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算数の勉強とひらがなの勉強

 ちょっと前、中学生が史上最年少で数学検定1級に合格したとのニュースがあった。数学検定、算数検定、正確には実用数学技能検定というものらしいが、そんなのがあるのは娘が小学生の頃から耳にしていたが、特に興味を持つことはなかった。今や学校で受験する機会もあるようなので、試しに11級の問題を息子に解かせてみた。そこそこ楽しんでいるようなので、10級の問題集を買ってやらせてみた。合格できそうなので、次は11級の問題を解かせてみよう。そんなことをしていたら、夏休み明けのひらがなのテストで息子は不合格になってしまった。いかん、いかん。でも、その辺の勉強については妻に任せてしまおう。

同じ学年の友達

 サッカーの練習をしている息子を迎えに行ったついでに、夏休み中自宅に持ち帰っていた息子のアサガオの鉢を学校に戻した。よく似た花を咲かせる別な種類の2株だが、未だにたくさんの花を付ける。就学以来、息子は毎日楽しく学校に通っており、大いに助かっているのだが、サッカーの練習からの帰り道、びっくりするようなことを言っていた。「馬鹿にされるから同じ学年の友達はいない方がいい」と。友達はいない方がいいなど聞き捨てならない。その馬鹿にする奴らとは保育園でトラブルを起こしていた複数人のようだ。入学してからできた友達ではないようだが、未だに引きずっているらしい。しかし「奴らは馬鹿にすることしかできない」と自信に満ちた発言もあった。そうだ、頑張れ。そんな奴らは適当にあしらっておけばいい。今はいい友達が周りにたくさんいるはずだ。
b20160903

駅まで先輩と一緒

 中学生ともなると父親から見れば娘とはあまりかわいくないものである。その代わりと言ってはなんだが小学校低学年のかわいい息子がいるからなおさらである。話しかけてくるのは数学や英語などの分からない問題がある時だけ。それでも、母親がいなくて二人だけの時に話しかけてくることもある。一昨日も突然、「駅まで先輩と一緒に帰ったんだよ」と何の脈略もなく声をかけてきた。そんなことがそんなに嬉しいのか。まあ、ごく普通の中学生の女の子なのかもしれない。

小4の壁

 ネットの記事を眺めていて小4の壁なるものがあることを知った。限定して言ってしまえば要は英会話を取るのか中学受験を取るのかの苦悩である。なるほど。確かにうちにもあった。娘にはいずれは中学受験させるつもりで、就学前から算数を見てやったりしていたが、妻の反対などもあり、はっきりしない状況が続いていた。父親としての態度を明確にしたのはブログを読み返してみると、小4の夏だったようである。今思うと、意外と遅かった。幼稚園一年間をカナダで過ごして帰国した娘は、細々と英会話教室に通っていて、英検合格に向けてあれこれ教えてやった。小学校3年生で英検4級に合格し、その後は3級を目指したが、やる気のない娘には難しかった。中学受験の勉強を始めるととても英語どころではない。そして晴れて中学に入学した頃には4級どころか5級にも及ばなかったのではないだろうか。娘はゼロから勉強し直しである。周りは聴く耳は残っているだろうなどと言うが、僕が娘の様子を見る限りそれもあやしい。どう考えても小学生に英語をやらせるのは時間の無駄である。小4の壁とはいえ、どっちを選ぶかは僕にとっては明確である。今のところ小学生の息子には英語は教えていない。その分、別なことを教えてやる時間が取れる。

