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アジサイの新緑

 東京ではあちこちでサクラの花が咲き、大学の居室からも何本ものサクラの木を眺めることができる。しかしサクラよりも僕が楽しみにしているのはアジサイである。寒い頃から大学構内には多くのアジサイが植えられていることに気付いていたが、その寒いさなか、アジサイの芽は着々と膨らみ、今や葉が開いて日に日に大きくなりつつある。新緑も鮮やかで、ほこりなどで汚れていないからこれまた美しい。僕はこれらのアジサイがどんな花をつけるのか全く知らない。構内一帯を同じ色の花が咲きそろうのか、いろいろな花が咲き乱れるのか。今から楽しみでならないが、ここでのこの楽しみは一生のうちでこの2010年初夏だけである。
Mar31_2010
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プッシュ式電子メール

 自治会での最初の仕事は役員名簿の作成である。高々12世帯の情報を集めるだけだが、予想外に時間がかかった。基本的にメールで連絡を取り合うので、電話番号だけでなくメールアドレスも教えてもらったのだが、非常にびっくりさせられたことがある。普通の電子メールアドレスを知らせてきたのは1件だけで、他は全て携帯電話のアドレスである。そしてその1件も後日、やはり携帯で読みたいのか携帯のアドレスを知らせてきた。けっきょくは例外は僕だけである。電子メールにはポーリング式とプッシュ式の2つがある。プッシュ式とは最近のスマートフォンなどで取られている方式で、サーバがクライアントに対して瞬時にかつ能動的にメールを配信する。頻繁にPOP3などでポーリングする場合でも同じようなことが実現できる。しかし電子メールの利点は、受信者を煩わすことなくいつでも送信でき、また、受信者の立場からはいつでも好きな時にチェックできるということにある。プッシュ式はこの利点を完全に放棄している。時代は変わっているのは分かるが、僕はプッシュ式の電子メールなど使いたくない。

歯科医の腕

 奥歯が欠けたのはもう1ヶ月以上も前になる。今日で歯医者に行くのは3度目になるが、実質2度目で金属を詰めてもらい、その治療は終了した。今日は麻酔をしなかったのでちょっとだけ痛かったが、前回はすごかった。かなり激しい治療をされたにも関わらず、全く痛みを感じなかった。麻酔を打たれたのだが、その麻酔を打たれる痛みさえもなかった。帰る際になぜかと尋ねると、その歯科医は自分の腕を叩いて誇らしげな顔をしていた。水を口に含むとしみるような痛みを感じるのだが、これは金属を伝わる急激な温度変化を痛覚として歯の細胞が感じ取るためらしい。数週間すると慣れて平気になるという。

XHTMLへ完全移行

 最近になってようやくXHTMLというものを知った。いろいろ勉強してみると、これからのウェブサイトはHTMLでなくXHTMLで書いた方がいいようだ。会社に勤めていた頃にHTMLを覚え、今でも毎日、研究ノートはHTMLで書いている。XML自体もよく知らないのだが、とにかくXHTMLに移行した方が良さそうである。今のところ、strict、transitional、framesetという3種類の書き方があり、できればstrictで書きたいのだが、当面はtransitionalを使う方がいいかもしれない。そろそろ新年度である。既存の文書はともかく、4月からはXHTMLに完全移行することにする。

初電子メール

 先日の妹の誕生日、娘に「叔母さんにメールを送ってみな」と電子メールの送り方を教えてあげた。幼い頃から、ごくありふれた便利な道具としてパソコンに接して来ているから、僕らの親の世代に見られるようなパソコンに対する抵抗感など何もない。自分で文章を打ち込み、そしてあっさり送ってしまった。初めての電子メールである。僕の初めての電子メールは大学1年の時だが、本格的に使い始めたのは修士課程1年の4月からである。それと比べると小学校低学年とは全くもって驚きである。その娘は春休みに入り、親元を離れて田舎に行きたいと、今日、義母と2人で帰省してしまった。向こうにもパソコンがあるのだが、インターネットにつながっていないのでビデオチャットなどはできない。つながってさえいれば、あとは娘がうまくやってくれるはずなんだが。今夜からしばらく寂しい日が続く。

