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論文データの信憑性

 1週間ほど前、あるジャーナルに投稿された論文の審査をしているボスから、そのデータの信憑性を調べるように言われた。グラフに描かれているデータがあまりにきれい過ぎるのではないかという疑惑があったらしい。与えられたデータから同じグラフを書かせてみると、大まかには合っているようだが、ちょっと違う。そして明らかに1点、おかしなところがあった。故意にデータを捏造しているのか、処理の杜撰さか、あるいは僕が何かを間違えているのか。正確な判断を下すには、より詳細に調べる必要がある。僕の報告によって結論が出されたわけではないと思うが、けっきょくその論文はアクセプトされなかった。よほどいい内容でない限り、詳細に調べるのははっきり言って時間の無駄だ。昨今、生命科学のジャーナルは乱立の様相を呈しているが、その多くはレフリーどころかエディタも研究者のボランティアである。次から次へと目まぐるしく新しいことが出てくるこの分野で、暇な研究者など多くはない。こんな状況でまともなピアレビューができているのだろうか。考えさせられる一件であった。
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ビニール傘の交換

 都心部では初雪。その後は冷たい雨になった。学生たちと一緒に生協に昼食を食べに行った。職場に置いてあるビニール傘を持って行き、食べる際もそばに置いておこうと思ったのだが、傘立てが目について立てかけてしまった。さあ帰ろうとすると、僕の持って来た傘がない。よくある色の付いていないビニール傘だから、誰かが間違えたのだろう。どれか別な物を持って出ようかと思ったがやめた。すると学生に、どれか一本持って行けばと促され、けっきょく似たような傘を見つけて戻ってきた。しかしこれで良かったのか。このような話は以前にも経験したことがあるし、周りでも良く聞く。僕の場合、良くないのかもしれないが、傘を持ちながら自転車を漕ぐ時、安全上、透明のビニール傘はたいへん重宝するので愛用している。しかし、このようなことが起こらないよう、傘立てに放置しないようにしたり、するなら、何かしら目立つものを付けて、なるべく持って行かれないような工夫をすべきである。この一件で何人の人が不愉快な思いをしているのだろう。「しょせん、ビニール傘だから」と思ってくれているのならばいいのだが。

世界大学ランキング2008年版

 国立大学二次試験まっただ中である。あれから19年も経ったことになる。それとは無関係なのだが、今日、ふとTimes Higher Educationによる昨年のWorld University Rankingsを眺めてみた。我が東北大はといえば、102位から112位に陥落。いい位置にはいると思うが、頑張って2桁に入り込んで欲しいところ。博士号を取った東大は17位から19位に下がっているがさすがである。留学したUofT、トロント大は45位から41位に上がっていた。1位から5位までは、ハーバード、イェール、ケンブリッジ、オックスフォード、カルテクと続く。200位までに入る国内の大学は東大、京大、阪大、東工大、東北大、名大、九大、北大、早大、神大の順。東北大には旧制二高の意地と誇りでもっと上位をねらってもらいたい。このランキングがどの程度信頼しうるものかという話は別として、我が子らには何をやりたいにしても、海外の大学も含めてせめてこの200位までの大学に入ってもらいたい、いや、親として導いてやらねばならぬ。

献血による血液検査の結果

 一週間ほど前の献血による血液検査の結果がもう送られてきた。今回と合わせて過去5回分の結果が並べられている。平成13、14、15、16、そして21年。400ml献血者には血球計数検査なるものもしてくれるため、本当は400mlも採られたくないのだが、毎回その手に乗せられている。幸い、標準値から外れた項目はなかったが、興味深いのはまずγ-GTP。肝炎で死にそうになったことがある父は、最初、原因不明でこの値が爆発的に増加した。長期飲酒者も高い値を示すと聞いたことがあり、渡加前に比べ、ビールをしばしば飲んでいるから高くなるかと思ったが、今までの最低値15IU/Lだった。逆にコレステロール(CHOL)が過去最高の152mg/dL。最近、運動不足気味だからだろうか。花粉が飛ばなくなったら、また、ときどきランニングをすることにしよう。

