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SMCリセット

 10日ほど前のこと、愛機11インチ MacBook Air Mid 2012を起動しようしたが電源が入らない。前触れはなく、突然のことだった。そんなに重要なデータは入っていないし、2週間前にTimeMachineでバックアップは取っていたので、どうにでもなれとあれこれ試した。何とかなってようやくTimeMachineから回復、これで一安心と思いきや、途中で止まってしまって先に進まない。これはSSDか何かハードウェアが壊れたかと思い、修理に出すことにした。すると、見積書を用意してくれたものの電気屋さんは「またもしお試しでなければ、SMCリセットを実行してみてください。これで改善することもございます。」とのメールをくれた。もちろんPRAMクリアもSMCリセットもしていたが、そう言われてはと再度SMCリセットをやってみると、何と直ってしまった。ハードウェの故障で修理しなければと思い込んでいたが、そうでもなかったようだ。僕のSMCリセットがうまく行っていなかったのか、それとも何度もやったことが有効だったのか。SMCとはローレベルな制御を行なっているシステム管理コントローラのことで、バッテリの取り外しが困難なMacBook Airなどではshift + control + optionキーを押しながら電源ボタンを押し、10秒間押し続ける。電気屋さんは商機を逸してしまったようにも思うが、信頼は勝ち得たか。
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iPhoneの下取り

 これまで使っていたiPhone 6を初期化した。その前にiPhoneを探すをオフにしなければならなかったらしいが、その作業を省いてしまった。とにかくこれで下取りに。外見上、壊れているようには見えず、起動すれば下取りしてくれるらしいから問題ないだろう。確認が取れれば、2年間に渡り総額1万2千円余りが戻ってくる。iPhone X購入額13万円のうちの1.2万円である。下取りされたiPhoneはその後どう活用されるのか。それはともかく、これまで手にしたiPhoneは、3G、3G、4、5、6、Xの6つ。最初の3Gは初期不良で回収され、5は下取りに出して手元にないが、4つを並べることができた。3Gも未だに動くには動く。全く役には立たないが。
b20180128

PGIコンパイラでOpenACC

 NVIDIAのGPUを搭載した電子計算機を借りている。せっかくの機会なので、いろいろと試してみたい。何やらOpenACCというのがあって、Cでほんの数行のディレクティブを書き加えるだけで、自動的にGPGPUのコードを生成してコンパイルされるらしい。これまで聞いたこともなかったので、いったい何だそれはという不信感の方が大きかったが、自分でプログラムを書いてみた。円周率を計算してみよう。収束は遅いかもしれないが、実装が容易なライプニッツの公式で、数十億項程度計算させてみる。GCCでコンパイルして実行すると、少数第9位まで正しく計算できていて28秒ほど。500万円以上もする計算機なので、GPUなど使わずともかなり速い。しかし、OpenACCを利用できるPGIコンパイラというを利用すると、その半分の時間で同じ結果が返ってきた。#pragma acc kernels というディレクティブだけで中では何が行われているのか、全く不明なのだが。

iPhone Xを購入

 これまで使っていたiPhone 6は、電話は問題ないのにいつの間にか音声を入力することができなくなっていた。よってSiriも使えない。しばらくそういったことに使っていなかったから、いつ壊れたのか分からない。まあ、使用頻度は低い、僕にとって重要な機能ではないとも言えなくもないのだが、不便なことは確かである。何らかの設定の問題かと思ったが、そうでもないようだ。ならば思い切って新しいのを買うか。iPhone 6はいつ買った物かを調べてみると2015年1月だから、3年以上も経っていた。何だ、いつの間に。そんなに使っていたのか。iPhone 8にするかiPhone Xにするかという選択肢があるのだが、せっかくだからiPhone Xにしよう。画面サイズが大きいし、顔認証もある。娘のiPhone 7で撮る写真のきれいさに驚いていたが、iPhone Xのカメラはそれよりもいいらしい。容量は64 GBもあればじゅうぶんで、これで税込13万円である。なかなかの出費だ。下取りや、2年後の機種変更による割り引きもあるのだが。ホームボタンやイヤホンのジャックがないのがこれまでと大きく違う。顔認証には驚かされる。iPhone Xを自分の顔の前に持ち上げるだけでロックが外れる。"Hey, Siri."と言えばハンズフリーでSiriが起動、さらに指示すれば何かをやってくれる。iPhone 6は息子の指紋でも使えるようにしていたが、iPhone Xは息子が持っても、喋っても全く反応しない。封印されていた間に音声入力機能はさらに良くなったようで、僕が喋った日本語は、おおよそいい感じで平仮名や漢字のテキストに変換される。13万円の価値はある。