自由研究完成

 台風9号の上陸で大雨。親はそろって出勤したが、子供達二人は自宅待機となった。少しずつ進めてはいたが、そろそろ息子の夏休みの自由研究を完成させてしまいたかったので、中学生の姉にも手伝ってもらえるし、意図せずいい機会となった。息子にとっては初めての夏休みの自由研究である。もともと姉と同じく雑草集めをするつもりでいたが、サッカー好きを活かし、サッカーの強い国順、男子のFIFAランキングに従い、国旗を描いて地図上に並べて行くことにした。自然科学系の我が家ながら社会科学系のテーマとなった。国の定義が曖昧なところがあるが、FIFAランキングなら明確である。それがそもそもの僕の発想だったが、FIFAに加盟する男子ナショナルチームは200以上。それに小1に世界地図を描かせるのは無理があったようだ。幸い、今月、日本が50位以内に滑り込んだので、上位50ヵ国に限定し、印刷した白地図を利用して完成させることにした。帰省した時に買った『はじめての国旗えほん』を参考にして、108円で買った30色カラー水性ペンを使い、折ってA8サイズに切った紙に描く。ポルトガルやスペインなどかなり複雑だがその辺はいい加減に。イングランドやウェールズの国旗なんかは載っていないからWikipediaで調べる。カタカナはまだ習っていないのでひらがなで国名を書き、順位とともに模造紙に貼り付ける。南アメリカ、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアなどを自然と理解してくれたのは良かった。そして並べてみてサッカー強国のアンバランスさも良く理解できる。息子と同じ頃、僕なんか世界どころか自分のいる国さえなんだか良く分かっていなかったが。
b20160822

夜中に英文と格闘

 午前0時過ぎに妻に起こされた。気分は最悪。娘の英語の問題を解けという。開成高校の入試問題らしい。長文問題だがさっぱり分からない。中学生が解くような英語の問題が解けないとは情けない。そんなことを思っていると苛々してくる。ソファに横たわりながらずっと考えていたが、どうしても頭が回らない。諦めて寝床に戻るが、眠いのに眠れなくなった。今日、それに関する授業があるのでどうしても答えを出しておきたいらしい。そして朝、再度その英文を読んでみたら、別にそんなに難しいものでもなかった。設問にも全て解答できた。要は、夜中に起こされたような状況で英語は読めないということだった。当の娘は、開成の問題は難しく、こんな文章さっぱり理解できなかったと言っている。夜はなんて憎たらしい問題だと思ったが、そんなことはない。なかなかいい問題だった。娘の英語力もさることながら、開成なんていう学校名で翻弄されるようではまだまだだ。

田舎に4泊

 息子と一緒にアマガエルを捕まえ、夜の電車に乗って東京に戻ってきた。自宅に着いたのは午後11時半を回った頃だった。みんなで軽く北横岳に登れたのは良かったが、小1の夏休み、息子には田舎に4泊しかさせてやれなかった。この夏休み、もうちょっと息子と遊んでやらねば。

幻と消えた祖父母との夏休み

 息子がきのう、頭が痛いとか言っていたが、今朝になって発熱。吐き気もあるようで症状は軽くない。妻がタクシーで小児科に連れて行くと夏風邪とのこと。数日で治ると言われたらしい。姉と比べ、めったに熱を出したり風邪をひいたりしない息子だが、たまにはこういうこともある。それも夏休み中の土曜日。実は今朝、息子と二人で実家に帰省し、明日は独り戻って、僕の両親に息子を預けるはずだった。つまり親から離れ、しばらくの間、祖父母と夏休みを過ごす予定だったのだがこの夏風邪のせいで計画はおじゃんになってしまった。夜、ぐったりした息子を抱っこして散歩に出た。芝生に仰向けに、二人で東京の夏の星空を眺めた。