なかなか使えない図書カード

 去年、学会の手伝いをして1枚、英検サンプルテストを受けてもう1枚の図書カードをもらった。2枚で2,000円分になる。大学生ぐらいまで図書券はよく使ってきたが、図書カードなど手にしたことがなかった。図書券だと、お釣りをくれたりくれなかったり、100円などの図書券でお釣り代わりにしたりと店によっていろいろな対応があったが、図書カードではどうなっているのか。よくよく考えてみれば、磁気カードなのだから、本の代金だけ引かれるのだろう。本を手元に残すことを嫌うようになり、図書館を愛用するようになった僕にとって、なかなか使う機会がなかったのだが、今日、初めて使ってみた。娘の算数の問題集の購入に。1,000円未満だったので残金があるのだが、それを示した紙切れとともにカードを返してくれた。プリペイドカードなど、これからの時代、はやらないような気もするが、本を普及させるためにはこういうシステムの役割は大きいのだろう。各店に安くはないであろうカード読み込み書き込み装置を配備してまでも。贈り物としての便利さもある。しかし、本を巡る環境はこれからどんどん変わって行く。書店などに行かず、インターネットで注文することも多くなったし、紙媒体でない読み物も増えている。10年後にはどうなっていることか。

修士論文審査委員会

 研究室のM2の学生が、修士課程の審査で落とされたという。理由は、修士論文のイントロダクション等に、他の論文やウェブサイトの記述をそのままコピーしていたからと聞いたが、もちろん、真相は不明だ。そんなに真剣に研究に取り組んでいたようにも見えなかったが、かといって、不真面目だったり、しょっちゅうサボったりしていたわけでもない。修士課程の学生が、一人前の研究者になることを目指して、あらゆる文献の記述を模倣するのは当然のことで、かつ必要なことである。しかも英文だ。どの程度のコピーなのか僕は読んでいないのでわからないが、そう決断を下されるからには原著者の著作権を侵害するほどのものだったのか。指導教官の責任問題はどうなっているのか。理学系および医学系を経た僕の今までの経験からは理解に苦しむ情報理工系教授陣の判断だ。

19級に陥落

 きのう、ほぼ1ヶ月ぶりにKGSで碁の対局をした。毎週末やろうやろうと思っているのだが、1時間以上もかかるのでなかなか時間が取れない。今回の相手はドイツ人と思われる。向こうが14級で僕が17級ということだったので、3子置いての対局となった。ここ1ヶ月は、本を読んで勉強したとかコンピュータ相手に打ったということもなかったが、職場でベルギー人相手に毎日、教えてもらいながら何局か少しずつ打ち進めていたので、ひょっとしたら上手になったかもという期待があった。が、結果は51目半負け。級位も、最低の19級に陥落した。まさか娘よりも下手になったかと思い、13路盤で向こうを先手にして石を置かずに戦ってみたが、コミなしで50目勝ち。父親の面目は保たれた。碁は強くなりたいが、なかなか勉強する時間が取れない。娘には僕よりも強くなって楽しんでもらいたいが、そのためにはこっちもある程度は強くなければならない。なかなか難しい。

北米の新聞配達

 朝、子供向けのテレビを見ていたら、それはおそらく米国で制作されたアニメだと思われるが、新聞配達の際、新聞が庭に放り投げられる場面が出てきた。日本では考えられないが、カナダではそんな光景を見たことがあるので、懐かしく思った。さすがに大都会であるTorontoではどうだか分からないが、例えばNiagara-on-the-lakeでは、庭にまだ読まれていない新聞が落ちていた。僕はといえば、定期購読したことはなく、無料の新聞を毎日取りに行っていた。読むことはまれであったが、手に入れることだけには熱心だった。Metroや24 hoursといったこういう新聞は日本ではあまり見かけない。ところで、来年度からSteveのところに日本人2人がポスドクで行くということで、何通ものメールが届いていて、彼らの期待と不安が伝わってくる。本当に懐かしい。

