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不屈の取材、情熱の作家人生

 きのうは息子の運動会の後、独り横浜へ 追悼 山崎豊子展 〜不屈の取材、情熱の作家人生〜 を見に行った。家族がいるとなかなかこういう時間は取りにくいのだが、とにかく出かけた。大きく5つに分かれ、人生の軌跡、原点となった大阪人間模様、戦争三部作、『沈まぬ太陽』などの社会派大作、書斎の再現と愛用品などの展示となっている。大阪ものとされる『花のれん』などの初期の作品から、そのほとんどが映画やドラマとして映像化されていることを知り、驚かされた。直木賞受賞が僕が生まれるよりもずっと前の昭和33年だから多くは白黒だろう。そのいくつかは楽しんで見たが、読んだのは実は、戦争三部作のうち真ん中に位置する『二つの祖国』だけである。残りの二つは最優先で読まねばならない。『白い巨塔』では学会発表の要旨だか発表原稿だかを記した資料が残っている。僕の専門分野とまでも言えないが、戦中に生き、まともな教育を受ける機会を失われている山崎がここまで踏み込んでいたとは。学会発表どころか総説の一つや二つ、書けるのではないかと思われる。それに比べれば自分のやっている下調べなど小学校低学年の自由研究のようだ。とにかく膨大で緻密な資料にはただただ驚かされるばかりである。渡辺謙の恩地を演じさせてくれと懇願する肉筆の手紙が公開されており、これにも驚かされた。自分はなんと生ぬるい日常に暮らしているのかと思い知らされる。
Oct25_2015
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