ニジマスを食す

 息子は魚嫌いで、好んで食べるのは鮭ぐらいだろうか。僕もそんな子供だったから分からなくもない。先日、釣りに行った時も「鮭を釣りたい」と言っていたが、それは無理な話で、僕らにした笑い話である。しかし同じサケ目サケ科に属するニジマスを釣ってきた。そして友人の奥さんが親切にも味噌漬けにしてくれ、一週間後になって家で焼いて食べることになった。釣ったのは息子と奥さんで、その2匹だけだが、自分たちで釣った魚を食べるというのはまた格別である。家族4人分けて食べた。ニジマスを食べるのなんていつ以来だろう。小学生の頃のキャンプ以来かもしれない。そう言えば、ニジマスとブラウントラウトを交配させたという信州サーモンなら食べたことがある。さてさて、このニジマス、身も皮も弾力があって食べ応えがあり、おいしかった。肉がそんなに多いわけではないのに骨が多いから、日常的に食べるような魚にはなりえないだろうが、こうやって時々食べるのはいい。しかしながら、やはりと言うか息子の口には合わなかったようだ。どっちが自分が釣ったニジマスなのか分からないということで、両方ちょっとだけ口にしただけでもう満足。まあ、大きくなれば魚の旨さを分かってくれるだろうが。
b20160627

特訓の成果

 いよいよ特訓の成果が問われる日がやってきた。棋力認定大会はこれで3度目の参加になる。2年前は24級申請で1勝のみ。認定してもらえず悔しい思いをした。去年は27級申請でなんとか3勝し、申請級の認定状をもらってきた。さて今年は何級で申請しようかと迷っていたのだが、一度だけ囲碁教室に参加して少し自信を持ち、18級で申請することに。そのためには19路盤で打たねばならず、この1ヶ月間ぐらい、父と子で特訓を重ねてきた。初戦は18級同士。押されて相手に大きな大きな地を作られていたが、弱かったところを破り、遠くから見ていたので判然としなかったが、逆転勝ちのようだった。幸先の良いスタートを切った息子は次の16級の子を前に相手を見下したような発言を連発していたが、2子置かせてもらいながらいつの間にか劣勢になっていることに気付くと、しょんぼりしたような感じで対局を続けていた。いい様(ざま)である。とにかく、自分より下手な息子の対局はやきもきして心穏やかに見ていられるものではないので一度外に出ることにした。ひょっとしたら18級は高望みだったかもしれない。級認定されないとなるとまた惨めなことになってしまう。しかしあれだけ頑張ったんだ。あとは息子を信じるしかない。なんとか認定状を持って帰ってもらいたい。戻ってみると有村八段に指導碁を打ってもらっていた。楽しそうだが、またしても隣の子を馬鹿にしたような発言を繰り返している。懲りない奴だ。聞いてみると、第2局は負けたものの、第3局はなんと8級相手に9子局で嘘か本当かジゴだったようで特別にお互いが勝ち扱いになり、第4局は19級の女の子に勝ち、3勝して少なくとも級認定は確保したようだ。第2局で体験したであろう悔しい思いは今となってはなんのそのである。最終局の対局相手が決まり、指導碁はまた後でということになった。相手は19級。やはり最初は押されていたが、そこはうちの息子の方がしっかりしていたようで、弱いところを上手く突いて圧勝。優勢になると、もう碁盤も相手も見ず、暇そうにどこか別のところを眺めている。促されると、相手が打ったのを見ていないから、自分が打ってもいないのに「打ったよ」と答えているかのように遠くからは見受けられた。来年への課題はこの辺りのことか。とにかく、4勝1敗で意外にも17級の認定状を手にした。この1年で10級も上がったことになる。せっかくの指導碁はやめにして、今だったからサッカーの練習に間に合うからと慌ただしく帰ることになった。
b20160626

囲碁に打ち込んだ一ヶ月

 こども将棋大会出場後は、息子の棋力認定大会に向け、二人で囲碁を打ってきた。特に、囲碁教室で20級と言って19路盤で打たせてもらったら、それ以上の棋力があるようなことを言われ、その後はフルサイズの19路盤で練習を積んできた。コンピュータやオンライン対局も活用して。なぜか妙に高いところに打つので、一般的な打ち方を教えながら。一回言ってもそう簡単に分かってもらえるものではない。「普通はそんなところには打たない」と言っても何度も繰り返すので、ついつい腹が立ってしまうが、相手はまだまだ幼い。痛い目に遭わせながら、繰り返し教えるしかない。そんな感じでこの一ヶ月間は父と子二人でけっこう頑張った。18級で申請しているが、明日の棋力認定ではどうなるか。結果が楽しみである。

