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真剣勝負

 朝から研究室で9路盤対局をすることになった。5分か10分もかければ終わるのだが、仕事中、手の空いた時に一手ずつ打っていくから1日がかりである。今日は年度末最後の日で、先日の送別会とは別に、また再度、彼らとの別れを惜しむために、夜は研究所内で花見となった。お互い酔っぱらって研究室に戻り、最後まで打つことに。ともに下手なのだが、時間制限がないのでじっくり考えていると時々いい手が出て、そして失敗も多く、向こうが有利になったり、こっちが有利になったり、最後まで気の抜けない戦いだった。死活を真剣に考えなければならない場面がいくつもあった。辛うじて僕がセキに持ち込めて助かった場面もあったが、実はもっとよく考えれば僕の方から殺せたらしい。最後は1目差、コミを勘定に入れると7目半の勝ち。9路盤がこんなに楽しいものとはこれまで知らなかった。つまり、これほど真剣にやって来なかったということだろう。実力差が拮抗していると真剣味も増す。初顔合わせだったが、意外なほど身近にいい碁敵を得た。

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メダカの成長

 メダカが孵化して3週間になるが、順調に育っているようである。未だに体は透明で小さく、親たちと同じ水槽に移したら餌食になってしまいそうなので、ペットボトルの中。スイスでは、キンギョを金魚鉢で飼うと視界が歪んでストレスを与えるため法律で禁じられていると聞くから、その稚魚も早く水槽に移してやりたいのだが。メダカ用の餌を1粒あげてみたり、アブラムシを1匹入れてみたりしたが、とても食べられそうな大きさの口を持っていない。いったい何を食べて、ここまで成長して、毎日元気に動き回っているのだろう。一緒に入れてある水草カボンバの葉か、それとも自然に増えてくる藻か何かか。

貸し出し期間の延長

 最近の区立図書館は、僕が子供の頃に比べるとかなり便利になった。最寄りの図書館、通勤途中の図書館、温水プールと同じ建物にある図書館、区内で中心的な存在であり蔵書数の大きな図書館。主にこの4つを利用しているが、どこで借りたとしても、どこへ返してもいい。予約はインターネットで、どこの図書館にも取り寄せることができる。貸し出し期間は3週間だが、インターネットで簡単に延長申請ができる。申請した日からさらに3週間借りられるから、最長、連続6週間も借りられることになる。そう高を括っていたら今回は失敗してしまった。次の予約が入っていると、延長申請はできないようだ。『ネットワークはなぜつながるのか-知っておきたいTCP/IP、LAN、ADSLの基礎知識』という本を借りて、ゆっくり読み進めてはいたのだが、3週間で返すつもりはなかったので、まだ大部分が未読のままである。区内の図書館に2冊あり、どれも貸し出し中で、少なくとも2件の予約が入っている。この週末に頑張って読み切ろうかとも思ったが、そうも行かず、しぶしぶ返却した。またいずれ、予約して借りることにしよう。図書館で本を借りる一つの利点は、読む期限があることにある。いつもゆっくり読んでいるが、とりあえずは3週間を目指さねばならぬ。

春休み、娘だけの帰省

 春休みになり、東京のソメイヨシノが咲き始めた。昨日から娘は義母と一緒に生まれ故郷の山形に帰省。家には妻と僕だけになり、急に静かになる。娘と遊べないことは寂しいことだが、読書などいろいろとやりたいことができるのでいいことはいい。しかし、それにしても寂しい。娘が生まれる前の二人の生活とは全く違う。子供たちが巣立っていくと、こんな毎日になるのか。子供たちはいつになったら家を出て行くのだろう。僕らと同じく、大学入学時か。それまでの時間は、11年と19年。長いようで短いかもしれない。そういった一日一日を大切に過ごしていかないと。