カボンバの繁殖

 メダカを飼い始め、その水槽に導入した水草はカボンバである。細かくてきれいな葉をたくさん持つのだが、育てるのはそう容易ではなく、これまで何度か購入したのだが、だんだんと小さくなっていって最後には死んでしまった。要は土なり砂利などに植えてやり根を出させればいいのだが、面倒で、浮いてきてしまっても放ったらかしだった。3度目に買った時には「今度こそは」と気合いを入れて世話をし、その甲斐あって元気に育ち、天気のいい日には大量の酸素を放出している。メダカだけだと水槽の壁面だけでなくカボンバの緑の葉も藻で覆われてしまうので、ミナミヌマエビのようなタンクメイトも一緒に飼ってやる必要がある。これからどんどん暖かくなって、カボンバもますますきれいな葉を付けてくれるのではないかと期待している。
Mar26_2010

国立大学法人の総合評価

 国立86大学の教育研究活動や業務運営を文科省が総合評価した順位が発表された。意外にも我が大学は東大をはじめとする一流大学を抑えて第5位に入っている。これはどう理解すればいいのだろう。研究業績で比べたら東大や京大になんかにかなうわけがない。教育面で高い評価を受けたのか。学長から辞令を受けた際、いろいろな取り組みを行っていることを聞いたが、確かにそれは事実である。そして僕が関わっている大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラムの実績も評価の対象になったのか。業務運営に関してはさっぱり分からないが、こちらでも高い評価を受けたのだろう。大学というよりもむしろ国立大学法人としての評価であって、学生の立場から見る大学のランキングではないようだ。この結果は来年度の運営交付金に反映されるらしいが、その増額分は僕1人の年収にも満たない微々たるものだった。どれだけ信頼できる評価方法か定かではないが、順位を発表するだけでも意味のあることだったのかもしれない。

デュアルブートから仮想マシンへ

 銀座のApple Storeに行ったことがある。iMacを眺めているとけっこう年配のおばさんが近寄って来ていろいろと説明してくれた。この店員、見かけによらず技術的なことを良く知っており、僕の知りたかったこと全てに対して答えてくれた。すぐに購入することを決め、別な店でWindows XPも買い足した。Intel Core 2 Duoが使われているからデュアルブートでWindowsマシンとしても使える。その時、初めて仮想マシンのことを聞いたのだが、「このおばさん、何を訳の分からないことを言っているんだ」とあまり気にも止めなかった。あれから3年以上が経ち、いつの間にやら僕も仮想マシンを利用してMac OS X Snow LeopardとWindows 7 Home Premiumを1台で同時に使うようになった。おかげでMacでは動かないはずのIgowinが、Mac Proで使える。仮想マシンを実現するソフトウェアはいろいろと不具合が多かったようだが、じゅうぶん実用に堪えうるレベルに達している。まだ試してはいないがLinuxも動かせるはずだから、もはやDOS/Vマシンを買う必要がない。

電車に閉じ込められる

 新宿へ向かう湘南新宿ラインに乗っていたら突然、列車内の照明が消えた。それから一度ついたがまた消えた。一部の蛍光灯はついているが何か様子がおかしい。そのうちに列車は高田馬場駅付近で停止した。すぐ近くには使われていない運転席があり、ブザーのような耳障りな音が繰り返し鳴っている。どうも停電が起ったようだ。夜のことである。非常用の照明が僕のすぐ近くにあったことはありがたかった。そのままずっと司馬遼太郎の『関ヶ原』を読み続けた。そのうちに動き出すだろうと思っていたが、なかなか復旧しない。立っていたからちょっと辛い。もう1時間以上閉じ込められた状態だ。「ここで尿意等を催したらさぞかしたいへんだろう」などと思って心配になってきたが、トイレが付いていた。車内に閉じ込められた乗客はみな意外と落ち着いていた。読書に飽きたらiPhoneに入れておいた英語を聞いて気を紛らわせた。けっきょく1時間45分くらいだったらしい。その後は特に問題なく動き、無事に家に到着。けっこう大きなニュースになっており、大騒ぎした人たちもいたようで驚いた。

