囲碁に打ち込んだ一ヶ月

 こども将棋大会出場後は、息子の棋力認定大会に向け、二人で囲碁を打ってきた。特に、囲碁教室で20級と言って19路盤で打たせてもらったら、それ以上の棋力があるようなことを言われ、その後はフルサイズの19路盤で練習を積んできた。コンピュータやオンライン対局も活用して。なぜか妙に高いところに打つので、一般的な打ち方を教えながら。一回言ってもそう簡単に分かってもらえるものではない。「普通はそんなところには打たない」と言っても何度も繰り返すので、ついつい腹が立ってしまうが、相手はまだまだ幼い。痛い目に遭わせながら、繰り返し教えるしかない。そんな感じでこの一ヶ月間は父と子二人でけっこう頑張った。18級で申請しているが、明日の棋力認定ではどうなるか。結果が楽しみである。

ニジマス釣り

 突然、息子が「釣りに行きたい」と言い出した。何に刺激を受けたのか。釣りは勘弁してもらいたいのだが、もし誰か教えてくれるならばと友人に声をかけてみると、川崎市になかなかいい管理釣り場があるようで、連れて行ってもらえることになった。しかも道具は全て用意してくれるとのこと。願っても無い機会である。娘はそんな釣れるのを待っているだけなんて嫌だと、息子と二人で出かけることに。早朝の電車に乗り、都内の駅前で待ち合わせ、そこから車で連れて行ってもらったのが麻生区王禅寺にある管理釣り場ベリーパーク。さっそくキャスティング、リールの扱いから教えてもらって、みんなで糸を垂らしてルアーを引いた。友人は釣れるかどうか、何週間も前から気にしてくれていたが、さあどうなるか。自然環境ではそう簡単には釣れないことはじゅうぶんに分かっているが、こういう所はどうなのか。そうこうしているうちに、息子の竿が引っ張られた。かかっている。魚だ。引け引け。そして息子はみごとニジマスを釣り上げた。なかなかのビギナーズラックである。写真を撮ってやろうと思ったが、情けないことに怖いと言って掴めないどころか触れもしない。さて、僕も負けてはいられないと、根気よく頑張った。何度も魚が食らい付いてきたがけっきょくは全て逃げられた。イチロー池からジロー池、そしてまたイチロー池と場所を変えたが、なかなか釣れない。3時間はあっという間に過ぎる。最後に友人の奥さんがもう一匹釣り上げ、今日の収穫はニジマス2匹。寂しかったような気もするが、ボウズよりはずっといい。しかも釣りをやりたがっていた息子が自分で釣り上げた。帰る前に弱ったニジマスを掴ませ、なんとか記念撮影。2匹は奥さんが味噌漬けにしてくれることに。僕らはまた車で送ってもらい、電車に乗って帰宅。昼飯を食べて、サッカーの練習までまだまだ時間はたっぷり。とても有意義な日曜日の午前中だった。
b20160619

宅配便の受け取り

 父に青梅を送ってくれるよう頼んでいたら、今日、息子が独り自宅にいる時に届いてしまったらしい。息子は就学したばかりだが、独り対応し、押印までして受け取ったという。そんなこと、教えたことはなかったが、親の行動でも観察していたのか。その成長ぶりには驚かされた。一方、中学生の娘は未だに呼び鈴がなっても無視である。安全面からそう教えてあったものの、いい加減、まともに対応して欲しい。いやいや、未だ光市母子殺害事件のようなことが起こる可能性がなくはないか。

息子がピアノを始めて一年

 息子にピアノを教え、バイエルの第1番をレコーディングしてから今日でちょうど1年になる。この1年間で59番まで進んだ。よく頑張ってくれたが、娘の時と比べると、練習に対する熱意と集中力はかなり劣る。やや早く始めさせたのだが。調べてみると娘は最初の1年間で94番まで進んでいた。そして1年4ヶ月で全106曲のレコーディングを完了している。この調子では2年で終わればいい方か。もうちょっと興味を持って取り組んでくれるよう、親として工夫が必要かもしれない。中学生の娘にも姉としての立場から協力してもらいたいのだが、全く役に立たない。
b20160614

