木炭で焼き芋
保育園のやきいも会。PTAの役員になっているので、早めに行って火を起こすよう頼まれていた。さてどうやって焼き芋を作るのか。焚火の中に数個放り込んで作るようなことがあったが、今回はダンボール箱3箱分のサツマイモを焼く。用意されていたのは穴が開けられた一斗缶5個に、新聞紙、落ち葉、そして木炭。つまり僕の重要な役割は炭に火を付けることであった。落ち葉は勢い良く燃えたのでこれは楽勝かと思いきや、もちろんそう簡単なものではない。周りのお父さん方はけっこう気楽にやっていたが、しだいにみんな集まってきたので僕は必死だった。とにかく火をつけないことにはこの会は先に進まない。焼き芋を食べられずにずっと待つことになる。頑張ってうちわであおいでようやく真っ赤に燃え出した。これを別な一斗缶に移し、底を木炭で埋め尽くしたところの上に紙とアルミホイルで包んだサツマイモを密に詰め込む。そして蓋をして、やはり一生懸命あおぐ。木炭に触れているところはいい感じになるが、上の方のイモは硬いままなのでしばらく経ったら場所を入れ換える。それでもおいしくできた芋と、そうでない芋が混在していて子供達や保護者の方々には申し訳なかった。時間オーバーでようやく全部焼き終え、煙で目が痛くなるし、服や体は炭の臭いが付いてしまい、たいへんな作業である。しかし炭で焼き芋を作る経験をし、なかなか楽しい一日だった。
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