大地の子と私

 たまにはあてもなく図書館の中をぶらぶらと歩き、次に読む本を決めるのもいいかと思いそうしてみたのだが、そう簡単に見つかるものでもない。しかし『大地の子』を読み終えた余韻が未だ消えぬ状態では、ついつい山崎豊子の本が並んでいるところへ足が向かってしまい、『『大地の子』と私』という本が目についた。手に取ってみると、執筆の苦労話が書かれているようで、今読むにはちょうどいい。あれだけの大作には、これだけの後書きがあってもいい。対談などの寄せ集めであり、くどいようにも感じられたが、余韻を引き延ばしてくれ、じゅうぶんに楽しむことができる。「旧満州への移住計画は銃なき戦争」というようなことが数段落に渡って書かれていた。その言わんとすることは原著『大地の子』を読んでいればよく分かる。そして再認識させられたのは父の愛である。こう書かれていた。「この世で尊いものは、母の愛だけではなく、父の愛でもあることを実感した」と。
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