これからの日本を担う皆さん

 息子の授業を初めて見に行った。国語でひらがなを覚えている。「ら」始まる言葉はという先生の問いに、挙手し、当てられて「らんちょんまっと」と答えていた。元気に、楽しく通っているようでなによりである。僕もずっと前、そんな授業を受けていたのだろう。想像しがたいことだが、かつて、いや世界的見れば今でも、学校教育を受けられなかった人は読み書きができない。息子の教科書の裏にはこう書かれている。「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています」と。

ホームステイ勉強会

 この夏、娘が学校の海外研修でニュージーランドに行くのだが、今日は娘と一緒にホームステイ勉強会なるものに参加してきた。実は僕自身、ホームステイというものは体験したことがないので非常にためになった。この年ではもはや行くことはないだろうが、娘は行くし、息子も行くかもしれないし、いずれは受け入れる可能性がなくもない。よく分かっていなかったが最も重要なことは、お客様ではなく家族の一員になるということ。ゆえに手伝いもしなければならない。いきなりはできないから今夜から自宅で手伝いするようにと。さすが中学校の先生、いいことを言う。娘にはすぐにでも実践してもらいたい。まずは第一印象が肝心とのこと。笑顔で握手するなど工夫したい。ハリウッド映画に出てくるような家庭を想像して勝手な理想を持ってはいけない、そして一緒に行く周りの友達のホストファミリーと自分の家族を比較してはいけない。異文化体験なので相手を尊重する必要がある。異文化を好きになる必要はないが、批判してはいけない。家庭の生活ルールの説明は分かるまで聞き返す。理解不足の愛想笑いに注意。日本人独特の無表情にも注意とのこと。送迎してくれたりしたら手を振るなどして感謝の気持ちを表現する。自室に閉じこもらず、宿題などはダイニングテーブルで、コミュニケーションを取りながら。日本の日常が話題にならないと思っている人が多いが、それを語るだけでもいい話題になる。現地でのその日の体験をホストファミリーにスムーズに伝えられるよう帰宅の際には少しでも準備をする。生徒の誤解、また生徒と日本にいる親が連絡を取ってトラブルになることが多いとのこと。2週間ばかり、異国にいる娘と全く連絡を取らない状況になるわけだ。それもまたいいかもしれない。

6年生のお姉さんと通学

 娘の時もそうだったが、小学校1年生最初の1ヶ月間は、6年生と一緒に通学する。息子を担当してくれているのは同じ建物内に住んでいる女の子。優しくしてもらっているようで、息子も6年生のお姉さんを慕い、楽しそうに通っている。僕の通勤路とかぶるので、時間を合わせて遠くから観察したりもする。きのうは手をつないで二人で歩いている様子を見てちょっとだけ驚いてしまった。

厄介な娘の扱い

 息子のピアノ練習は遅々としているもののバイエル54番まで進み、順調と言えば順調である。バイエルは先生との連弾曲もいくつか含まれていて、娘の時は先生の伴奏なしで演奏させ、録画してやっていたが、息子の時は娘にお願いし、姉と弟の連弾を撮ってやっている。娘は完全にピアノから離れてしまっているが、あれだけ頑張ったんだからせめてそのぐらいは練習して欲しいし、姉として弟の面倒も見てやって欲しい。しかし伴奏も難しくなるとやると約束していたのに拒否するし、そんなことより勉強をと言う妻の邪魔も入る。僕が伴奏してやれればいいのだが、残念ながらそれだけの腕前はない。娘に頼るほかない。娘の態度や妻の言動には腹が立つのだが、怒ってしまうと本当に先に進まない。息子もかわいそうである。しかたなく娘の機嫌を取ってなんとか練習してもらい、気長に取り組んできた。そしてようやく43番のレコーディングが終わり、1番から54番までつながった。この先、まだまだ連弾曲はある。中学生の女の子の扱いはかなり厄介である。

