転座のブレークポイント

 昨年末からある白血病患者の転座を調べるよう依頼を受けていて、その場所を突き止めようと努力していたのだが、意外と難しい。本当に転座なんかあるのかと疑いもしたが、最初に言われていた領域から拡大し、もう少し広く探し始めたらすぐに見つけることができた。あった、あった。ないところにはないが、あるところにはちゃんとある。当然のことだが。第3番染色体と第12番染色体それぞれがきれいに切れ、きれいに繋がっている。そこだけで周辺におかしな塩基配列は見当たらない。僕が持っているコントロールにはこの変異はない。これが転座のブレークポイントか。ギムザ染色の結果はより複雑な転座を示唆しているようで、これを皮切りにもっと調べてみなければならない。
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