源頼朝義経兄弟と封建時代の幕開け

 司馬遼太郎『義経』を読了。文春文庫上下2巻で、1000ページ弱。夏休みに山形に帰省した際に義父からいただいた本なので、およそ半年かけて読んだことになる。1日に5,6ページの計算で、ずいぶんゆっくりのペースだが、空いた時間に少しずつ読めば、1000ページの本も読み切れるということだ。長々と藤原長成なる人物のことから始まって何の話かと思ったが、いままで全く知らなかった日本における封建時代の成立を部分的ながら理解することができた。なぜ源義経が有名なのか。なぜ、兄に殺されねばならなかったのか。こういったことは学校の授業や、受験のための勉強だけでは知ることができない。宅配便で送られてきた『坂の上の雲』をようやく読み終えたと報告した次に渡されたのがこの2冊だったのだが、義経の人生を眺めることにより、義理の息子である僕に何を伝えたかったのか。両者とも興味ある最後の部分だけはさらりと軽く触れるだけで話を閉じている。肝心なのは終わりじゃなくてそこに至るまでの過程だとでも言いたいかのように。

厳しい円高

 ユーロの外貨定期預金が満期になっていたので、きのう、再び定期に預け直した。去年の8月頃に始まった円高はかなり厳しくしぶとい。とてもこの段階では日本円に戻せない。米ドルの預金もしかり。使い残してきたカナダドルも、この時期には使う気になれない。もっと困っているのは、円高になる前に買ったニュージーランドドル。まさかこんな状況になるとは夢にも思っていなかった。

知り合いの研究成果

 Nature誌の目次を見ていたら、スペイン人のかつての共同研究者の名前を見つけて驚いた。一人は後ろから4番目の著者になっていて、でおめでとうとぜひ祝福したい気持ちになるが、もう一人は当時彼の学生だった人物で、僕は直接会ったことも、連絡を取ったこともない。そいつが筆頭著者になっている。正直、詳しく読んでもいないのに「なんでこんな研究がNatureに」と思うのだが、情報系の彼らなりの苦労と頑張りがあったのだろう。僕もこれを励みとして頑張らねばなるまい。

久々の献血

 5年ぶりに献血をした。カナダに行っていた3年間と帰国してから今までの間、ずっとやっていなかった。いつの間にか献血手帳から献血カードに変わっていたこともあり、早く献血に行って更新してもらいたかった。そんなこともあり、職場で献血ができるこの日をかなり楽しみにしていた。400mlも採血されて体への負担は大きいだろうが、長い目で見れば、ときどき抜かれた方が健康にはいいような気もする。久々に出る血液検査の結果も楽しみである。ところで、長年、輸血を受けた人はなぜ献血できないのかと不思議に思っていたが、質問をしてなんとなく理解することができた。通常、輸血は複数の人からの血液が使われる。未知のウィルスの存在のことも考えると、輸血を受けた人の血液を別な人に輸血するの連続で状況はかなり複雑になる。

自分のレビューが載っている本を買う

 注文していた書籍"Handbook of Human Molecular Evolution"が届いた。恐ろしいほどの円高の真っ最中だというのに7万円以上も請求された。この分厚い本の8ページを僕のレビューが占めている。ぱらぱらとめくっていたら、インプリンティングのところのFurther Readingに、僕の別なレビューが紹介されていた。嬉しいことだ。他にも興味深い話題がたくさん掲載されているので、時間を見つけては読んでみよう。

花粉症発症

 夜になり、鼻水が流れ、目が痒い。花粉症が発症してしまった。今日は何度も外に出たが、それが良くなかったのか。これから外に出ることがためらわれる。窓を開けることさえためらわれる。カンヒザクラが咲いてこれから春だというのに、そんな残念な季節である。