ニジマス釣り

 突然、息子が「釣りに行きたい」と言い出した。何に刺激を受けたのか。釣りは勘弁してもらいたいのだが、もし誰か教えてくれるならばと友人に声をかけてみると、川崎市になかなかいい管理釣り場があるようで、連れて行ってもらえることになった。しかも道具は全て用意してくれるとのこと。願っても無い機会である。娘はそんな釣れるのを待っているだけなんて嫌だと、息子と二人で出かけることに。早朝の電車に乗り、都内の駅前で待ち合わせ、そこから車で連れて行ってもらったのが麻生区王禅寺にある管理釣り場ベリーパーク。さっそくキャスティング、リールの扱いから教えてもらって、みんなで糸を垂らしてルアーを引いた。友人は釣れるかどうか、何週間も前から気にしてくれていたが、さあどうなるか。自然環境ではそう簡単には釣れないことはじゅうぶんに分かっているが、こういう所はどうなのか。そうこうしているうちに、息子の竿が引っ張られた。かかっている。魚だ。引け引け。そして息子はみごとニジマスを釣り上げた。なかなかのビギナーズラックである。写真を撮ってやろうと思ったが、情けないことに怖いと言って掴めないどころか触れもしない。さて、僕も負けてはいられないと、根気よく頑張った。何度も魚が食らい付いてきたがけっきょくは全て逃げられた。イチロー池からジロー池、そしてまたイチロー池と場所を変えたが、なかなか釣れない。3時間はあっという間に過ぎる。最後に友人の奥さんがもう一匹釣り上げ、今日の収穫はニジマス2匹。寂しかったような気もするが、ボウズよりはずっといい。しかも釣りをやりたがっていた息子が自分で釣り上げた。帰る前に弱ったニジマスを掴ませ、なんとか記念撮影。2匹は奥さんが味噌漬けにしてくれることに。僕らはまた車で送ってもらい、電車に乗って帰宅。昼飯を食べて、サッカーの練習までまだまだ時間はたっぷり。とても有意義な日曜日の午前中だった。
b20160619

宅配便の受け取り

 父に青梅を送ってくれるよう頼んでいたら、今日、息子が独り自宅にいる時に届いてしまったらしい。息子は就学したばかりだが、独り対応し、押印までして受け取ったという。そんなこと、教えたことはなかったが、親の行動でも観察していたのか。その成長ぶりには驚かされた。一方、中学生の娘は未だに呼び鈴がなっても無視である。安全面からそう教えてあったものの、いい加減、まともに対応して欲しい。いやいや、未だ光市母子殺害事件のようなことが起こる可能性がなくはないか。

息子がピアノを始めて一年

 息子にピアノを教え、バイエルの第1番をレコーディングしてから今日でちょうど1年になる。この1年間で59番まで進んだ。よく頑張ってくれたが、娘の時と比べると、練習に対する熱意と集中力はかなり劣る。やや早く始めさせたのだが。調べてみると娘は最初の1年間で94番まで進んでいた。そして1年4ヶ月で全106曲のレコーディングを完了している。この調子では2年で終わればいい方か。もうちょっと興味を持って取り組んでくれるよう、親として工夫が必要かもしれない。中学生の娘にも姉としての立場から協力してもらいたいのだが、全く役に立たない。
b20160614

プロ棋士と井目碁

 こども囲碁教室というのが開催されていたので息子を連れて行った。19路盤でなんとか打つことができるので棋力は20級くらいかということで、伊藤五段の弟子という大学生に相手をしてもらった。若いお姉さんである。「分かってるね。20級ってことはないでしょう。」なんて言われつつ指導碁を打ってもらった。それから同じか年下ぐらいの男の子と13路盤で運良く1目勝ち。最後は伊藤五段の5面打ち、井目碁で挑んだがプロ棋士が相手では敵うはずもない。とにかく、棋力はどうも20級よりも上らしい。来月、棋力認定大会がある。去年は27級認定だったから、今年は18級くらいを目指させるか。
b20160522