しゃぶしゃぶ食べ放題でお腹を膨らませる

 研究室の送別会でしゃぶしゃぶ食べ放題へ。さらに飲み放題も付いて1人当たり3,800円だという。実際に取られた会費はずっと高かったが、未だにこんな価格で食べ放題とは驚いた。大学生の頃はよく行ったものだが、久しぶりである。最近、めっきり食べる量が減って、胃袋も小さくなってしまったが、たまには膨らませておかないとと制限時間いっぱい、頑張って食べた。僕は牛肉はあまり好きではないのだが、しゃぶしゃぶならばいくらでも食べられる。今月末、3人が研究室を去る。それから学位を取った2人のお祝いも兼ねているのだが、そこにはこの3月に博士号を取れなかった2人と修士号を取れなかった1人も参加していた。

中手とセキの理解

 研究室で2週間ほどかけて戦ってきた9子局は、僕の37目負けという結果に終わったが、これまでの対局の中で最も成績のいいものであった。そんな中で、写真に示したような状況に。黒が隅を取ったかに思えたが、白に攻め込まれて諦めたところ。しかしたまたまそこを通りかかった五段に「黒番でセキにできる」と言われた。僕には分からず、それを聞いた白が一手打って、黒は死んだことにしたのだが、今日、そのセキにできる手を解説してもらった。解説してはもらったが、下手くそな僕にはそう明快ではない。そもそもセキという言葉の意味は知っていても、実戦になると良く分からないし、この場合、五目中手を理解していないと先が読めない。強くなるには、少しずつでも、こういったことを理解した上で覚えて行かなければならない。まずは三目、四目、五目、六目の中手か。
Mar26_2009

娘の皆勤賞

 小学校はきのうが卒業式で、一年生は休みだった。今日は修了式だという。終業式の間違いではないかと思ったが、確かに通知表の最終ページは一年生の修了証書となっており、修了式でいいのだろう。一年生は二学期から、各教科数項目に対して3段階の評価が付けられる。僕の経験から、低学年なんてみんな高い評価をもらえるのかと思っていたが、娘のを見るとそうでもない。できが悪いのか、それとも厳しいのか。もちろん、後者であって欲しい。さて、三学期はどうなったか多少楽しみであった。少なくとも音楽の評価は全て一番上になるはずだと思っていたが、そうなっていた。ピアノ演奏の実力を見せつけて、大いに貢献した学期であったから。そして全体を通しても、評価が上がっていた。これから学年が上がるにつて、努力して勝ち得た実力を見せつけていって欲しい。そして何より評価してやりたいのは、皆勤賞である。この一年間、登校日は199日あった。娘は一日も休まなかった。二学期最初の日、高熱を出して休ませようかとも思ったが、防災の日の訓練があって親が早く引き取りに行けばいいと学校に送り出したのだが、本人もこの日のことは忘れていない。そして通知表に並ぶ0の字を誇りに思っている。3年半前、カナダの幼稚園に通ってことばの壁にぶつかり、そして2年半前、幼稚園の途中から、帰国子女としてこっちでの集団生活を再開し、何度も自信をなくしていた。が、完全に自信を取り戻した一年生の第三学期だった。

間の悪いセミナー

 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝。第1回から早くも3年の月日が流れた。あの時はカナダで、英語のアナウンスを聞きながら見ていた。アナウンサーは「野球はもはや米国だけのスポーツではない」などと的外れな発言を繰り返していたことを思い出す。その時は夜に観戦できたのだが、今日は勤務時間中。あれだけの手に汗握る試合だったのに生中継をゆっくり見られなかったのは非常に残念である。弁当を持って行っていたのだが、昼は生協に行き、ちょっとの間、テレビを見ることができた。ウェブサイトで確認すると、日本が1点リードで、九回裏、韓国の攻撃、二死一二塁。午後2時。なんとこんな時にセミナーの時間になる。そして予定通り始まった。iPhoneで結果を確認することはできたが、敢えてそんなことはしなかった。そしてセミナーが終わってから、同点に追いつかれ、延長十回で運良く二連覇を決めたことを知った。