冬富士への挑戦

 めっきり春らしくなり、その証拠にうちから富士山が見えることがまれになった。しかし強烈な低気圧が通過したためか、今朝は青空の下に雪をかぶった富士山を望むことができた。前回見ることができた11日前には丹沢にも白い物が見られたが、こちらの雪はもうすでに消え失せてしまったようである。そんなことを思っていたら、友人が富士山五合目から山頂を写した写真を送ってきた。向こうもいい天気なようだ。そしてその11時間後、夕方になってまたメールが届いた。「無事下山。きつかった。」と。奴は登ったのか。晴れていたとはいえ冬の富士山である。新田次郎の小説を何冊か読んだばかりなので、正気の沙汰とは思えない。奴も他の登山客に見下されたりするとムッとするたちだからかなり危険である。いつかは言ってやらねばと思っていたのだが。何を思ってこんな時に富士山に向かったのか知らないが、3人の子らの親として常に慎重な行動をとって欲しい。
Mar22_2010

近所づきあい

 来年度はうちの階と下の階の計12世帯が自治会を担当することになっており、今日はその役員を決める会合が開かれた。もともとそんな事には全く興味を持っておらず、極力避けて通りたいことであった。どこの家もそれは同じことだとは思うが。しかし、PTAに参加するようになり、多少は僕の考え方も変わって、時間の都合さえつけば喜んで手伝おうという気になっている。しかししょっちゅう町内会に顔を出さなければならない会長にさせられては困るので、副会長の下の書記あたりに立候補してみた。かなり長い時間がかかったが、会長を含めて概ね立候補で全ての役員が埋まった。顔を出さない家もあって来月からの自治会はどうなることかと心配していたが、なんかいい感じである。日頃、挨拶しかしないご近所さんたちだが、これから1年間、どんなことが起るのか楽しみである。いや、そうでも思っていなければ自治会の活動など憂鬱でしかたない。

点と点をつなぐ

 久々に理学部化学教室の同期4人で集まった。彼らとは前回いつ会っただろう。そんなことを思い出せないくらい久しぶりの再会だ。そろそろみんな40代に突入するわけだが、どいつもこいつも一緒に講義を受けていた20代の頃とそんなに変わらない。しかし、それからお互いが歩んできた道のりはばらばらである。1つの店で4時間にわたり、いろいろな話が出たが、中でもSteve Jobsのスタンフォード大卒業式におけるスピーチが印象的だった。あのビデオは僕もどこかで見て聴いた覚えがあるのだが、内容はもはや覚えていなかった。いや、英語を理解できていなかっただけなのか。Steveは"connecting the dots"という話をしていて、それが未来を見据えてはできず、過去を振り返って初めてできることだと言っている。僕の場合のdotsとは何か。コンピュータと生物学はとりあえずつながったが、奴らと一緒に勉強した化学はどうか。その頃に夢中になっていた山登りやピアノはどうなんだろう。時には将来的な実利などを無視して好きなことに夢中になって取り組み、そして時には振り返ることも重要なのだろう。

受験生へのメッセージ

 受験生等へのメッセージを書かなければならず、いずれウェブサイトで公開されるのかどうか知らないが、しばらく考えてこんなことを書いてみた。大学1年生の時に読んだ『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の核融合か何かの話でちょっと感動したことがあったのでそれを思い出し、生物学に置き換えて自分なりに書いてみた。「生命の営みは神秘に満ちています。多くの先人たちの功績によりその大まかな仕組みは分かってきましたが、好奇心をくすぐる研究テーマはまだまだ多数あり、よく認識されていない謎さえも無数にあるはずです。生物学の研究に携わり、ちょっとした努力をすれば必ずやそんな謎の1 つでも解明することができ、その時はこの世でただ一人自分だけがその謎を説明できる研究者です。そんな夢を持って一緒に研究してみませんか。」

