばれてしまった。3時間目は国語。迷子のアナウンス文を作ってみんなの前で発表するというもの。運良く、息子も当たり、発表していた。もっとうまくできるだろうと思いつつも、自分が子供だった頃よりはましかもしれないなどとも思った。どれもなかなかいい授業だった。若い女性と聞いていた担任の先生を実際に見て、不安は和らいだ。ぜひ子供たちとの関わりを楽しんでやってもらいたい。

マカロニのアラビアータ

 マカロニのアラビアータを作ってみた。ケチャップを使えば簡単にできそうだ。200 gのマカロニがあったのでこれで4人分。自分としては予想以上のでき。スパゲティなら100 gぐらい余裕で食べられるので、やや少なめかと思ったが、子供達は多いと言い、残した。中空のマカロニで嵩が大きいように見えるだけで、決して多いわけではないのだが。まあ、超偏食な子供達はともかく、また作ってみよう。今度はスパゲティで。
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Author:Glires
生物学者の端くれ

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