4 STEP問題集

 娘が数研出版の4 STEP問題集を使っているのを見つけてびっくりした。この問題集、まだあったのか。数学I、基礎解析、代数・幾何、微分・積分、確率・統計の5つ全てで4 STEP問題集が配られていたというか、学校から買わされていたというか。けっこういい問題集であるあることは誰もが認めてはいたものの、問題のある問題集でもあり、当時の僕らからすると厄介なものだった。それは解答が簡略化されすぎていて解説がついていないので、分からなければそれ以上勉強ができないからであった。ゆえにやる気も削がれた。あそこで頑張って取り組み、解けない問題があれば数学の得意な友人なり、先生に聞くなりすれば人生は大きく変わっていたかもしれない。でも、あれこそが教科書傍用問題集だったのである。実は、こんな噂もあった。「4 STEP問題集には教師用の秘密の解答集がある」と。それが噂に過ぎなかったか、本当の話だったのか分からないが、なんと娘は解答編なる冊子も持っていた。そこにはしっかりとした解説が書かれているではないか。

義務教育学校の入学式

 桜はなんとかもってくれたようだが、入学式はあいにくの雨降りだった。親子三人、傘をさして学校へ。ようやく第二子である息子も就学する。上と8年も離れており、比べるとほとんど赤ちゃんであったが、いつの間にか男の子らしくなり、今や僕の最高の遊び相手となっている。筋道を立てて物事を考えられるようにもなった。8年前の姉の時と同じ学校に通うような感じなのだが、敷地は隣にあった中学校と一緒になり、制度上は近隣複数校とも一緒になって校舎は完全に建て替えられ、僕らの頃とは雰囲気の違う、今風の学校である。学校教育法に基づき正確なことを言えば、小学校ではなく9年制の義務教育学校である。公立なのに毎日制服を来て通う。校門に置かれているであろう入学式の立て看板のところで写真を取らねばと、やや早めに行き、傘をさしながらだが親子三人で人生の記念すべき一枚に収まった。式は、広い体育館で、息子は遠くの方、しかもみんな制服なので、背が高いといえども見つけにくかった。担任は若い男の先生で、落ち着いていながら元気がありそうで、いい感じである。小学校の先生から受ける影響は人生において多大なものがあるだろう。この先生を信じて頑張って、楽しんで学校に通ってもらいたい。
b20160407

小児用電子マネー

 小学生になって残念なことは、まったくケチな話だが、電車に乗るのに乗車券を買わなければならないことである。これまで僕の定期券の範囲ならば親子二人で自由に遊びに行っていたが、同じことをすれば、わずかな金額ではあるが有料になる。SuicaかPASMOを買えば数円安くなると思われ、また、それ以上にカードを所有したいという息子の希望により、小児用りんかいMy Suicaを買うことにした。りんかいSuicaは普通のSuicaよりも水色っぽいデザインで、姉が使っている。僕の緑色のやPasmoと比べてみて、りんかいSuicaの方がいいという話になった。まあ、ちょっと珍しいから話の種にもなるかもしれない。チャージとデポジット、それぞれ500円で、合計1,000円。乗車用の電子マネーはPASMOなども含め、複数枚作らないようにと言われた。半額しか引かれないのだから。人生のうちの6年間、息子はこれでどんな旅をするのか。小さな旅だろうが、そんなことを考えるとわくわくする。

全児童放課後等対策事業

 いよいよ息子は今日から義務教育学校の児童となる。保育園には行けず、入学式はまだ先なので、学童保育となる。初日の今日は妻が連れて行った。うちの区ではなぜか学童保育とは呼ばない。放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的に運営する全児童放課後等対策事業とのことだが、何が違うのかよく分からない。全児童と言うからには、片親が働いていない場合でも利用できるということか。娘は、バドミントンをやったり囲碁をやったりけっこう楽しんでいた。新しい環境に早く馴染んでたくさん友達を作り、元気に学校に通うようになってくれることを祈るばかりである。

満開のユキヤナギ

 息子と手をつないで保育園に通う。毎朝続けてきたこんなことも残りあと数日である。今、家の前のユキヤナギがきれいに咲いている。この光景を残しておかねばと、きのうはわざわざ三脚を持ち出し、ユキヤナギの前で楽しそうに二人で手をつないで歩いている写真をセルフタイマーで撮った。なかなかいい写真が撮れたのでFacebookに載せたら多くの友人が反応してくれ、特にユキヤナギが好きな友人はコメントを書き込んでくれた。写真が残っていなければ、息子は、こうやって保育園に通ったことなどきれいさっぱり忘れてしまうことだろう。息子の保育園6年間の最後を飾る記念の一枚となった。
b20160330