一ヶ月ぶりの水泳

 最近はなかなか水泳に行くことができなかった。せっかくの3連休中も天候などの理由により行かなかったので、今日は平日ながら、早めに帰って娘といつもの温水プールへ。花粉症の季節で、家にこもりがちなこともあり、久々の運動である。久しぶりに泳ぐと、腕が回らなくなる。特にバタフライがそうだが、クロールも50mを連続で泳いだだけで力が入らなくなってしまう。隣には足を止めて腕だけで、25mを20秒ほどで泳いでしまう人がいて驚かされた。なぜ、あんなにもぐんぐん進むのか。泳ぐ形も他の人たちとは違う。僕なんかは25mクロールで25秒ほどもかかるのに。これからはせめて月に2回は通いたい。これ以上、上手になるのかは疑問だが。

東大生の面倒を見る

 東大生が10日ほど前から僕の仕事を手伝ってくれている。うちの研究室でしばらくの間、仕事がしたいということで、今取り組んでいるホヤの研究が、他の人のプロジェクトよりもいかに面白いかと言うことを語ったら、興味を持ってくれた。別にホヤ自体にそれほどの興味があるわけではない。ホヤのような原始的な脊索動物から如何に脊椎動物へと進化したかに重点がある。いくら東大生とはいえ、学部2年生。即戦力になるわけでもないが、せっかくの機会だから、手伝いというよりはある程度独立したことをやらせたい。カタユウレイボヤで行ってきた解析を、別種のユウレイボヤで応用させてみることにした。実は、僕がバグを作り込んで、なかなか進められなかったところでもある。金曜日から今日まで3連休であったが、7回も僕のところにメールで連絡がきた。よく頑張ってくれている。

そろそろ性教育

 最近、娘がよく僕のお腹の上に乗ってくる。「お母さんのお腹の中には赤ちゃんがいるから」というのが理由のようだ。娘を追っ払おうと、ついつい「最初、赤ちゃんはお父さんのお腹の中にいて、お母さんのお腹に移って大きくなる」などと口走ってしまったが、娘は「どうやって赤ちゃんは移るんだ」と大笑いして、こっちの言うことを全く信じない。発生学の知識を無視し、前生説を支持するかのような発言だが、まんざら嘘でもないと僕は思っている。実は6日前のこと、娘が「結婚しないと赤ちゃんはできないの」と聞いてきて驚かされた。小学校一年生にもなると、いろいろなことを論理的に考えられるようになり、理解できなければ大人に聞いてくる。5、6歳頃の知識を増やすための疑問とは質が違う。性教育を施すいい機会であったが、僕自身が小学校高学年の頃に男女の交わりを知って不快感を持ったことを思い出すと、そうストレートには語れない。生物学研究者の端くれとしても、子供に伝えておきたいことは多い。父と娘の関係が、また一つ上の段階へと進みつつあるようだ。

冬蒔きのナズナを食べる

 いつの間にやら春分。東京の日の出および日の入り時刻は、それぞれ5時45分、17時53分となっており、理由は良くわからないが、すでに昼の方が長くなっている。だいぶ暖かくなり、ナズナの花もところどころで咲き始めた。去年、研究所に生えていたぺんぺん草を1本引き抜いてうちのベランダに植えておいたら、種が採れたのだが、この冬、その種を蒔いておいた。本来ならば秋に発芽してロゼットを形成し、冬を越すそうだが、そのためか生えてくるまでにかなりの時間がかかった。そして成長してもほとんどが切れ込みの入らないナズナらしくない草になった。早いところ食べてしまわないと花が咲いてしまうと、今日、摘んでおひたしにした。懐かしい味だ。葉の形は違えど、香りと味は確かに春の七草の一つ、ナズナである。妻と娘は全く手をつけない。娘には強引に一口食べさせたが「まずい」と言う。ナズナには胎児を殺す薬効があるなどと書かれたウェブサイトもあり、「食べたくない」という妻には何も言わなかったが。
Mar20_2009