これからの日本を担う皆さん

 息子の授業を初めて見に行った。国語でひらがなを覚えている。「ら」始まる言葉はという先生の問いに、挙手し、当てられて「らんちょんまっと」と答えていた。元気に、楽しく通っているようでなによりである。僕もずっと前、そんな授業を受けていたのだろう。想像しがたいことだが、かつて、いや世界的見れば今でも、学校教育を受けられなかった人は読み書きができない。息子の教科書の裏にはこう書かれている。「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています」と。

おねしょは秘密

 息子が珍しくおねしょをした。特に最近はおねしょなんてしたことがなかったのに。娘の方がしばしば漏らしていたように記憶している。寝る前にトイレに行き忘れたのか。そんなことはまあいいんだが、自分がおねしょをしたと知った時の反応が面白かった。母親に向かって「誰にも言わないで」と。息子がこんなことを言うのを、聞いたことなかったので。

仲間から外れる

 息子はこれまで、入学したばかりの1年生の男3人で一緒に、楽しく学校に通っていた。今朝もちょっと離れたところから様子を見ながら駅に向かっていると、楽しくなさそうな顔をして独りで先を歩いて登校している。何かあったのか。夜に息子に聞いてみたら、他の二人が二人で行くと言うから独りで先に行ったというようなことを言う。それ以上は語らないのでよく分からないが、とにかく何かあったんだろう。まあ、数日経てば元に戻るのがこの年頃の男の子達なので、そんなに心配する必要はないと思うが、時々、様子を伺うことにしよう。とにかく、こんな経験も積んで、強い男に育ってもらいたい。

区長杯こども将棋大会

 昨年に続き、息子は区長杯こども将棋大会に参加。1勝3敗だったので、2度目となる今年は2勝が目標である。第1局、年上の子との対局で、相手の二歩を指摘したのだがそのまま押し通され負けてしまった。そういう時は、手を挙げるなどして大人に対応を依頼しないと。そんな訳で苦しい出だしとなった。第2局は負けた者同士となるのでチャンスかと思いきや、かなり大きなお兄さん。全く歯が立たなかった。3局目は年上の女の子。うっかり飛車を取られて、これまた苦しくなったが、逆転勝ち。目標へなんとか望みをつないだ。最終局ではようやく弱い子と当たって楽勝。最初はどうなることかと思い、見ている方も本当にはらはらさせられたが、終わってみれば目標達成の2勝2敗。来年は3勝を目指す。時々、相手をしてやらねば。
b20160508

ホームステイ勉強会

 この夏、娘が学校の海外研修でニュージーランドに行くのだが、今日は娘と一緒にホームステイ勉強会なるものに参加してきた。実は僕自身、ホームステイというものは体験したことがないので非常にためになった。この年ではもはや行くことはないだろうが、娘は行くし、息子も行くかもしれないし、いずれは受け入れる可能性がなくもない。よく分かっていなかったが最も重要なことは、お客様ではなく家族の一員になるということ。ゆえに手伝いもしなければならない。いきなりはできないから今夜から自宅で手伝いするようにと。さすが中学校の先生、いいことを言う。娘にはすぐにでも実践してもらいたい。まずは第一印象が肝心とのこと。笑顔で握手するなど工夫したい。ハリウッド映画に出てくるような家庭を想像して勝手な理想を持ってはいけない、そして一緒に行く周りの友達のホストファミリーと自分の家族を比較してはいけない。異文化体験なので相手を尊重する必要がある。異文化を好きになる必要はないが、批判してはいけない。家庭の生活ルールの説明は分かるまで聞き返す。理解不足の愛想笑いに注意。日本人独特の無表情にも注意とのこと。送迎してくれたりしたら手を振るなどして感謝の気持ちを表現する。自室に閉じこもらず、宿題などはダイニングテーブルで、コミュニケーションを取りながら。日本の日常が話題にならないと思っている人が多いが、それを語るだけでもいい話題になる。現地でのその日の体験をホストファミリーにスムーズに伝えられるよう帰宅の際には少しでも準備をする。生徒の誤解、また生徒と日本にいる親が連絡を取ってトラブルになることが多いとのこと。2週間ばかり、異国にいる娘と全く連絡を取らない状況になるわけだ。それもまたいいかもしれない。