合格発表のあの日

 たまたま東大の本郷キャンパスを歩いていたら、合格発表の掲示を目にした。人はほとんどいないが20年前のあの時とそっくりである。周りには歓喜が響き、受験生を胴上げする東大生たちがたくさんいた。唖然としている僕には誰も声をかけてはこなかった。この瞬間、これまで描いていた人生の計画が大きくくじかれた。しかし東大生なんかになっていたら、母親に甘えた生活を続け、独り仙台に行くこともなく、妻に会うこともなく、我が家の一姫二太郎たちも生まれてくることがなかったのかと思うと人生、全く面白いものである。
Mar18_2010

TOEFLの問題集

 学会の手伝いと2回の英検サンプルテストでもらった図書カードが3枚ある。娘の算数の問題集を買ってやっただけで、無駄に毎日持ち歩いている。本はもらうか、借りるか、研究費で買うかで、最近は自分のお金で買ったことがない。どう使おうかとずっと悩んでいたのだが、我が大学の生協は図書カードが使えるようなので、今日、TOEFLの問題集を1冊買ったらきれいになくなった。必要がなかったことと、受験料がかなりの高額であることからTOEFL受験はずっと避けて通ってきたのだが、そろそろ準備をして受けてみることにしよう。来年にでも。

女子中学生の親

 大学に入学して直ぐにやったことは、ワンダーフォーゲル部の部室の戸を叩いたことだった。退部するのも早かったが、多くの同期の中でも確か僕が1番か2番目の入部だったはずである。部室で先輩たちの話を聞いていた時にもう一人入り込んで来た新入生が法学部の奴だった。後で講義棟でも顔を合わせ、奴が大学での最初の友人となり、その時はまさかここまで交友が続くなどとは思わなかった。僕がワンゲルをやめてからも、奴はよく僕のアパートに転がり込んで、朝まで寝ているなんてこともしょっちゅうだった。読書好きの奴が部屋に置いて行った『槍ヶ岳開山』が新田次郎との出会いであったと思う。一緒に山にもよく登り、カナダにも遊びに来てくれ、今日はふいに大学の居室まで遊びに来てくれた。学生の頃を思い出しながら、大学の食堂で2人で昼飯を食っていると「中学生になった長女は挨拶をしても顔をそむけられて会話もない」などという話が出た。

蒼氷

 新田次郎マニアの友人が薦めてくれた富士山頂気象観測4部作の3つめ、『蒼氷』を読み終えた。久々に恋愛小説を読んだが、登山家のプライドのぶつかり合いも絡んですごい話に仕上がっている。初めは通勤電車の中で夢中になって読み、その勢いで最後まで読み切ったが、終わりの方になるにつれフィクション性があらわに感じられてどうも馴染めない部分もあった。それにしても著者の自然、特に風に対する描写は恐ろしいほどに素晴らしい。僕の知らない世界なのにその場にいるかのように引き込まれてしまう。富士山で気象観測に携わってきた自らの体験あってこそのものであろうが、著者の自然の驚異に対する畏怖がそう表現させているようにも思われる。年中穏やかな東京などに暮らしていては、何も感じることができない。やはり山に登らねば。

TOEICリピート受験

 去年の秋からTOEICが値下げされた。これまでの受験料は6,615円であり、マークシートに記入するだけのただのテストなのにあまりに高い。630円下がり、さらにリピート受験割引サービスを利用すると1年後の試験は5,370円で受験できる。それでも高いが、1,000円以上も安くなるので妻の反対をよそに申し込んでしまった。もう英語の勉強はほどほどにしようと思っていたが、今日のテストを目標に少しずつリスニングを中心に勉強を重ねてきた。会場は昭和女子大学。前半のリスニングは簡単だった。去年は500点中475点だったので95%のできだったわけだが、今回はそれを超えられたかどうか。リーディングの方は、全ての問題文を読み切れなかった。去年は時間内に全てを解くことができて500点中455点。今回、読むスピードがもっと向上しているだろうと慎重に読み進めていたのだが、甘かった。あのテストは全文を読もうとしてはいけない。短時間でいかに多くの情報を正確に得られるかが試されている。この1年の間に英検1級受験も経て、英語の実力は上がっているはずだが、それを点数に反映させることができたか。ちょっと心配だ。