ディスプレイを強引に縦置き

 研究室ではAppleの23インチCinema Displayを2つ使っている。最大解像度は1,920x1,200ピクセルのWUXGA。もちろん横長にして使っていたのだが、同僚ポスドクのアドバイスもあり、今週からそのうちの1つを縦長に置いてみた。もともとそう置くように設計されているわけではないので、工夫しなければならないが何とかなる。アスペクト比が大きいので、妙に高く伸びているが、なんと言ってもA4やレターサイズの論文を大きく開けるのがいい。Mac起動時にいくつかのPDFを自動的に開くようにしてみた。今のところなかなかいい感じである。もうしばらくこのままにして様子を見ようと思う。
Mar19_2009

たまたま安く上がったパケット通信料

 去年の夏からiPhone 3Gを使い始めて7ヶ月以上が経った。請求書の数も7枚になり、9,152円、7,539円、8,645円、8,540円、9,086円、8,687円というようにそこそこ高額の請求が来ていたが、先月分は4,591円というように急落。毎月のパケット通信料が上限の5,985円もかかっていたのだが、先月は半分以下の2,286円で済んだことが原因である。思い返せば先月は、特にどこにも出かけなかった。そうなれば、メールを確認するぐらいだし、職場にいればLAN接続ができるのでインターネットに接続したとしても遅いパケット通信は利用しない。恐らく、外出した際の地図の利用が通信量を激しく増大させていることと思う。しかし、このパケット通信料を抑えて請求額を節約しようとするとiPhoneを持っていることの利点を失うことになる。今回はたまたま安く済んだというだけのこと。

春目前のアマガエルの死

 ベランダに置いてある堆肥を作るバケツの中でアマガエルがずっと生きていたのだが、ついに死んでしまった。僕が冬眠から覚まさせてしまったためか、次から次へと野菜や果物のくずを放り込んだためか。もうすぐ春という時に、いよいよコバエが多くなってくるという時だけに非常に残念である。そしてかわいそうなことをした。もう、外に出してやれば良かったのかもしれない。最近は、冬眠のそぶりを見せず、バケツの中で動き回っていたのだが、同じ場所から全く動かなくなったのに気付いた。ちょっと太ったような感じでどっしりと構え、目もぱっちりと開けてじっとしている。どうもおかしいと思い始めたのが13日で、外に出してみたら全く動かない。次第に体が乾燥してきた。おととい、芝を植えた土の中に埋葬してやった。去年はありがとう。お前のおかげでベランダのコバエは激減した。冬を越させてやれなくて申し訳なかった。

コンピュータ買い替えのタイミング

 先月18日にMac Proを注文して今月2日に届き、3日から使い始めたが、いろいろと設定に戸惑っている。最近はX11がうまく起動せずに困っていて、ようやく落ち着いて来たようだが、今日は職場のプリンタで両面印刷するためのドライバ設定にあれこれと苦労した。これまでのPower Mac G5で快適に仕事ができたのも、長い期間に渡る環境設定等の積み重ねの結果なので、今回も少しずつでいいから進んでゆかなければならない。ところで、あまり気に留めていなかったのだが、最近、アップルが新しいMac Proを発表したという話がある。僕が使い始めたのは旧式なのか新式なのか。ちょっと調べてみると、発表日は3月3日で、「Intel "Nehalem" Xeonプロセッサと次世代のシステムアーキテクチャを搭載し、前モデルの最大2倍のパフォーマンスを実現する新しいMac Pro」とある。Nehalemとは何だ。ちょっとの差であったが、明らかに僕のMac Proは前モデルである。2倍のパフォーマンスというのが本当ならば、かなり悔しい。