6年生のお姉さんと通学

 娘の時もそうだったが、小学校1年生最初の1ヶ月間は、6年生と一緒に通学する。息子を担当してくれているのは同じ建物内に住んでいる女の子。優しくしてもらっているようで、息子も6年生のお姉さんを慕い、楽しそうに通っている。僕の通勤路とかぶるので、時間を合わせて遠くから観察したりもする。きのうは手をつないで二人で歩いている様子を見てちょっとだけ驚いてしまった。

厄介な娘の扱い

 息子のピアノ練習は遅々としているもののバイエル54番まで進み、順調と言えば順調である。バイエルは先生との連弾曲もいくつか含まれていて、娘の時は先生の伴奏なしで演奏させ、録画してやっていたが、息子の時は娘にお願いし、姉と弟の連弾を撮ってやっている。娘は完全にピアノから離れてしまっているが、あれだけ頑張ったんだからせめてそのぐらいは練習して欲しいし、姉として弟の面倒も見てやって欲しい。しかし伴奏も難しくなるとやると約束していたのに拒否するし、そんなことより勉強をと言う妻の邪魔も入る。僕が伴奏してやれればいいのだが、残念ながらそれだけの腕前はない。娘に頼るほかない。娘の態度や妻の言動には腹が立つのだが、怒ってしまうと本当に先に進まない。息子もかわいそうである。しかたなく娘の機嫌を取ってなんとか練習してもらい、気長に取り組んできた。そしてようやく43番のレコーディングが終わり、1番から54番までつながった。この先、まだまだ連弾曲はある。中学生の女の子の扱いはかなり厄介である。

4 STEP問題集

 娘が数研出版の4 STEP問題集を使っているのを見つけてびっくりした。この問題集、まだあったのか。数学I、基礎解析、代数・幾何、微分・積分、確率・統計の5つ全てで4 STEP問題集が配られていたというか、学校から買わされていたというか。けっこういい問題集であるあることは誰もが認めてはいたものの、問題のある問題集でもあり、当時の僕らからすると厄介なものだった。それは解答が簡略化されすぎていて解説がついていないので、分からなければそれ以上勉強ができないからであった。ゆえにやる気も削がれた。あそこで頑張って取り組み、解けない問題があれば数学の得意な友人なり、先生に聞くなりすれば人生は大きく変わっていたかもしれない。でも、あれこそが教科書傍用問題集だったのである。実は、こんな噂もあった。「4 STEP問題集には教師用の秘密の解答集がある」と。それが噂に過ぎなかったか、本当の話だったのか分からないが、なんと娘は解答編なる冊子も持っていた。そこにはしっかりとした解説が書かれているではないか。