毎日算数数問

 未就学児ながら余りのある割り算まで理解し、それを豪語している息子だが、残念ながら天才という雰囲気は全くない。算数や数学を得意でいられるには、それなりの努力を継続しなければならない。小学校2年生や3年生の問題集を解かせているが、難しい文章題などになると解けずに怒り出してしまう。そうなったらもう全く考えられないから、それ以上解けなくなってしまう。難しい問題に対して興味を持って、落ち着いてじっくり取り組むようになって欲しいのだが、そう望むのはまだ早いか。とにかく最近は、毎日少しでもいいから算数の問題を解くようにさせている。欠かさずに。息子もかろうじて応じてくれている。少しずつでも続けてくれていれば、いつかそうなってはくれないかと期待して。

みんなともだち

 卒園式の後、例年、謝恩会が開催されるそうで、今年もお母さん達が準備に奔走してくれた。しかし謝恩会とは名ばかり、その実態は親達のお別れ会である。区の取り決めか何かで、保育士はそのような接待を受けてはならないらしく、招待されても辞退するのが慣わしとのことである。まったく馬鹿げた話だ。保育士の処遇改善が叫ばれている中、辞退すべきはそういうことを決めているお偉いさん方だろう。勘違いも甚だしい。さて、それはともかく、足元の悪い中、ほぼ全ての家族が集まった。みんな同じ小学校に上がるわけではないので、4月からお別れとなる家族も多い。実はこの謝恩会の最後に締めの挨拶をと前日に頼まれていた。嫌だが、そう頼まれたら断れるものでもない。光栄なことだし、いい機会でもある。何を話せばいいのかずっと考えていたが、式に参列して、おぼろげながら話の流れはまとまってきた。保育士体験でみんなの様子を見られたことから、自分が幼稚園を卒業する頃に遡って当時と今を比較し、僕自身が東京への引っ越しと親の意向で幼稚園を卒園できなかったこと、当時の友達との交流がまったくないこと、それに比べ14人はみんな元気でこんなに感動的な卒園を迎えられたこと、共働き家族としての苦労を共有した14家族はこれからもずっと友達でいられるはずなどなど。こんなことを、卒園式で初めて聞いた、保母資格とその経験を持つという中川ひろたかの『みんなともだち』という歌とからめて話した。基本的に僕は歌は嫌いないのだが、この歌は強烈に僕の心を打ったようで、この時ばかりは歌が歌えたらどんなに良かったかと人生で初めて思ったくらいである。謝恩会ではかなり酔ってしまい、やや緊張しながら、マイクなしのスピーチで大声を出していると、なんか呼吸ができない。それでも一生懸命、心を込めて話したら、帰り際には、感動したとか、じいんとしたとか、いい人選だったと言ってもらえ、僕の思いはうまく伝えられたようだ。しかしながら、酔って息もせずに話し続けたことは僕の体に相当なダメージを与えたようで、自宅に帰ると数時間、寝込んでしまうほとだった。

息子の卒園式

 あいにくの雨。天気が良ければあちこちで写真を撮りたかったのだが、親子3人傘をさして保育園に行くと、僕らが一番乗りだった。集合写真を撮り、10時前、予定よりも少し早く卒園児入場で卒園式は始まった。園児たちの歌の後に修了証書授与。うちの息子は0歳の4月から6年間、この同じ保育園に通い続けた。一時期、友達との間のトラブルもあって「行きたくない」と言っていた時期もあったが、概して楽しく通ってくれた。男の子は女の子に比べて弱いとよく言われるが、あまり休むことなく、6年もの長きに渡りよく頑張った。その間、もちろん親も通った。園長先生の祝辞の後、卒園児達は、歌や言葉で、友達に、先生達に、そして親達に感謝の気持ちを伝える。ご飯を作ってくれてありがとうとか、世話をしてくれてありがとう、そして産んでくれてありがとうと。普段は決して聞くことのない感謝の言葉である。そして「一年生になります」と。一人一人がみんなの前で将来の夢を語り、涙声になっている親と会話を交わす。感極まって声を出せない親も子も。親の何人かは、親の方こそ子に支えられていたと言っていたが、確かに僕らもそうだったかもしれない。先生達からも今度年長になる子供達からも歌の祝福を受け、最後にまた園児達は歌で返し、1時間ほどの式は終了となった。この年になり、歌などからは遠ざかっていたが、歌が秘める力というものを強烈に思い知らされた。保育園の卒園式など、土曜日でなければ行かなくてもいいかなどと思っていたが、決してそんなことはなかった。卒園児14名、全員が元気に参列し、14名全ての両親がまともな格好で参列し、先生達や友達との別れ、そして我が子の成長に涙を流した。