帰国後のTOEIC初受験

 帰国後、初めてTOEIC公開テストを受験した。恐らく6年ぶりになる。最近は忙しくてあまり勉強できなかったが、そんな気持ちで臨むのは良くないと思い、「留学して語学力はかなり上がったはずだ」と自信を持って会場の早大早稲田キャンパスへ向かった。早めに教室に入り、心を落ち着かせる。目標は920点だが、最低でも、前回の860点を超えなければならない。そしてリスニングから試験が始まる。TOEICの試験はリスニングとは言っても、問題用紙に書かれている英文を素早く読んで解答を導き出す能力も試される。ほんの数秒でも空き時間があれば、先の英文に目を通すよう心がける。今回は下線やチェックなど一切、問題用紙への書き込みが禁じられていた。前回は、すぐに目に入るように重要単語の訳を書き込んでいたが、そんなことはできない。真の英語能力を試すにはいいことである。先読みに集中し過ぎて、肝心の英語を聞き逃したことが数回あったが、概して良くできたと思う。そして苦手意識のあるリーディングへ75分間の格闘が始まる。こちらも意外なことに簡単な問題が多く、驚いたことに、数分を残して時間内に全ての解答を終えることができた。去年受験した英検一級一次に比べれば、全体的に簡単である。これまであまり気付かなかったが、自分の英語運用能力がかなり上がっていることを悟った。ひょっとしたら920点を超えられるか。結果が届く日が楽しみである。

宇宙の謎

 最近、娘はいろいろなことを聞いてくるが、今日はついにこんな質問が出た。「宇宙の始まりはどうなっていたの」と「地球はどうやってできたの」である。後者の方に関しては、ニュートン力学を習えば、大筋は理解できる。僕は中3の時に納得できた。娘が理解できたかどうかは分からないが、とにかく説明してみた。問題は宇宙の始まりの方である。ビッグバン理論を説明できればいいのだろうが、僕自身はよく理解できていないし、そもそもどの程度信頼されている仮説なのかも知らない。簡単に説明しておいたが、これから常に頭の片隅に残る謎だろう。ところで、これらの質問に、親が頭ごなしに不十分な知識を吹き込む必要があったのか。この点、僕自身の新たな疑問ではあるが、論理的に不思議に思えることを質問するということは、成長していろいろと考えるようになったということであり、非常に嬉しいことである。大人が言ったことをすっかり信用することなく、自分なりに考えて行って欲しい。

ピアノのお姉さんになる

 朝、小学校の音楽集会があり、一年生全員が合奏と合唱をする。曲目はどちらとも久石譲の『崖の上のポニョ』。娘がピアノ伴奏をするので、何がなんでも見に行かなければならない。きのうから今日にかけて柏に出張すべきところだったが、昨夜戻って来て、今日は午前半休。うちの娘がグランドピアノに抜擢されたことは意外と知れ渡っているようで、知らない人からも声をかけられたりした。鼻が高いことであるが、これも、僕と娘の努力あってのことだと思っている。その努力こそを誇りに思っている。娘もそうであろう。平日だというのに意外と多くの父兄が集まっていて、ビデオ撮影もそう簡単ではなかった。予想はしていたが、多くの楽器の音にまぎれて、わが子の演奏はよく聞こえない。無事に合奏は終わり、ピアノ伴奏は音楽の先生と交代。さすがに先生の伴奏は雲泥の差で、違いを見せつけられたが、今日この日だけでなく、今までよく頑張ってくれた。いい経験もさせてもらえた。消しゴムに「ピアノのおねえさんになれますように」と書き込んだ願い事は、早くも一年生で実現した。今後への大きな弾みになることは間違いない。

とても遠かった柏キャンパス

 今の研究室にいると、セミナーが月に3回程度回ってきて、その準備に追われる毎日でなかなか研究自体が進まない感がある。しかも発表は、外国人の割合が多いため英語でしなければならない。しかしその一方で、プレゼンテーションのいい練習になっているのかもしれない。今日は東大の柏キャンパスに行き、発表。もちろん英語。準備にあまり時間をかけられなかったが、なんとかこなせたのはこれまでの練習の積み重ねか。柏には、博士課程の時の実質的な指導教官であった先生がいるので、お土産を持って挨拶に行った。共同研究をしてくれるようお願いするのが目的であったが、事は無事に進みそうだ。それにしても、ずいぶんとご無沙汰してしまった。メールでやり取りしたり、学会で顔を合わせることはあったが、柏の研究室を訪れたのは初めてのことだった。