同窓歯科医

 今から19日前、職場で独りかっぱえびせんを食べていたら奥歯の一部が欠けてしまった。幸い痛みが無かったのでしばらく放っておいたのだが、今日ようやく歯医者にかかり、その部分だけでなくいろいろと調べてもらった。レントゲン撮影でフィルムを交換しないのを不思議に思っていたら、デジタルであることに気付かされた。普通のカメラでも口の中を何枚も撮影され、全ての歯の状態、そして歯肉の厚さなどもも全て調べられた。歯科医は画像データを駆使して妙に丁寧に説明してくれたが、保険証に書かれている大学名が気になっていい加減なことは言えないと緊張して話してくれたらしい。生物学的な興味から出た僕の質問も効いたと思うが、我が大学の名もそこそこの効果を発揮するようだ。待合室の鏡に「東北大学歯学部同窓会寄贈」というようなことが書かれていたので、「先生は東北大歯学部を出られたんですか」と聞いてみた。やはりそうで、学部は違うが僕の先輩になる。それはそうと、歯の構造の生物学的な理解ができ、自分の歯の健康状態も詳細に把握することができた。自分の歯はぼろぼろかと思っていたが、まんざらでもない。とにかくこの先輩を信じてちょっと通ってみることにする。

ウッテガエシの基本形

 先日のオンライン対局で失敗したと言うか、僕自身は娘に指摘されるまでは失敗だと認識できていなかったのだが、ウッテガエシを打つべきだった局面がある。そこを検討してみると、どうやらこれこそウッテガエシの基本形であるらしい。この基本形をこの際、しっかり頭に叩き込んでおく必要がある。けっきょくはここで打ち損ねた石を含め、その辺りの黒石はまとめて取られてしまった。この時、ウッテガエシをやっていれば楽勝だったのに。この悔しさを糧に、実戦で機会があったらここぞとばかりに打ってものにしなければならない。
Mar12_2010

デジカメの撮影日時データ

 最近のデジカメで撮影した画像にはExifに則ったメタデータが含まれるからとても便利である。とりあえず僕にとって重要なのは撮影日時で、ここ何年間か、専らこれを利用して画像データの整理をしている。だからカメラの時刻設定には注意を払っているが、タイムゾーンをまたぐ旅行なんかをすると、けっこうめちゃめちゃになってしまう。他人から画像データをもらい、日付がずれているなんてことがよくある。そうなるとどうしても「カメラの日付設定がずれているから直した方がいい」とお節介なアドバイスをしたくなる。ある時、友人からもらった画像に時計が映っていて、そのメタデータと比較すると、何分間かカメラの設定時刻が遅れていることが分かり指摘してやると、「うちでは全ての時計を5分間進めてある」などという意外な返答に驚かされたことがある。そして今日もらった画像データには、ちょうど16時間遅れた時刻が書き込まれていた。「サマータイムの頃に米国西海岸でも旅行してそのままにしているんだろうな」などと思ったが、ここに書くに留めた。

RSSで情報収集

 ここ何ヶ月間かRSSを利用して情報を集めるようになった。利用しているフィードリーダーはGoogleリーダーで、MacやWindowsはもちろん、LinuxやiPhoneでも使える。便利だろうなとは思いつつも使ってこなかったが、やはり便利で、もはや手放せるものではない。他人のブログなど見る気はほとんどなかったのだが、RSSを使えば多少見る気にはなり、軽いつながりが保てる。これから自分でウェブサイトを構築する際には、XMLやRSSを勉強して、発信する側としてもRSSの有効利用を考えなければならないと強く思うのだが、なかなかそんなことを勉強する時間が取れない。となるとやはり既存のブログサービスは非常に便利であると改めて思い知らされる。