保育園の先生にメッセージ

 先日は息子にお世話になった担任の先生二人宛のメッセージを書かせたが、今日は僕もその裏に、ちょっとばかりのメッセージを書き込んだ。幼稚園とは違い、保育園の先生とは子供だけでなく親子揃って先生達との関わりが大きい。僕自身は幼稚園を途中でやめてしまっていることも相まって記憶がほとんどないのだが、うちの家族からの保育園の先生達とのつながりは強かったから、向こうからこちら側へのつながりもそう弱くはないと思う。これからも息子には逞しく成長してもらって、いずれ元気な姿を見せに行かねばと思っている。

毎日ピアノの練習

 今では全く弾かなくなってしまったが、娘は毎日欠かすことなくピアノの練習をしていた。息子にも同じようにやらせたいと思っているのだが、娘ほど熱心に取り組んでくれない。とは言え、嫌だと言いつつも、少しの時間ではあるがほぼ毎日練習を続け、バイエル50番辺りまでだどりついた。就学前に半分の53番までと思っているのだが厳しいだろうか。調べてみると娘の方はこの時期に77番辺りをやっていたから遅れをとっていることは確かだ。しかし、諦めることなくこつこつと続けさせなければ。娘の時のように自ら一生懸命取り組んでくれるよういかに興味を持たせるかが今後の課題である。

日本語のをとお

 一昨日のことになるが、息子が保育園の先生達にメッセージを書くのを手伝った。その「お」は「お」じゃなくて「を」だよと言っても、息子は強硬にここは「を」じゃなくて「お」だと言い張る。こいつ、分かっていないんだ。確かにそんなこと、誰も教えない。小学生になってからだろうか、しっかり教育されるのは。小学校三年生にもなってこの区別ができていない友達がいたが、大人にとっては何の疑問も持たない日本語の常識である。「を」と書くべきところを「お」と書かれると、普段、そんな日本語にはめったにお目にかからないから非常に違和感を感じるが、これで通じないことはない。じゃあ「お」にするかと、先生宛のメッセージは息子の主張する通り「お」にした。この日のことお生涯忘れないためにも。