ADSL終了

 ちょっと前の朝日新聞に、ADSLが2023年に終了へという記事が出ていてびっくりした。ADSLどころかISDNさえも、未だに使われていたのだ。しかも、それぞれの現在の契約数はピーク時の15%および6%だという。意外と多い。ISDNは、どんなものか勉強したことはあるが、僕自身は使ったことがない。企業などの利用が多いというが、一度作ったシステムを、アップグレードせずに大切に大切にずっと使い続けているのだろう。ま、それはいいとして、ADSLは利用していた。我が家に導入した時には、あの細い電話線でこんなに高速なインターネット接続がたのしめるのかと興奮したものである。ISDNなんて引っ張らなくてよかったと。

深層学習のためのコンピュータ

 ディープラーニングのために設計されたコンピュータSR24000/DL1を1ヶ月間無償で使えることになった。試しにKerasに入っているMNISTのテストプログラムを走らせてみた。自分のMac Pro Late 2013と結果が出力されるまでの速さを比べると、なんと実測で15倍以上の差、さすがディープラーニング用の計算機である。ディープラーニングにおいては大量の行列の内積計算が行なわれるわけだが、それらは細かく分ければ単純な掛け算と足し算である。それをCPUよりも単純化により高度に並列化されているGPUにやらせてしまうというからくりである。このような処理も適切にインストールしたTensorFlowのラッパであるKerasを動かせば、GPUのことなど何も意識せずにトレーニングとテストを行うことができる。使わない手はない。しかし、それだけではプログラマとしては面白くない。CUDAを勉強し、GPGPUと呼ばれるプログラミングを試してみたい。
b20171226

GPUを利用した汎用並列計算

 型落ちするので安くするから買わないかと打診されていたディープラーニング専用コンピュータSR24000/DL1というのがある。安くするからと言われても価格は500万円以上、そう簡単に買える物ではない。ずっと買い手が付かなかったのか、1ヶ月間、無償で貸してくれるということになり、年の瀬の今日、設置された。何がディープラーニング専用かと言えば、行列の内積計算、つまり小数の足し算やかけ算を延々と行う処理を、CPUではなくGPUで高度に並列化させて高速化させるという点である。今はやりのディープラーニングを謳っているわけだが、必ずしもそれ専用というわけではない。単純で大量にある浮動小数点数の演算を並列化できる大規模な処理ならば何でもいい。搭載されているのはNVIDIAのTesla P100というGPUで、これが4個も。ストリーミングマルチプロセッサあたり64のCUDAコアがあり、P100は56マルチプロセッサを持っているから、14,336コアもあることになる。しかもメインメモリは512 GBで、このモデルは800万円以上もするらしい。ディープラーニングの利用に関してはユーザ側としてはKerasを使えば勝手にGPUを使ってくれるので何とかなるだろうが、せっかくの機会なのでCUDAを利用したプログラミングに挑戦して、GPGPUの何たるかを理解しておきたい。使うことができるのはほんの31日間である。

光ファイバでネットワークに接続できない

 Dell PowerEdge T630にopenSUSE Leap 42.2をインストールしたのだが、困ったことに10GBASE-SRのインターフェース設定ファイルができないので、光ファイバでネットワークに接続できない。p3p2等のインターフェース名とそれに相当する物理アドレスは多数見えるのだが、何が悪いのか。そのどれが10GBASE-SRのアダプタに対応するのか。困ったことにアダプタの箱を捨ててしまった。そこにベンダ名や物理アドレスが書いてあったはずで、せめて確認したかった。強引に設定ファイルを作ってみてもつながらない。Red Hat系のLinuxならこんな問題は起こらなかったのだが。

openSUSEをインストール

 これまでLinuxは、FedoraやCentOSなどRed Hat系のディストリビューションを使ってきた。Debian系も使ったことはあったが、ほとんど触れたことがなかったのがSlackware系。今回、研究所に新たなファイルサーバが導入されることになり、openSUSEを入れてみることにした。CentOSにしておけば無難なのだが、これで仕事をするにしては冒険的な選択である。SATAが18個でRAID 5を組んだ。カスタムでパーティションを作るのに時間がかかり厄介だったが、比較的スムーズに入れることができた。rootのパスワードを設定する機会がなく戸惑ったが、最初に作ったアカウントがrootに相当するのか。sshd起動、ファイアウォール使用、sshdのポートを解放。なぜかネットワーク設定ができておらず、インストールしたopenSUSEを起動させ、コンソールからいくつかの関連ファイルを編集して手動で設定した。GNOMEをインストールしたもののランレベルを3にしたらなぜかデスクトップ環境に移行できない等々、問題は多々ある。これから一つ一つ解決して行かなければならないが、この新鮮味はわくわくさせられる。
b20170303