卒業研究の指導教官

 ちょうど1年前、仙台に行った際に國分元教授の訃報を耳にした。卒業研究の指導教官である。最近、古い同窓会報に目を通したら多くの追悼文が寄せられているのに気付き、学生からの人望を集めていたことが伺われる。確かに慕うべき人柄ではあったが、僕はいったい先生から何を教えてもらっただろう。今、改めて考え直しても残念ながら何も浮かばない。放任をいいことに、僕は何も学び取らなかった。思い出深いのは研究室旅行で飯豊温泉に行ったことだろうか。みんなで梅花皮沢を登ったことを良く覚えている。夜は酔っ払って「飯豊はいい」を連呼していた。そう言えば、生化学や生化学者をひどく批判していた。「奴らの業績はほどんど間違い」とか「化学の何も分かっていない」と。「ずいぶんと料簡の狭いじいさんだな」というのが僕の印象だったが、どうも蛍光寿命の測定に関しては世界の第一人者だったらしい。そんなことを今更になって知る。その後、僕は光化学を見限り、物理化学、さらには化学さえも見限って生物学に転向してしまった。先生にばれていたら、さぞかし陰で馬鹿にされていたことであろう。実際、分野は違えど現在の僕の実力は先生の足元にも及ばないことは間違いない。先生が亡くなられたのは僕がまだトロントにいた頃だ。もう3年半以上の月日が流れてしまった。

塩化ナトリウムの摂取量

 最近はしばしば大学生協で昼食を取っているが、レシートの下の方に「エネルギー」および「塩分」と書かれていることに気が付いた。その食事で摂取するカロリーと塩化ナトリウムの総量であろう。今日の昼食分は879kcalと4.2gであるらしい。カロリーの方はむしろどれだけ体を使うか、頭を使うかが重要で、過剰な摂取は体重計で容易に観測されるから、レシートに書かれた値をそれほど気にする必要はない。問題は塩分の方である。日本人の摂取基準は確か10gが目標で、実際にはその半分でも多いくらいらしいので4.2gとは驚きである。3倍すれば軽く10gを超える。ナトリウムを体外に排出すべく、激しい運動をすればいいのだが、最近はなかなかそういった機会や時間がない。普段の食事でそんなにナトリウムを取ってしまえば、間食を楽しむことができなくなる。それに数ヶ月前の健康診断で血圧が高めであることを指摘されたばかりである。ちょっと気をつけないと。

啓蟄を迎えたアマガエル

 最近、徐々に暖かくなってきたと思ったら、この週末は冷たい雨である。きのうは啓蟄だった。これから冬眠している虫や動物たちが出てくる。寒い日があっても、いよいよ春である。家で生き残っていた1匹のニホンアマガエルはけっきょく冬眠せずに冬を越してしまった。死んだ魚や人工の餌なども問題なく口にするようになったので、日に日に大きくなり、元気に育っている。この分では性成熟して今年の初夏には大きな声で鳴くのではないか。底の黒い水槽内に、花崗岩の石を何個か転がして飼っているので、とてもアマガエルとは思えない体色になっている。そろそろ草を入れてやった方がいいかもしれない。
Mar07_2010

娘の傍目八目

 部屋中を這いずり回るようになった息子の相手をしていると、なかなか自分のやりたいことができない。「よし、息子を抱きかかえたままパソコンに向かい、オンライン対局をしよう」と思いついた。僕のKGSランクは一度は20kまで落ちたのに、放っておいたらいつの間にか14kに上がっていた。そして選ばれた相手は10kのフランス人で4子局。10kは強そうだが、こっちには4子もある。この黒い石をつなげて行けば何とかなりそうで、確かに前半はこっち側に有利に進んだ。そのうちに妻に呼ばれ、あれしろこれしろと邪魔が入り、持ち時間が少なくなって、ついには使い切った。以後、30秒以内に打って行かなければならない。こうなると冷静に考えられなくなり、上の辺の石をたくさん取られてしまった。さらにその下辺りもやられる。最後には右上隅まで攻め込まれ、投了しようかと思ったが「いや最後まであきらめてはいけない」と打ち続けた。時間に追われていると死活まで分からなくなる。娘が覗きに来て、彼女は僕の石が活きたことを冷静に判断できていた。最後には「どうすればいい」と娘に聞き始める始末である。そして結果は意外なことに7目半勝ち。あきらめなくて良かった。そして娘とこの対局を検討してみた。1つめのミスは、守りが甘かったのが原因。傷をちゃんと埋めておくべきだったと娘に言われた。2つめは、ウッテガエシを打てば何の問題もなかったと。僕は実戦でウッテガエシやオイオトシなどやったことがない。娘は現在18kで、僕の方がランクは明らかに高い。傍目八目とはこんなことを言うのだろう。
Mar06_2010