一度限りの保育士体験

 うちの区の区立保育園では保育士体験という制度がある。最近は保育園や保育士に言いたい放題文句を言う、将来モンスターペアレントになりかねないような親も多いので、保育士のたいへんさを分かってもらうというのが目的の一つだと聞いていた。保育士のたいへんさなど体験するまでもなくよく分かっている。そんなことを、そして仕事を休んでまでわざわざやりたくはない。我が子ならまだしも、他の子の相手もするとなると、子供に慣れていないとできるものではない。娘の時も含め、ずっと避けて通ってきたのだが、年長になって息子はやってくれとせがむようになった。それでも拒否し続けてきたが、ついに折れ、12月にやろうと思ったら頸肩腕症候群になってしまい、断念せざるを得なくなった。もう卒園が近い。ならば卒園式の週にと打診すると、14日と指定され、人生初めての、そしておそらくは二度とないであろう保育士としての一日を過ごした。今日は他園とのドッジボール交流試合が予定されていたがあいにくの雨。良かったのか、悪かったのか、屋内での活動に限られた。朝、保育園児は登園時間がそろっていないので、各自が好きな遊びを楽しんでいる。まず、男の子にオセロを挑まれた。そう簡単に負けるわけには行かぬと真剣に取り組んでいたら大人気なく勝ってしまった。次に女の子にトランプのスピードを挑まれた。そんなの小学生以来かもしれない。相手はけっこう強いのでこっちも本気で戦っていたら僕の方が数枚早くなくなった。こんな感じで子供達が気軽に声をかけてくれるのだが、みんなにできるだけ公平に相手をしてあげるのは難しい。インフルエンザがはやったりしていたが、今はみんな元気になって、うちの息子を含め年長14人全員がそろった。そして担任の先生が前に立ち、僕が先生として紹介され、みんなからの質問を受けることになる。まずは担任の先生からで、うちの子が生まれた時の状況を話してくれというもの。これはお決まりの質問らしい。同じ状況をうちの妻も話しているわけで、母親、父親という違った観点からの話がいつも興味深いらしい。なるほど、僕はその点、楽しめなかったのが残念ではあるが。そして子供達から次々と質問が投げつけられる。自分の持ち味を出せるよう、また未就学児にも分かってもらえるよう頑張って答えた。午前中はお絵描きの時間があり、子供達によって緻密さや、熱心さがかなり違って驚かされる。以前の学校生活なら、極端に外れている子は軌道修正されるだろうが、まあここは保育園なので先生としては様子見である。そして楽しみにしていた給食。自分たちで食べ物を器によそう姿を見て驚かされた。家でもやらせねば。その後は意外にも1時間の休憩と言われて園を追い出された。普段は、昼食の時間が昼休みだが、ここでは給食を食べる時間も先生たちにとっては勤務時間なので、それとは別に1時間休めるわけだ。僕は図書館に行っていい気分転換ができた。年中までの子供達はお昼寝の時間である。午後にはおやつがあって、午後4時になるとちらほらとお迎えの親達がやって来る。体を張って子供達と遊んでいると、午後5時にみんなの前でこの経験を今後の子育てに役立ててと修了証をもらい、保育士体験終了。最近やったお父さん達から意外と楽と聞いていたが、恐れていただけに確かに楽だった。お客様扱いされていたような感じもあるので、もっとびしびし使ってもらえればとも思ったが、おかげさまで楽しい一日を送ることができ、息子の願いにも応えてやることができた。体験中は、公平を心がけて我が子にはあまり接しなかったが、最後は話しながら親子二人で家まで歩いて帰ってきた。

妻の空間図形アレルギー

 娘は僕よりも妻の方が聞きやすいようで、また、妻は頑張って娘に聞かれた問題を解いてやっている。そして妻の手に負えそうにないものだけが僕のところに回ってくる。最近、空間図形の勉強を始めたようだが「空間図形は分からないからパパに聞いて」と、問題も見ずに振られてきた。今まであれだけ相手をしてやっていたのに、単元が空間図形になったらその言葉だけで見向きもしないとは驚きだ。空間とか言いつつも、中学生の数学なんだからけっきょく2次元空間に帰着させて解くだけだろう。そう思いつつも、なかなか手強い。娘も勉強を積み重ねて賢くなってきたから、奴の解けなかった問題というのは、そう単純なものではない。解けなくたっていい。楽しそうに解いている姿だけでも見せていればいい。そう気楽に考え試行錯誤を続けていると、なんとか答えは出た。合っているかどうかは分からないが。

帰国便の出発時刻を暗記

 映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』を見たのは1ヶ月ほど前のことである。今思い返してもなかなかいい映画だった。息子は面白くなかったと言っていたが、今日になて、とんでもないことをしゃべり始めた。映画の中でブラジルから来た女の子、インドから来た男の子、香港から来た女の子、アメリカから来た男の子、イタリアから来た男の子、ハワイから来た男の子が登場し、清水に滞在する。そして最後は彼らが自分たちの国へ帰って行くのだが、帰国便の出発時刻を語り始めたのである。息子によると、ブラジルは午前8時15分、インドは11時、香港は午後1時20分、アメリカが3時15分、イタリアが6時、そして最後にハワイが午後8時15分。ヒデじいがこれらの時刻を淡々と伝えているのだが、僕も中学生の娘も、そんな情報は聞き流している。一方で保育園時の息子は、つまらないと言いながらもこんな数値が頭に残るのか。そもそもこれらの時刻は正しいのか。インターネットで検索せしてもそんな情報は見つかりそうにない。いずれテレビで放映されるだろう。その時に判明する。息子がいい加減なことを言っていたのか、そうでなかったのかが。