メモリとハードディスクの増設

 1年も前から計画されていたHA8000/RS210クラスタのメモリとハードディスクの増設作業が始まった。特にハードディスクの方は、これまで900 GBの2.5インチSASが4個だったのだが、2個増やし、さらにDVDドライブを取り外してもう2個、合計8個にしてRAID 5をRAID 0に組み直し、システムのリカバリをしてもらう。これを何ノードも。並行してできるかと思ったら、DVDドライブが外付けになってしまうため、1個しかなく、予想外に時間がかかるとのこと。そりゃそうだ。SASが8本のRAID 0、かなりの高速化が期待できる。その一方、ディスクが壊れないことをせつに祈るばかりである。

プログラミングの勉強会

 学会と年末の忙しさで中断していたPythonの勉強会を再開した。これまで2人でやっていたが、やる気のありそうなもう一人を加えて3人で。人数が増えると日程を合わせるのがたいへんではあるものの、より進みそうである。もう少し参加人数を募ってみたいと思う。それにしても最近のPython人気は本当に無視できなくなってきた。

インターネットサービスプロバイダを変更

 長年利用してきたインターネットサービスプロバイダを変更した。NTT東日本の光回線サービスの卸売に伴うものである。既存のルータに加え、新しいルータが届いたのでこれらを接続。無線ルータになっているので、これまで使っていたTime Capsuleは基本的には停止することに。最初は不安定だと書かれており、確かにインターネットへの接続が安定しなかったが、そのうちに問題なく使えるようになった。これにてNTTへの支払いはなくなって一本化され、プロバイダ料金や、家族の携帯電話の通信料が安くなるはずだが、全てを理解しようとすると複雑で頭が痛くなる。

11インチMacBook Air

 友人が11インチMacBook AirがAppleストアのオンラインのサイトから消えたと教えてくれた。確かになくなっている。13インチは未だ売られているものの、11インチはない。僕の周りでは愛用者が多かったが、ついに駆逐されてしまったか。小さい割にやや重く、バッテリが小さいのかあまり長く使えないのは事実なのだが。Mac整備済製品のサイトを見ると、こちらではまだ手に入る。boarと名付けた11インチMacBook Air Mid 2012、特に不満はなく、便利に使っている。壊れるまでまだまだ使い続けるつもりだ。

初心者にvi

 UnixやLinuxを使い始めた人たちにエディタviを教えるか否かは悩むところである。基本的には僕は教えていない。WindowsやMacやLinuxで普通に使えるテキストエディタを紹介してあげる程度である。viを教えて困惑されるよりは、パソコンで編集して何度でもファイル転送してもらった方が確実である。しかし、僕よりも後の世代でviを使っている人たち聞くと、どうも h j k l などのキーを使わず、カーソルを使っているらしい。驚きだ。viの利点を活かしていないように思われるが、その一方で、そうならviを覚えることにそんなに抵抗はないだろう。ならば今後は簡単にviを教えるよう方向転換だ。

Macのシェア

 富士通がPC収益力強化のためレノボ傘下に入ることを協議と今日の経済面に出ていた。そんなことはどうでもいいが、目を引いたのはパソコンのメーカー別シェアである。世界市場では、中国レノボ 21%、米HP 19%、米デル 14%、米アップル 7%、台湾エイサー 7%、台湾エイスース 7%と続き、日本のトップである東芝はその次の3%に過ぎない。そして日本市場では、NECレノボグループ 26%、富士通 17%、東芝 12%、米HP 11%、米デル 10% 、米アップル 7%、台湾エイスース 3%、パナソニック 3%、VAIO 2%である。興味深いのは世界、日本ともアップルが7%しかないこと。意外と少ない。テレビ番組を見ていると、著名人がMacを使っている場面が多く出てくるので、もっと多いのかと思ったら、7%か。個人使用では多くても、法人ではWindowsが圧倒的なのかもしれない。とにかく、この低さゆえにマルウェア等の脅威から免れている面もあるので、最適値かもしれない。パソコンメーカーを巡る動きという年表も出ている。1977年に初の本格パソコンApple 2が登場、1981年に富士通がFMシリーズ、1982年にNECがPC-98シリーズ、1989年に東芝がダイナブック発売でその後トップシェア、1995年にWindows 95、その後はつまらない買収だの、傘下だの、売却だのが続く。Windows 95が発売されてしばらく経って落ち着いた頃、そう言えば、夫婦共用で富士通のノート型パソコンを買った。あの頃は、USBも付いていなかった。

