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アベリアの蜜を吸うオオスカシバ

 小金井に住んでいた頃、ときどきあの緑色っぽい虫を見た。ちょっと気持ち悪い虫で、捕まえたり、触ったりする気にはなれない。しかし何かは気になっていた。去年、どうもスズメガというガの一種らしいことは分かったが、自宅の前で久しぶりに一個体を見つけ、写真に収めることができた。実はこれがオオスカシバらしい。茶色いスズメガはホウジャクと思われる。ガのイメージとはやや違うのだが、そうは言ってもガ。奴らには申し訳ないが、なんか気持ち悪い。それこそが今日まで生き抜いてくることができた奴らの戦略なのだろうが。
b20161014
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ミトコンドリアの遺伝を確認

 ある病気の原因となる変異の解析を依頼されていて、家族のデータを持っている。最近、ミトコンドリアのゲノム配列全長を決める手法を独自に開発したので、試しにその両親と子供の配列を比べてみることにした。遺伝学では、ミトコンドリアは母親からのみ伝わり、父親のミトコンドリアは子には伝わらないということになっている。受精の仕組みからしてもそう考えることは至極当然であるわけだが、自分で試したことはない。ここはちょっと常識を疑ってと言うか、あまり疑うほどの余地もないことだが、この手で確認してみたかった。いい機会である。結果はどうだったかというと、母と子の配列は全く同一だったのに、父親の配列はそれらとはなんと50ヶ所近くも違うのだ。びっくりである。一例だけのことだが、遺伝学の常識に間違いはなかったことが分かった。となると僕のミトコンドリアがうちの子らに遺伝している可能性もゼロである。妹達が僕と同じ配列を持っているはずなので、まだ元気な卵を持っている末妹が早く結婚し、女の子を産んでくれない限り、この配列が絶えてしまう。いや、もう一人いる。僕の従姉、母の姉の娘。彼女が結婚して女の子を産んでくれないと。いやいや、僕の母の母の妹もいた。大叔母である。最近、亡くなったと母から聞いたが、娘の娘の娘はいるのか。今度、確認しておかねば。

大地との対話

 先日、NHKによる『アラスカ 星のような物語 写真家・星野道夫 大地との対話』というハイビジョンテレビ番組を録画して見た。カムチャッカ半島でヒグマに襲撃され死んだのが1996年というから、もう17年も前のことになるのか。修士課程を終え、会社で働いていた頃である。それまでは星野道夫という名は聞いたこともなかったが、17年間、僕の脳裏から消えることはなかった。この番組を見て、彼の人生の一部を、ほんのちょっとではあるが垣間見ることができた。おおよそ僕と同じような歳で亡くなっている。ますます自分の仕事が楽しくなり、これからという時だったに違いない。
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