大学院生の指導

 僕が大学院生だった頃、指導教官からはけっこうほったらかされていたが、取り組むべきテーマは与えられていた。その日その日にやるべきことは自分なりに考えなければならなかったが、大まかな線路は敷かれていたと言える。そこそこ頑張っていたら、論文を出すことができて、博士号ももらうことができた。しかし今の研究室では、大学院生たちはそういったテーマが与えられていない。自由奔放に独立した研究をすることが許されているのはとてもいいことのように思えるが、それは僕のようなポスドクには良くても、大学院生にとっては決していい環境であるとは思えない。今日のセミナーでは、今までちゃんと面倒を見てもらってもいなかったのに、一人の大学院生がみんなの前で叱られていたが、指導教官としての責任はどうなっているのか。頑張っている大学院生だけに、僕が面倒を見させてもらえるようお願いした。何が重要な問題で、科学として多くの研究者の興味を引くのか。バイオインフォマティクスと呼ばれる分野の研究をやっていると、しばしばこの点が忘れられる。彼には僕の興味に基づいてしばらくの間は嫌でも頑張ってもらい、頻繁に話し合って、論文が出せるまでにしてやりたい。

役に立たない棋力

 金曜日に秋保温泉で、旧友に囲碁を始めたことを話していたら、近くにいた東北大多元研の教授が「囲碁をするのか」と話しかけてきた。聞けば、国内では四段、海外では二段の腕前。お誘いをいただいたが、僕の棋力では話にならない。せっかくの機会だったが、このようなことを想定し、せめて有段者に9子置いて対局できるような級位にはなっておくべきだと思い知らされた。「去年、娘が始めたので、僕も覚えた」といい加減な言い訳を言っておいたが、その娘という言葉に妙に反応されて、「20代後半かと思った」などと嬉しいお言葉をいただいた。50代中頃かと思われるが、その歳でも碁会所に行くと爺さんだらけなのでもてはやされるらしい。気分がいいから行ってみるよう勧められたが、やはりどうしても棋力が足りない。周りに碁を打つ学生はいるかと聞いてみたが皆無だという。「あんなおもしろいゲームをなぜしない」と。ところで、職場でのベルギー人留学生との9子置いての対局成績は、47目負け、127目負け、130目負けとどんどん悪くなっている。僕が下手になっているのではなく、相手が長年のブランクを克服してきていると思いたい。今日も最後まで進めて96目負けだった。次は80目を目指す。中央に地を作るのは難しいが、置き石を利用してなんとか隅と辺は確実にものにしたい。

メダカの孵化

 金魚草とも呼ばれるカボンバを育てているペットボトルの中で、何かがふわふわっと動いた。よく見ると孵化したばかりの稚魚である。土曜日のことだった。メダカが頻繁に卵をつけるようになって久しいが、なかなか発生、孵化しないようなので、食べられてしまっているのではないかと思い、水槽からこのペットボトルに、いくつかの卵を移動してみた。いつのことだったろう。メダカの卵は10日ほどで孵化すると聞いていたから死んでしまったと思っていたが、ずいぶんと時間をかけて発生が進んだものだ。受精した卵かどうかも良くわからなかったが。とりあえずは1匹だけだが、これから春になって水温が上がると、そうとう数増えるかもしれない。あの透明で小さな魚が食べられるような餌を与えるのは不可能だが、今のところ元気で、ちょっと大きくなったような気もする。自然に繁殖した藻でも食べているのか。