Mac Pro Mid 2012にmacOS Sierraをインストール

 先週、Mac Pro Late 2013のOS X El CapitanをアップグレードしてmacOS Sierraにしてみた。インストール作業に特に問題はなかったし、その後も安定して動いている。さて、仕事でメインに使っているMac Pro Mid 2012である。こちらは前回、OS X El Capitanにした時はうまく行かずひどい目に遭った。Time Machineに助けられたものの、けっきょくアップグレードできなかったので、4つある内蔵SATAのうち、El Capitanが入っていないSATAにクリーンインストールすることでうまく行き、これまで使ってきた。今度はどうなるか。不安で、前回から今までずっと考えていたのだが、El Capitanを入れる際、OS X Yosemiteを入れていたSATAの方に新しいOSを入れ直してみる。この作戦は成功し、今のところ順調に動いている。たいへんだが、これから少しずつ、ソフトウェアなどは全部入れ直す。Mid 2012というように買ってから4年ちょっと経つ。これまで使ってきたパソコンの中で、最愛機と言っても過言ではないMac Pro Mid 2012である。

嬰記号と番号記号

 輪読しているプログラミングの本で新しい発見があった。それは # という文字のことである。これが番号、ナンバーを表すことは知っていたが、いつもシャープと読んでいた。幼い頃にピアノを習っており、古くから楽譜に使われているシャープに違いない。そう信じていた。日本語で言えば嬰記号である。しかしながらシャープは ♯ として用意されており # とは別なようだ。確かに ♯ は右上がりであるのに対して # はフラットである。番号記号 # は多くのスクリプトや設定ファイルでコメントを書く目的などで多用されており、人に説明する時は常にシャープと言っていたが、今後は番号記号またはnumber signと呼び、またそう読むことにしよう。hashと呼ばれることもよく耳にするが、それに加えpound signとも呼ばれ 6# などと重さを表現することもあるらしい。その辺りのことがWikipediaには書かれていて興味深い。ちなみに 6.00# は息子の出生体重である。にも関わらずC#というプログラミング言語があるが、これはnumber signを使っておきながらシャープと読むらしい。

20インチiMac

 引っ越しをして広くなったはずなのだが、娘の部屋を確保したためか、かえって狭くなってしまったような気がする。収納場所が減り、不要な物は思い切って整理してしまわなければならない。さて、20インチのiMacをどうするか。これは2006年12月に銀座のアップルストアで20万円近く出して家族用に買ったコンピュータである。Windows XPも入れてデュアルブートにしてある。2012年6月に27インチのiMacを買ってからは、娘の机の上に置かれ、中学受験のためのオンライン授業を受けるのに、中学生になってからはCDプレーヤーとして使われるだけになっていた。そして今や、邪魔物扱いである。捨ててもいいのだが、実はこのMacを使って取ったデータで書いた論文をまだ投稿していない。2.16 GHzのIntel Core 2 Duoではこのくらいの速さで計算できるとしたものなので、ちゃんとアクセプトされるまでは手元に残しておきたい。そんなわけで、研究室に運ぶことにし、両腕にかかえて通勤電車に乗った。こんなことができたのも20インチだからで、これ以上大きいともう無理だろう。Mac OS X Snow LeopardとWindows XPが使える貴重なコンピュータ。年末に購入から10年を迎える。

SATAで出血

 内蔵ハードディスク、3.5インチSATAをケースの中に並べて多数保存しているのだが、目的のディスクを探そうと、手を突っ込んで個々のラベルを覗き込んでいたら、右手人差し指を切ってしまった。意外と出血した。本来、コンピュータ内部に設置される物だから、基板がむき出しというだけでなく、こういったところの安全面が確保されていない。注意して扱わないと。