娘の将来の夢

 娘とプールに行ったので、自分の50mクロールを計ってみたら、1分58秒ほどだった。辛うじて2分を切ったが、これでは100m泳いだら4分を切れない。さて、今日は背泳ぎが25m泳げるかどうかを試させたら、なんとか泳ぎきった。脚が沈んでいるのが問題であるものの、これで3泳法がとりあえず25m完泳ということで、残りはバタフライ。いつから教え始めよう。僕にうまくそそのかされて、娘の将来の夢は競泳選手である。小学校の「大きくなったら」というところには「すいえいのせんしゅになっておりんぴっくにでたい」と堂々と書いているし、今朝、流れ星の逸話を聞いて、「水泳の選手になる」を3回唱える練習をしていた。オリンピックは大げさだが、中学生、高校生、あるいは大学生でも、競泳選手になって何らかの大会に出場することぐらい何とかならなくもないだろう。しかし、毎日練習できるピアノに対して、月に2回習いに行って、2週に1度僕と泳ぎに行く程度でどのくらい上達してくれるのか。

ピアノを弾く楽しさ

 録画した『篤姫』を見ていたら娘が「養女って何」と質問してきた。説明した上で、「だれかの養女になるか」と聞いてみたら、「そんなことしたら友達にピアノで勝てなくなる」という意外な返事が返ってきた。さらに、「なんでピアノを教えたの」と質問された。なぜ、自分が上手でもないのに2年近くにもわたって毎日娘にピアノを教えてきたのか。それはピアノを弾く楽しさを分かってもらい、親子で共有したいからである。毎日のように、反発する我が子を叱りつけて練習させてきたが、どうも僕に対して感謝し、ピアノを弾く楽しさをすでにじゅうぶん感じてくれているようだ。これからもびしびし叱りつけてやろう。

スギ花粉の季節到来

 帰り道、自転車に乗りながら目が痒いのを感じた。早ければ立春からスギ花粉が飛び始める。もう飛び始めたのか。聞くところによると今年の飛散量は多く、ヒノキ花粉も含めると、2月から5月までがシーズンだという。長ければ、1年のうちの3分の1を花粉症で悩まされる。恐ろしいことだ。カナダで生活していた頃は全くそんなアレルギーに悩まされることなく、春とはなんともすばらしい季節だった。帰国後初めての春は、なぜか発症がかなり遅れて、症状も軽くてすんだが、今年はどうなることか。

ローラーシューズ

 ヒーリーズと呼ばれるローラーシューズがある。ローラーシューズとは、靴の踵下の部分に車輪が付いていて、歩くこともでき、かつその車輪で路上を滑ることもできる。そんな靴を履いている小学生をよく見かけたものだが、娘が欲しいと言いだして妻がヒーリーズを買い与えた。「インラインスケートを持っているのにそんな物」と馬鹿にしていたが、どうも練習なしで上手に滑れるわけではないようだ。寒風吹きすさぶベランダに出て、独り黙々と練習していた。最初はたどたどしかったが、最後には少しならば滑れるようになった。一輪車の時もそうであったが、僕があれこれ言ったわけでもないのに、自ら頑張った。我が子ながら意外と根性がある。

著名研究者との立ち話

 学内のシンポジウムで、河岡教授と留学先のボスであったというWebster教授のインフルエンザの話を聞いた。これまでインフルエンザウィルスに関しては良く知らなかったので興味深かった。その後のポスター発表では、Williams症候群を研究しているKorenberg教授が僕の発表を見に来てくれ、ゲノムに関するコメントをあれこれと語ってくれた。ひょっとしたら、僕の留学時のボスであるScherer教授を知っているかもしれない。なにしろ、Williams症候群の原因遺伝子群を見つけた一人なのだから。すると"Steve?!"と、まるで親友であるかのごとくの口ぶりだった。まさかこの場で、カナダ留学の思い出に浸れるとは思わなかった。渋々了承した今回の発表であったが、Korenberg教授を始め、何人かの研究者が興味を持って寄って来て僕の話を聞いてくれ、意外と有意義な一日だった。夜の懇親会では、研究室内のメンバーと話しただけだったが。