進級テスト不合格

 娘が残念そうに「ダメだった」と言ってきた。水泳教室の進級テストである。確信的に、あるいは計画的に不合格になった昨夏の学校の進級テストとは様子が違う。テスト種目は3つ、面かぶりクロール10m、板付背面キック13m、立ち飛び込み。不思議なことにクロールのところがばつになっている。クロールなら100mも泳げる娘がなぜ。理由を聞いてみれば「どこまでか分からなかった」、「ちょっと苦しかった」などと言う。親の立場としては、落とされたことはいいとしても、また今までの級で練習させられるのが納得ゆかない。将来は水泳の選手と公言している娘である。もっとレベルの高いところで教えてもらい、どんどん上達してもらいたい。100mも泳げるのだから、なんとか上げてもらえないかと交渉しようかと思ったが、家に帰る頃には冷静になり、静観することにした。娘自身もこの悔しさは感じているはずである。僕は僕で、月に数回、今までと同様、水泳教室とは別に彼女の泳ぎを見てやろう。おととい聴いた恩師の最終講義で、ご自身が大学教授であった父親からどうんな教育方針で育てられたかに触れていたが、そんなこともあり、子供の自主性を育てるようなことも考えてやらなければと思わされた。

懐かしい仙台の街並

 朝食の前後に再び温泉に浸かり、仙台駅へ。前回はいつ来たの分からないほど久しぶりの仙台で、何もかもが懐かしく感じられる。若き学生時代を過ごした街である。きのうは、前半を過ごした川内キャンパス、後半を過ごした青葉山キャンパスへと歩いたが、今日も独り、自分が住んでいた向山へ行ってみることにした。北門から片平キャンパスを通り抜けて、霊屋橋を渡り、鹿落坂を登る。そこには鹿落観音堂なるものがあって、初めてその階段を上ってみた。学生の頃は、存在を知っていたか、知らなかったか、とにかく、ここまで来たことがなかった。Google Street Viewで、住んでいたアパートがそのまま残っていることは知っていたが、確かに、外装をちょっときれいにしただけでそのまま残っていた。大家さんがいるかどうか、呼び鈴を押してみたが、残念ながら不在のようである。東京駅で買ってきたお土産は、家族へのお土産へと変更になる。アルバイトと自身のトレーニングで通ったスイミングスクールもそのままだ。広瀬川を渡って、国道4号線、奥州街道の方へ向かうと、空気が汚くてむせる。もちろん、変わったところもあるが、変わっていないところも意外と多い。6年を過ごして、今から13年前に引き上げた仙台。いずれまた子供たちを連れて、妻と初めて会った仙台に遊びに来よう。

恩師の最終講義

 修士課程の2年間お世話になった恩師がいよいよ退官で、最終講義がある。休みを取って、久々に仙台へ行くのだが、頼まれていたスピーチが完成していなかったので、いつものように未明に起きて原稿を書く。今まで何を話そうか、いろいろと考えていたのだが、けっきょく車の運転というテーマを中心に構築することにした。我ながらうまく行ったが、もう出発せねばならぬ。練習は声は出せないが新幹線の中だ。今日はあいにくの雨。それに思ったよりも遅く仙台駅に着いてしまったが、久々の仙台の街がどう変わっているのか、この足で歩いて自分の目でよく見ておきたかった。青葉通りから、川内キャンパス、薬学部附属薬用植物園の山道を通って理学部に着く頃には、コートはずぶ濡れで、靴は泥まみれになっていた。先生の最終講義はなかなかで、今後の僕の科学に対する姿勢、それから子女教育に対する姿勢にも考えさせられるものだった。僕のスピーチはその後の送別茶話会で、4人の中の2番目、同僚教授、仙台に移って来た時の最初の大学院生、その時の助手、最近の大学院生の順である。階段状の大講義室で、みんなから見下ろされてのスピーチとは思っていなかったので、けっこう緊張したが、勝手に時間的な余裕を感じてのんびりとやったのでうまくできた。笑いも何度も取ることができたが、適度な専門用語を使ったところも受けていた。これは内輪受けの部類だろう。先生も満足げに聞いていたようなので一安心である。夜は御退職祝賀会で秋保温泉の佐勘へ。何人かに「いいスピーチだった」と、また、お祝いする会事務局の3方にも名スピーチだったと褒めてもらえた。そんな場で僕なんかに話す機会を与えてくれ、とても感謝している。懐かしい面々に会い、楽しい一日だった。