IDEのハードディスク

 壊れてはいないが、古くて廃棄予定のデジタルハイビジョンレコーダーDV-ARW22の中を覗いてみた。気になるのはハードディスクで、もし別用途に使えそうなら、取り出そうとも思っていたが、なんとSATAではなかった。埃を振り払って顔を見せたのはSamsung製のIDEだった。今やIDE規格のハードディスクなんて使い物にならない。残念だが丸ごと捨てることに。このレコーダーは留学中に一時帰国した2006年8月に買ったから、そろそろ10年になる。10年前はまだまだIDEのハードディスクが使われていたのか。当時の僕はSATAなんて全く知らなかったが。
b20160620

補数を使った減算

 コンピュータの基礎的なところを勉強していると2の補数というものが出てくる。整数値同士の引き算をする場合、コンピュータの内部では多くは2の補数を求めてから足し算をするとのことである。2の補数を求めるにはビットを反転させた1の補数を求め、その値に1を足せば良い。そのくらいのことは今でも覚えていたのだが、補数とは何なのか。数学的な定義はあるのか。そんなことはこれまで考えもしなかった。先月の引越の際、学生だった頃か、大学院生だった頃かに買った『速算術入門』という本が出てきて、ほとんど読んでいなかったので、最初の方を眺めてみと、冒頭にこうある。「補数とはどんなものでしょうか。どなたもむかし、学校で教わったわけですが、はっきり思い出されないかたもあるかもしれませんのでご説明してみますと」と説明が続く。本当に算数や数学で習ったか。全く記憶にない。具体的には889の補数は111なのだが、求め方は左側の桁から、足して9になるような1桁の数を並べて行き、最後の一番右側、つまり1の位だけは足して9になる数ではなく10になる数を添えて補数が完成する。正確には、1000に対する10の補数と呼ぶべきか。なるほど、これを拡張すると2の補数も理解できる。さらに一般化することも可能なはずで、Wikipediaに行ってみると見事に定義が書かれていた。「b進法において、自然数aを表現するのに必要な最小の桁数をnとしたとき、b^n - aをb進法におけるaに対するbの補数、b^n - a - 1をb進法におけるaに対するb - 1の補数という」とのことである。日常生活は10進法である。7や8や9などが並んでいる整数を引く場合、10の補数を求めて足して、最も左側に繰り上がった1を取り払えば簡単に引き算ができる。なるほど、なるほど。買った時にしっかり読んで理解しておくべきだった。

しぶしぶMicrosoft Officeを購入

 自宅で使っているMicrosoft Word 2008 for Macで重要な書類が開けず、痛い思いをしたのは一週間ほど前のことである。LibreOfficeを愛用している身とあっては、Microsoft製品を購入するなど不本意なことなのだが、新しいOffice 2016 for Macを買う決心をした。妻も、娘も使うだろうし、しかたがない。今日プロダクトキーが届き、自宅のiMacと、妻のMacBook Proにインストールした。開くことができなかったファイルは無事にこのiMacでも開くことができるようになった。いったいいつになったらMicrosoft Officeは淘汰されるのか。
b20160612

ハードディスクと磁気テープ

 懇意にしている業者の方が久しぶりにやって来てちょっと話した。こちらとしてはいろいろなことを教えてもらえるし、向こうも実際に研究をしている僕の話を聞きたいようだ。今日驚かされたことは、ハードディスクに溜め込んでいたデータを、最近は磁気テープに移しているという話。彼によると、ファイルサーバなど、常に回しているディスクはいいが、放置している物のなかには、1年もすると動かなくなったり、データを取り出せなくなったりしてしまう物もあるという。その点、テープは安心らしい。ハードディスクよりも安いわけではなく、書き込みはある程度早くてもデータの取り出しにはけっこうな時間がかかる。磁気テープLTO-7を導入して使ってはいるものの、そんなにメリットを感じていなかったが、どうもそれなりの利点はあるようだ。それに最低でも年に一度くらいはハードディスクは動かしておいた方が良さそうだ。

佐藤信二元通産相

 新聞に佐藤信二氏死去と出ていた。どこかで聞いたことがある名前である。元通商産業大臣、そうだ第一種情報処理技術者試験の合格証書に書かれていた名前だ。全く知らなかったが、佐藤栄作の次男らしい。つまり今の首相の大叔父の息子、そう言った方が分かりやすいかもしれない。いやいやそんなことはないか。ノーベル賞受賞者の息子である。84歳というから、世代はかなり上である。情報処理技術にはどれだけ理解があったのだろう。都内の病院で3日に亡くなられたようである。