義務教育学校の入学式

 桜はなんとかもってくれたようだが、入学式はあいにくの雨降りだった。親子三人、傘をさして学校へ。ようやく第二子である息子も就学する。上と8年も離れており、比べるとほとんど赤ちゃんであったが、いつの間にか男の子らしくなり、今や僕の最高の遊び相手となっている。筋道を立てて物事を考えられるようにもなった。8年前の姉の時と同じ学校に通うような感じなのだが、敷地は隣にあった中学校と一緒になり、制度上は近隣複数校とも一緒になって校舎は完全に建て替えられ、僕らの頃とは雰囲気の違う、今風の学校である。学校教育法に基づき正確なことを言えば、小学校ではなく9年制の義務教育学校である。公立なのに毎日制服を来て通う。校門に置かれているであろう入学式の立て看板のところで写真を取らねばと、やや早めに行き、傘をさしながらだが親子三人で人生の記念すべき一枚に収まった。式は、広い体育館で、息子は遠くの方、しかもみんな制服なので、背が高いといえども見つけにくかった。担任は若い男の先生で、落ち着いていながら元気がありそうで、いい感じである。小学校の先生から受ける影響は人生において多大なものがあるだろう。この先生を信じて頑張って、楽しんで学校に通ってもらいたい。
b20160407

小児用電子マネー

 小学生になって残念なことは、まったくケチな話だが、電車に乗るのに乗車券を買わなければならないことである。これまで僕の定期券の範囲ならば親子二人で自由に遊びに行っていたが、同じことをすれば、わずかな金額ではあるが有料になる。SuicaかPASMOを買えば数円安くなると思われ、また、それ以上にカードを所有したいという息子の希望により、小児用りんかいMy Suicaを買うことにした。りんかいSuicaは普通のSuicaよりも水色っぽいデザインで、姉が使っている。僕の緑色のやPasmoと比べてみて、りんかいSuicaの方がいいという話になった。まあ、ちょっと珍しいから話の種にもなるかもしれない。チャージとデポジット、それぞれ500円で、合計1,000円。乗車用の電子マネーはPASMOなども含め、複数枚作らないようにと言われた。半額しか引かれないのだから。人生のうちの6年間、息子はこれでどんな旅をするのか。小さな旅だろうが、そんなことを考えるとわくわくする。

全児童放課後等対策事業

 いよいよ息子は今日から義務教育学校の児童となる。保育園には行けず、入学式はまだ先なので、学童保育となる。初日の今日は妻が連れて行った。うちの区ではなぜか学童保育とは呼ばない。放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的に運営する全児童放課後等対策事業とのことだが、何が違うのかよく分からない。全児童と言うからには、片親が働いていない場合でも利用できるということか。娘は、バドミントンをやったり囲碁をやったりけっこう楽しんでいた。新しい環境に早く馴染んでたくさん友達を作り、元気に学校に通うようになってくれることを祈るばかりである。

満開のユキヤナギ

 息子と手をつないで保育園に通う。毎朝続けてきたこんなことも残りあと数日である。今、家の前のユキヤナギがきれいに咲いている。この光景を残しておかねばと、きのうはわざわざ三脚を持ち出し、ユキヤナギの前で楽しそうに二人で手をつないで歩いている写真をセルフタイマーで撮った。なかなかいい写真が撮れたのでFacebookに載せたら多くの友人が反応してくれ、特にユキヤナギが好きな友人はコメントを書き込んでくれた。写真が残っていなければ、息子は、こうやって保育園に通ったことなどきれいさっぱり忘れてしまうことだろう。息子の保育園6年間の最後を飾る記念の一枚となった。
b20160330

毎日算数数問

 未就学児ながら余りのある割り算まで理解し、それを豪語している息子だが、残念ながら天才という雰囲気は全くない。算数や数学を得意でいられるには、それなりの努力を継続しなければならない。小学校2年生や3年生の問題集を解かせているが、難しい文章題などになると解けずに怒り出してしまう。そうなったらもう全く考えられないから、それ以上解けなくなってしまう。難しい問題に対して興味を持って、落ち着いてじっくり取り組むようになって欲しいのだが、そう望むのはまだ早いか。とにかく最近は、毎日少しでもいいから算数の問題を解くようにさせている。欠かさずに。息子もかろうじて応じてくれている。少しずつでも続けてくれていれば、いつかそうなってはくれないかと期待して。