就学前の目標達成

 少し厳しくし過ぎたか、息子は水泳嫌いになってしまった。幼い頃は楽しくプールに行って遊んでいたが、今は誘えば強烈に反発する。月に2回程度、日曜日に習ってもいるのだが、前日の土曜日になると「やめる」と言い始め、憂鬱らしい。息継ぎの練習が辛かったためか。かわいそうにも思うが、水泳ぐらいある程度はできるようになってもらわないと困るし、そうでないと泳ぐ楽しみも分からない。「よし、25 m泳げるようになったらやめていい」と約束したら、意外にもすぐに25 m完泳されてしまった。めちゃくちゃな泳ぎ方ではあるが。4月に7 m、6月に9 m、7月に10 m、8月に11 mという感じで、プールの半分まで泳がせるのに苦労していたが、1月に入って14 mに達すると、その先はあっという間だった。親子の約束を守るならば希望通りやめさせてやるべきなのだが、果たしてあの泳ぎ方で完泳と言っていいのか。とにかく、就学前の目標25 mは父と息子の苦労あって達せられ、我が子は胸を張って帰宅した。

冬のニュージーランドへ

 娘が参加を希望していた海外研修、ホームステイの抽選があった。学校の行事で、例年同様希望者多数のため、くじ引きになったわけである。帰宅して結果を聞いてみると、当たったとのこと。行き先はイギリス、カナダ、ニュージーランドから選ぶのだが、夏休みだからイギリス、カナダは夏なのに対し、ニュージーランドは冬である。冬というのが引っかかるが、向こうの学校が休みでなく、生徒間の交流がしっかりできるという利点もあるようだ。それに冬というよりはむしろ早春と言ったほうが適切かもしれない。とはいえ、応募はイギリスかカナダに集中するだろう。学年が上の子の方が優先されるらしいから、少しでも当選確率を上げるにはニュージーランドを選ぶことである。これが僕が出した結論で、娘も同意。けっきょくニュージーランドならばほんの数人しか落選しなかったとのこと。応募が偏ったことがうちの娘には幸いした。両親が初めて訪れた異国の地ニュージーランド。新婚旅行の地である。あの旅行を境に僕の世界観は大きく変わった。あまりに大きな衝撃を受け、英語を勉強する態度も激変した。娘にとってもいい体験になるはずである。

敗北感を味わされた娘の試験結果

 娘には常々、学年で上位10%以内を目指せと言ってきたのだが、先日の試験でその目標をクリアされてしまった。まあ、一回だけで、まぐれかもしれないし、たまたま勉強したところが問われたに過ぎないかもしれず、今後どうなるかも分からないのだが。妻から勉強するよういつも言われ、だらだらと勉強し、勉強を言い訳にして他のことをやらない態度が僕にとっては気にくわず、なんとかしたい一方で、かつての僕と比較したらこいつの方が理解は進んでおり、確実にいい成績を取って勝てないだろうなという敗北感もある。あまり頭が良さそうにも見えないのだが、やるべきことをやり、結果を出している。とにかく、うるさい妻の存在もあるので、遠くの方から様子を見る感じで娘の勉強に対する今後の対策を練ることにする。

息子のランドセルを買いに

 息子の入学する学校がようやく決まり、ランドセルを用意する気になってきた。娘の時にそうしたように、家族揃って横浜のデパートに買いに行くことに。ランドセル売り場はどこかと探しているとびっくり。8年前とは違い、ほんの一角しかない。娘の時は正月明けに買ったのだが、広いスペースに多くのランドセルが並べられていた。今やランドセルが売れるピークはかなり早まってお盆の頃だという。そうは聞いていたが、その実態を目の当たりにし、かつての状況と比較してしまうとこれまた驚きは大きい。残念ながら選択肢は少なかったが、本人も親も満足できるランドセルを買うことができた。子供のランドセルを選ぶ。こいつもついに就学かという親にとっては特別な思いがある。しかし息子の通う義務教育学校では5年生から別な鞄になってしまうので、せっかく買っても4年間しか使わない運命だ。

