娘はAB型ではなかった
娘が手術を受けた日、妻から血液型がA型だったと連絡を受けた。ずっとAB型であると信じていただけに非常に残念に、そして悔しく思った。息子は産まれた時に調べられてしまい、妻と同じA型であることが分かっている。娘の血液型はずっと調べられずにいたので、高校生になって献血する時の楽しみとしていたのだが、予期せずこの年で手術を受けることになり判明してしまった。日本人にとって10%程度というマイノリティーの血液型を担うことによって幼かった頃の僕と同じ苦難の道を歩み、強い大人に成長して行って欲しいと願い、娘にもAB型に違いないと言い続けてきたのだが、無念の結末だ。家族内は僕だけがAB型となってしまった。父から譲り受けたB型のアレル(遺伝子)は3人の子全てに引き継がれていたが、このアレルは絶える公算が大きくなった。
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