メロディーを弾いてピアノの練習

 一昨日、授業参観の後、娘の担任の先生から声をかけられた。まさか僕のことを認識しているなんてことはないだろうと高を括っていたのは非常に良くなかった。そうとは思っていても、こちらから「お世話になっています」などと声をかけるべきだった。突然「ありがとうございます」と言われ、何のことだか良くわからず、お手玉のボランディアの件かと思ったら、ピアノのことだった。今度の一年生の合奏で、ただ一人のピアノ伴奏に選ばれた娘の責任は大きい。先生からも「他の子のほうが上手になったら入れ替えだからね」と念を押されている。そんな先生から、感謝の言葉をいただいた。娘が、メロディーを弾いてくれる父親と一緒に毎日練習していると伝えたのだろう。こうなったらさらに気合いが入る。すでに、ピアノの腕前は娘の方がずっと上になってしまったが、本番のその時まで、しっかり付き合ってやらねばなるまい。

一年生の算数

 昨日の土曜日は授業参観。前回に続き、算数だけは見てみたいと授業の途中からではあるが教室内に入った。黒板には0から100までの101の数字が書かれた大きな紙が貼られて20以上の数字の勉強をしていた。自然数の1からではなく、0から始まっているところがまず興味深かい。その0から9までが1行10列をなし、99までで10行10列、11行目の1列に100が書かれている。子供たちは、隠された個々の数字を当てたり、読んだりし、最後に、この表にどのような規則があるか見つけて挙手するように要求された。なかなかいい授業をしているではないか。僕だったら、頭をひねって、あれこれと凡人が気付かないようなアイデアを絞り出し、先生にアピールすることだろう。しかし、残念ながら我が娘は、全く手を挙げないし、落ち着いて授業にも集中していないようだった。まあ、理解はしているようだったが。まだ一年生だからしかたがないか。僕自身、そんな積極性は低学年の頃には持ち合わせていなかったようにも記憶している。

ボランティアでお手玉の先生

 ボランティアでお手玉の先生をやった。相手は小学一年生と二年生。この日に向けて、3個のシャワーが上手にできるようにと、多少の練習を積んで行ったが、その必要はなかった。僕より上手な子は皆無だ。「やはりお手玉は廃れてゆくのか」と残念な気分にもなるが、片手で2個や、両手で3個(カスケードやシャワー)を回したりすると、子供たちは目を輝かせて感嘆し、興味を示してくれる。4個などという要求に応えられなかったのが残念で、また一緒にやったおばあさんのあざやかさには及ばず、「次の機会があれば、それまでには」という気にさせられた。女の子も、男の子もやって来て、一生懸命練習していた。中には15回以上できるのに、いつも20回手前で落としてしまい、30分以上ずっと教室で練習している女の子がいた。「今度こそできるから見てて」と言われても、次から次へとやってくる子供たちへの対応に追われ、なかなかそうも行かない。頑張っている子供たちと一緒に回数を数え、成功した時の喜びを共有したいものではあるが。これをいい機会に、ぜひお手玉遊びとその技を、次の世代に受け継いで行ってもらいたい。

損耗人員の少ない米国海軍

 今日の英会話のレッスンは、加州出身で、米国海軍に所属していた縁で来日し、今年で5年になるというイギリス系の米国人。イラク戦争真っ只中に大学生ながら従軍を決意したということで、いろいろと話を聞いた。僕のよく知らない世界だった。米国軍は、Army、Navy、Air Force、Marine Corps、Coast Guardの五軍から成るが、NavyとMarine Corpsの違いが良くわからなかった。彼が所属していたのはNavyであり、軍艦の運行などに携わり、実際の戦闘行為はMarine Corpsが担当するらしい。実際、彼は空母に搭載されているジェット機の整備テクニシャンだったようだ。友人の多くがイラク方面に出向いたが、みんな無事に帰還したという。では秋山真之のような軍人はどちらになるのか。旧日本海軍や海上自衛隊にはこのような区別はないように思われる。Coast Guardは日本の海上保安庁に相当するのか。最後に一つ、教えてもらった英語を書き添えておく。日本でも米国でもすでに廃止されているが、徴兵制のことを"compulsory military service"という。しかし一般的には単に"the draft"と呼ばれているようだ。