都会の風景

 これまで通勤電車の中では夢中になって本を読んでいてあまりはっきりと気付いてなかったのだが、この通勤路は若かりし頃の通学路と一致している部分がある。あの頃は、本など読まず、漫然と車窓からの眺めを楽しんでいた。毎日、変わることもないのに。改めてその景色を眺めてみると、懐かしい風景もあるのだが、細かいところはほとんど覚えておらず、「こんな建物あったっけ」と思わされることの方が多い。20年以上も前のことになるが、その間に建ったと思われる新しい建築物はそれほど多くない。若い頃の記憶もいい加減なものだ。もちろん、殺風景な都会の風景など、覚えている必要は全くないのだが。

児童英検シルバー

 僕が中学生だった頃は英検といったら1級、2級、3級、4級の4つしかなかった。高校生の頃だったか準1級が新たに加えられたが、就職してから準2級や5級までできたと知って驚かされた。さらに3段階からなる児童英検なるものもできたらしい。最近、公立の小学校でも希望者に対して英検受験のための指導と試験自体が行われていると知ってさらに驚かされた。娘が通う学校でも、4級と5級、それに児童英検シルバーとブロンズの受験者を募っていた。全て妻任せで僕はノータッチだったのだが、娘は児童英検シルバーを受け、先日、合格証書のようなりっぱな物をもらってきた。しかし、児童英検には合否というものはないようで、96%という正解率が書かれており、実際には53問中51問正解だったらしい。どんな問題が出たのか知らないが、いい励みにはなったようだ。しかし5級の過去問を解かせてみると、とても合格するレベルとは思えない。帰国子女とは言え、英語など使わなければきれいさっぱり忘れてしまう。来年は5級に合格できるよう、ちょっと面倒を見てやらねばならない。

現代生物科学入門1

 大学から図書を買うちょっとした予算を任されたので、自分の読みたい本も含めて70冊近くを買いそろえた。そしてさっそく借りて読んでみたのが現代生物科学入門シリーズの第1巻にあたる『ゲノム科学の基礎』。このシリーズは昨年末頃から刊行されはじめ、まだ全10巻は出そろっていないようだが、大きく変わりつつある最近の生物学を理解するための知識を提供するのが目的のようである。遺伝学から分子生物学を経てゲノム科学の誕生、機能ゲノミクス、発生、エピジェネティクス、バイオインフォマティクスの5章構成で、各章1人が担当している。どのような読者を想定しているのか分からないが、よくまとまっていて僕自身、いい勉強になった。一般人にもぜひ読んで欲しいと思ったが、第2章以降は難しいか。これだけの本を書き上げるためには、正確性も求められるし、そうとうの労力を要したことだろう。実は5人の著者のうちの2人は、博士課程およびポスドク時代の指導教官である。読んで感銘を受けたと連絡してみた。自分の著作を読んでもらえることの嬉しさは僕自身もよく分かっているからこそなのだが、やはり、この本の完成には相当な苦労があったらしい。詳細は分からないが、メールの文面からそんなことがうかがわれた。

最古の幼稚園

 明治9年、東京女子師範学校附属幼稚園が開園した。これが最古の幼稚園らしいが、僕が勤務する大学の附属幼稚園として現在でも存続している。昭和初期から飾り続けているお雛様を飾ったので見に来てくださいとの連絡が教員に回ってきたので、構内の散歩がてらに見に行ってみることにした。保育の観点から人形による情操教育をうんぬんとはよく理解できないし、さして興味もなかったのだが、見てみたいのは園舎である。昭和6年に竣工されたという附属幼稚園園舎は登録有形文化財に指定されているとあって、それは見る価値のある物であった。3メートル以上の高い天井と楢材のフローリング、最古を誇る幼稚園にふさわしい造りである。ここでどういった高等教育が施され、全国の幼稚園教育に反映されて行くのか、これまた僕にはよく分からないのだが。来年度からは悠仁親王が入園することになっているため、もはや近付くことさえ難しくなるかもしれない。突然のメーリングリストによる連絡で、いい物を見させてもらった。
Mar02_2010
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