みんなともだち

 卒園式の後、例年、謝恩会が開催されるそうで、今年もお母さん達が準備に奔走してくれた。しかし謝恩会とは名ばかり、その実態は親達のお別れ会である。区の取り決めか何かで、保育士はそのような接待を受けてはならないらしく、招待されても辞退するのが慣わしとのことである。まったく馬鹿げた話だ。保育士の処遇改善が叫ばれている中、辞退すべきはそういうことを決めているお偉いさん方だろう。勘違いも甚だしい。さて、それはともかく、足元の悪い中、ほぼ全ての家族が集まった。みんな同じ小学校に上がるわけではないので、4月からお別れとなる家族も多い。実はこの謝恩会の最後に締めの挨拶をと前日に頼まれていた。嫌だが、そう頼まれたら断れるものでもない。光栄なことだし、いい機会でもある。何を話せばいいのかずっと考えていたが、式に参列して、おぼろげながら話の流れはまとまってきた。保育士体験でみんなの様子を見られたことから、自分が幼稚園を卒業する頃に遡って当時と今を比較し、僕自身が東京への引っ越しと親の意向で幼稚園を卒園できなかったこと、当時の友達との交流がまったくないこと、それに比べ14人はみんな元気でこんなに感動的な卒園を迎えられたこと、共働き家族としての苦労を共有した14家族はこれからもずっと友達でいられるはずなどなど。こんなことを、卒園式で初めて聞いた、保母資格とその経験を持つという中川ひろたかの『みんなともだち』という歌とからめて話した。基本的に僕は歌は嫌いないのだが、この歌は強烈に僕の心を打ったようで、この時ばかりは歌が歌えたらどんなに良かったかと人生で初めて思ったくらいである。謝恩会ではかなり酔ってしまい、やや緊張しながら、マイクなしのスピーチで大声を出していると、なんか呼吸ができない。それでも一生懸命、心を込めて話したら、帰り際には、感動したとか、じいんとしたとか、いい人選だったと言ってもらえ、僕の思いはうまく伝えられたようだ。しかしながら、酔って息もせずに話し続けたことは僕の体に相当なダメージを与えたようで、自宅に帰ると数時間、寝込んでしまうほとだった。

息子の卒園式

 あいにくの雨。天気が良ければあちこちで写真を撮りたかったのだが、親子3人傘をさして保育園に行くと、僕らが一番乗りだった。集合写真を撮り、10時前、予定よりも少し早く卒園児入場で卒園式は始まった。園児たちの歌の後に修了証書授与。うちの息子は0歳の4月から6年間、この同じ保育園に通い続けた。一時期、友達との間のトラブルもあって「行きたくない」と言っていた時期もあったが、概して楽しく通ってくれた。男の子は女の子に比べて弱いとよく言われるが、あまり休むことなく、6年もの長きに渡りよく頑張った。その間、もちろん親も通った。園長先生の祝辞の後、卒園児達は、歌や言葉で、友達に、先生達に、そして親達に感謝の気持ちを伝える。ご飯を作ってくれてありがとうとか、世話をしてくれてありがとう、そして産んでくれてありがとうと。普段は決して聞くことのない感謝の言葉である。そして「一年生になります」と。一人一人がみんなの前で将来の夢を語り、涙声になっている親と会話を交わす。感極まって声を出せない親も子も。親の何人かは、親の方こそ子に支えられていたと言っていたが、確かに僕らもそうだったかもしれない。先生達からも今度年長になる子供達からも歌の祝福を受け、最後にまた園児達は歌で返し、1時間ほどの式は終了となった。この年になり、歌などからは遠ざかっていたが、歌が秘める力というものを強烈に思い知らされた。保育園の卒園式など、土曜日でなければ行かなくてもいいかなどと思っていたが、決してそんなことはなかった。卒園児14名、全員が元気に参列し、14名全ての両親がまともな格好で参列し、先生達や友達との別れ、そして我が子の成長に涙を流した。
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Author:Glires
生物学者の端くれ

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