海外研修募集説明会

 娘の学校で夏休みに海外研修というホームステイのイベントがある。参加希望者はまず保護者同伴で説明会に出なければならないということで娘と参加したのだが、一連の説明を聞くだけでもとても興味深く、有意義な時間だった。英語圏の国へのホームステイというと語学力の向上ということで多くの親が興味を持ち、半ば強制的に子供達を海外研修に参加されるらしい。説明会の一つの目的は、この誤解を解くためであり、確かに保護者に参加してもらう必要がある。僕もそんな感じぐらいにしか捉えていなかったのだが、校長、担当者、旅行会社の方々の話や、これまでの実績を聴き、目から鱗が落ちるような思いだった。娘も英語が喋れるようになるようにと興味を持ったはずだが、2週間程度のホームステイで何が変わるだろう。異文化に対する理解と外国語でのコミュニケーションを体験し、中学生ならではの国際感覚を身につけて帰国してもらえればそれでいい。毎年応募者は多く、上の学年が優先で抽選になるという。行けるかどうかは分からないが楽しみだ。少なくとも、そんなことに参加したいと言う子に育ってくれたことは嬉しい。確か僕が中学生の頃にもそんな話はあったが、無関心だった。今から思い返すと不思議だが、僕はそんな面白くない中学生だった。

新設される義務教育学校

 学校教育法によると、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校のことを学校と呼んでいるらしい。中等教育学校というのが聞きなれないが、要は中高一貫校で中学校と高等学校に分かれていない学校だ。僕が中学生、高校生だった頃の学校教育法には規定されていなかったようだし、実際に少ないようだから耳にしないのも無理はない。この法律が昨年、また改正され、今度は義務教育学校というのが加わった。うちの区では10年も前から施設一体型で小中一貫教育を行っているが、それが認められたような形だろうか。関係者はさぞ嬉しいことだろう。この教育形態の是非はともかく、うちの息子はこの新たに設置される区立の義務教育学校に入学することになる。なんか嫌々ながら9年間勉強されるような雰囲気を持つ名称だ。従来の小学校と比べ問題点もあるにせよ、利点が多いはずと期待したい。「小学校入学ですね」と言われたら、「いやいやうちの子は義務教育学校に入るんです」とひねくれて応えてみよう。

今頃になって小学校決定

 今日になってようやく息子の通う小学校が決まった。辞退者が多かったようで、けっきょくは希望する最寄りの小学校への入学が決まった。そんなことを言うとお受験かと思われるのだが、うちは小学校で私立に行かせる気などはない。全国に先駆けて区立小学校を選べるようにした区なのだが、当然、人気校と不人気校の差が出る。学区の縛りはやや残っていて住所により優先順位がある。近いのにうちのすぐそばを学区の境界線が走っている。兄弟が通っていると優先順位が上がるのだが、うちの上の子は中学で私立に出てしまったのでさらに可能性は低い。最寄り校に行けないかもしれないという状況だった。低学年の頃は迎えに行ってやらなければならないから、共働き夫婦にとっては駅からの距離も重要である。そんな感じだったが、とにかく上の子が通っていた同じ学校に入ることになった。実は、奴が0歳の頃からの心配事だった。

両投げ用グローブ

 息子にグローブを買ってやったので、今度は自分のグローブを買うことに。最初はオンラインで探したが、写真を見ただけではよく分からないなので、また専門店に足を運んだ。よくある安く売られているグローブは合成皮革らしい。手のひらが汗でべとべとするのは嫌なので、とにかく内側は天然皮革がいいと思っていたが、外側が合成皮革だと、直射日光が当たってぼろぼろになってしまうのだという。本物の皮のグローブなら修繕もできるし、20年でも30年でも使えるようだ。なるほど。それから、僕は20代で右肩の手術をしていて、調子がいいとはいえやや心配なところもある。この前の頸肩腕症候群のこともあり、左右両投げ用のグローブもないかと聞いてみたらちゃんとあった。説明してくれた店員さんも五十肩で右で投げられなくなり、子供達に教えるときは左を使うとか言っており、おじさん達にはよくある話らしい。表裏共にステアハイドでやや高いがこれにしよう。死ぬまで使えるはず。息子の豚皮に比べれば確かに硬いので、使い慣らす必要がありそうだ。さっそく親子そろってグローブをはめて軟球でキャッチボールをしてみた。
b20160110
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