自宅のルータを交換

 同じ建物内ながら引っ越すことになったので、有線によるインタネットへの接続も変更手続きがある。これまで9年8ヶ月もの間レンタルで使ってきたルータとVDSL宅内装置があるのだが、これらが一つにまとめられたルータが送られてきた。まだ引っ越していないものの、新しいルータに変えてみたところ、問題なく使うことができた。引っ越し先でもたぶんだいじょうぶだが、工事が必要になる可能性がないわけではないなどと言われている。面倒なことにならず、スムーズに繋げられることを祈るばかりである。まあ、今ではiPhoneの4Gなりで最低限のことはできるから、そんなに問題はないかもしれないが。
b20160429

RAID 5からRAID 0に変更

 これまでHA8000/RS210は、900 GBの2.5インチSASを4個、RAID 5にして使ってきた。データを入れられるパーティションは2 TiB程度で、処理内容によっては支障が出る。今回、SASを2個追加してもらうことになったが、この際、もっとディスク容量を確保し、高速に読み書きできるようにしたいということで、予想通り驚かれたがRAID 0を検討してもらった。データを放置するユーザも多いので、RAID 0で脅すというのも管理者なりの作戦である。この計算機はデータ処理を行うためのものであって、データ保存を目的としたものではない。それに研究機器であって、顧客にサービスを提供するようなものではない。突然壊れても、多少の手間はあるかもしれないが、研究に支障は出ないはずである。ホームディレクトリの入ったパーティションは別にバックアップを取り、その他のシステムはイメージファイルとしてDVD-Rに保存ということでシステムリカバリーのための対応をしてもらった。コマンドdfで見ると、ホームパーティションのサイズは4.7 TiBになった。計ってはいないが、書き込みも速そうである。あとはSASが壊れないことを祈るばかりである。

10ギガビットの威力

 研究所内の一部の計算機間で光ファイバによる10ギガビットのネットワーク10GbEが張られたのでテストを続けている。残念ながらこれまでは10メガバイト/秒も出なかったが、15ギガバイトのファイル送信で200メガバイト/秒ほどの速さである。scpではなくrcpを使うと、なんと最高882メガバイト/秒もの速度が出た。3回連続でやると3回目が遅くなるから、キャッシュされているだけで、純粋に転送速度であり、ディスクへの書き込み時間は含まれていないのだろう。いやいや、本当に100倍の速さでファイルのやりとりができるようになった。CD一枚のデータを丸ごと送るのに1秒もかからないのだ。これが10ギガビットのネットワークである。

モジュール化の重要性

 プログラミングを始めた頃は、そうはできても、ソースプログラムを分ける意義を実感できず、また、プログラマーとして仕事をしていた頃でさえ、なんでこうもソースプログラムが幾つにも分かれているのかと複雑さに苛立ったものである。あれから20年になる。今や、僕が仕事で作ったプログラムに他人があれこれと手を加えるようになり、今頃になってモジュール化の重要性をひしひしと感じさせられている。

10GbE開通

 研究所内のLANとは別に、僕らが使っているサーバなどを独自に10ギガビットの光ファイバによるネットワーク、10GBASE-SRで接続する話がずっとあって、けっこうな期間にわたって話を詰めてきた。研究所のLANは最近まで100メガビットで、ようやく1ギガビットに置き換えられたというが、1階のサーバと5階のサーバ間では未だに1秒間に10メガバイト程度しか送れていない。10GBASE-SRを効率よく使えるなら、今よりも100倍の速さで、つまりこれまで1時間かかっていたファイル転送が40秒で終わるようになるのだ。そして今日、ついに10GBASE-SRによるネットワークが繋がった。

キーロック式のUSBメモリ

 仰々しくキーロック式のUSBメモリでデータが送られてきた。コンピュータ側で操作するのではなく、USBメモリその物にボタンが付いていて、パスワード入力を10回間違うとロックされて特殊な解除操作が必要となり、20回間違うと中のデータが失われるとのこと。何もそこまでと思うのだが、大騒ぎしてデータを取り出してこちら側での処理をしようとすると、なんかおかしい。よくよく調べてみると、馬鹿でかいデータの最後がエラーメッセージのようなもので中途半端に終わっている。明らかに向こう側で、このデータを作った際の問題だ。力を置くべきところがずれてはしないか。腹が立つ。
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Author:Glires
生物学者の端くれ

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