顔を合わせに来てくれた旧友

 職場に独身の若い学生ばかりで、こっちには子供がいるとなると、なかなか一緒に飲みに行ったり食事をしに行ったりといった友人を作るのは難しくなる。ここに来てそろそろ2年になるが、そういった意味で寂しくもあり、かつての友人たちが懐かしい。そんな旧友たちに、誕生日などの機会を見つけて連絡を取るように試みているのだが、今日はそんな一人が研究所に遊びに来てくれ、2人で近くの蕎麦屋に昼食を食べに行った。たまたま取った午後半休を利用して来てくれたようだ。7つも下だが、ポスドクの僕よりもきっと彼女の方が高給取りである。支払いはどうするか多少迷ったが、まあ、僕が払っておいた。そうしたら、後で、お土産を持って来てくれていたことが分かり、ほっとさせられる羽目になる。昼休みからのちょっとした時間だが、お互いの近況などの情報交換ができた。顔を合わすのは、思い起こしてみれば、友人の結婚式、また、別な友人の通夜以来になる。

神様とは何か

 娘とお風呂に入っていて、神様とは何なのかという話が出てきた。これは実は難しい問題であるかもしれないが、親として、子供自身にあれこれ考えさせるような題材をうまく提供していかなければならない。科学的な観点から、宗教的な観点から、あるいは道徳的な観点から考えるかで大きく変わりうるテーマである。今までの幼児期において神様の存在は、人としての規範を教え込む上でうまく利用することもできたが、これから大人になるまでの間は科学的に、あるいは論理的にしっかりと考えてもらいたいと思っている。そこで今日はきっぱりと「神様はいない」と言い切ってみた。ここ1年間ほど、ことあるごとに進化論について触れてきたが、それに基づけば、神様の存在を持ち出す必要はない。彼女なりにこれからどう考えて行くのか、楽しみである。

PowerPCとの決別

 今日から職場で新しいコンピュータを使い始める。Mac Pro, 2 x 2.8 GHz Quad-Core Intel Xeon, 4 GB, Mac OS X 10.5.6というなかなかのもの。2月18日に注文を入れて、ようやくきのう届いたので意外と時間がかかった。自分が担当するセミナーもあり、忙しくて今日はごく簡単なセットアップをしたに留まったのが残念だが、毎日少しずつ、自分の使いやすい環境を構築して行こう。これまで使っていたのはPower Mac G5, Dual 1.8 GHz PowerPC G5, 2 GB, Mac OS X 10.5.2だから、PowerPCからx86へ、しかもXeonへという大変革である。

目指せ皆勤賞

 きのう、娘が久々に熱を出した。そのため、水泳教室を休まざるを得なかったのだが、よりによってその日は進級テストの日。悔しいがしかたがない。これも人生だ。幸い、発熱はこの日だけでおさまり、今日は学校へ行くことができた。今のところ、小学校は休んだことがない。一学期も二学期も皆勤で表彰されており、本人も通知表に書かれる欠席日数が0であることを誇りに思っている。これまで、危ういことは数度あったが、幸運なことに、体調を崩すのは全て休日だった。自分のことを思い返してみると、小学校低学年のころは風邪で学校をよく休み、体の強そうな周りの友達を羨ましく思ったものである。しかしそれも高学年の頃になれば、休むことはほとんどなくなった。娘は1歳半から保育園に通い、最初の何ヶ月かは次から次へと病気をもらってきて全く通えないような状態だった。人によって鍛えられる時期が違うだけのことなのだろう。

プロフィール

Glires

Author:Glires
生物学者の端くれ

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