囲碁で屈辱的な敗退

 研究室で隣にいるベルギー人留学生と囲碁を打って遊んでいる。19路盤で普通にやれば1時間はかかるので、仕事に支障が出る。そんなわけで、1週間か10日間くらいかけて少しずつ打つ。僕は初心者も同然なので9子置かせてもらってやっているのだが、先月は47目も負けた。そして今日は108目という屈辱的な敗退。序盤で相手の石をたくさん取れる状態だったのだが、放っておいたら、僕のミスでやられてしまい、そこからどんどん崩れた。前回よりもいい勝負をしたかったのだが。下手な僕は早いうちに石を取っておくべきだった。投了するのがマナーだとか言うが、自分の実力を知るためには、最後までベストを尽くす必要がある。将棋と違い、強さの違いが数値で出るのだから。いずれにせよ、1桁級への道のりはかなり遠そうだ。

待ちに待った立春

 節分の翌日は立春。待ちに待った立春だ。今年の冬はあまり厳しくなかったが、寒い日が続いたのは事実である。しかし、これから春に向かって三寒四温でしだいに暖かくなり、日もどんどん長くなると思えば非常に嬉しい。まだ春ではないかもしれないが、そう思うだけでも気分が晴れやかになる。カナダでの厳しい経験があったからこそ。

節分の豆まき

 鬼のお面で娘を泣かせてビデオを撮る、というのが節分の日に我が家庭でずっと行われてきた伝統だったが、海外での生活で一時的に中断、そして、去年は何をやったかも忘れてしまった。今年は娘の方から積極的に「やろう」と主張され、無理矢理鬼のお面をかぶらされて豆を投げつけられる。娘も成長したものだ。そして僕はその分、年をとった。最後に娘は、家族の年齢の分だけ、豆を分けてくれる。僕の分け前は39。そうか、数え年だとそんなにもなるのか。39個の豆を一気にほおばりながら風呂場へ向かった。

生活リズムと体調不良

 今日は一日中、体調が良くなかった。そんなことを周りに漏らしたわけでもないのに、研究室の秘書さんから「顔色が良くないから早く帰った方がいい」というようなことを言われたくらいだ。昨夜は缶ビールを飲んで早く寝、夜の11時半に起き出して仕事をし、朝方にまた寝たというのが良くなかったようだ。もっと若い頃だったらこんな生活をしても、そこまで体調不良にはならなかったような気もするが、とにかく、あまりに生活リズムを崩すのは良くない。

冬眠中のアマガエル

 去年、西洋芝を育てるためにベランダに敷いた土を片付けようとしていたら、何やらおかしな形をした物体を目にした。最初は変な形をした石かと思ったが、よく見るとカエルだ。平べったくつぶれていて分からなかった。つぶしてしまったのかと思ったが、そうではない。冬眠中のため、普段見かけるカエルとはちょっと違った姿勢をとっていただけのことだった。去年、自家製の堆肥に湧く無数のコバエをなんとかしようと10数匹のニホンアマガエルをベランダに放ったのだが、この試みは大成功だった。11月には2匹しか見かけなくなって、年末、そのうちの一匹がプランタの土の中で冬眠しているのを見つけた。これはおそらくそれとは別のもう一匹だろう。ベランダの端っこでちゃんと冬眠していてくれた。強引に起こしてやると、だんだんと目が覚めてきたようでピョンピョンと飛び跳ねもした。そろそろ立春だが、啓蟄はまだまだ。もうちょっと眠って、春になったらまたベランダのハエをたくさん食べて欲しい。
Feb01_2009
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Glires

Author:Glires
生物学者の端くれ

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